壮大な詐欺:新生への希望 元カナダ国防大臣ポール・ヘルヤー DISCLOSURE PROJECT | Ghost Riponの屋形(やかた)

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「私に一国の通貨発行権と管理権を与えよ。そうすれば、誰が法律を作ろうと、そんなことはどうでも良い」 マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド

非常に長いが、必読の部類かと思います。
アンダーラインと、強調を追加。緑色で簡単に補足。


Disclosure Project Briefing Document
tentative Japanese version

公開プロジェクトの摘要書
http://www.peopleknow.org/ds08pro/

壮大な詐欺:新生への希望
元カナダ国防大臣、枢密顧問官ポール・ヘルヤー閣下による
国際UFO 会議に向けた演説草稿
2011 年2 月26 日(土)
http://www.peopleknow.org/ds08pro/CSETIArticle1.pdf#page=34
世界の金融システムは完全な詐欺である。それは友人、隣人から金を騙し取ったバーニー・マドフ同然の壮大なネズミ講(Ponzi scheme)であり、幾世代にもわたり搾取してきた被害者の数を合算するならば、その数千倍も悪辣である。
これら二つの詐欺の主な相違点は、マドフが法律に違反していたのに対して、国際銀行カルテルは代々の国王、大統領、首相たちを説得し、自分たちの窃盗行為に法的保護を与えるようにしてきたことだ
銀行ネズミ講は驚くほど単純である。彼らは複数の個人または団体に同じ金を同時に貸し、その利息を各々から回収する。しかし銀行が実際に貸すのは彼らの信用(credit)(存在しないお金:信用創造)であり、その恩恵の対価として取り戻すのが、利息付きで返済しなければならない借金(debt)(実在する紙幣貨幣、土地建物の担保)である。
彼らが同じ金を貸す回数をレバレッジ(leverage)と呼ぶ。その起源はきわめて古いが、ここでは英国ロンドン、ロンバード街の金匠(goldsmiths)のことから始めれば十分である。彼らは金貨を預かり、いつでも換金できる証文を発行した。彼らは、より高い金利で顧客に金を貸し出せることを条件に、預金者には名目だけの利息を払った。間もなく彼らは、金庫室に保有する以上の金を貸し出せることを知った。というのは、金銀を受け戻しに来る預金者は常にごく少数だったからである。それは一種の詐欺であり、違法なことだった。違法ではあったが、彼らは長い間うまく処罰を免れた。そしてこの違法行為は、ウィリアム国王が戦費調達のためにイングランド銀行の設立を許可したとき、合法化されたのである。金持ちたちは銀行を設立するために金銀120 万ポンドを出資し、これが利率8 パーセントで政府に貸し付けられた。

ウィリアム国王は謝意を示すために、イングランド銀行が120 万ポンドの銀行券を刷り、それを高利率で貸し出すことを許可した。こうして実質的に、イングランド銀行は同じ金を2 回 -すなわち政府に1 回、人々に1 回 - 貸すことを許可されたのである
銀行の強欲と政治家たちの共謀により、この比率は長い年月の間に著しく上昇した。20 世紀初頭、米国の国法銀行は25 パーセントの金準備(gold reserves)を保持することを義務づけられた。これは、彼らが同じ金を4 回貸し出せたことを意味する。私はカナダの銀行が8 パーセントの現金準備(cash reserve)を維持するよう義務づけられたことを覚えているが、これは彼らが同じ金を12.5 回貸し出せたことを意味する
ミルトン・フリードマンが現金準備100 パーセントの支持者から対極的な0 パーセント支持者へと突然理不尽な転向を遂げ、世界中の主要中央銀行が彼のアイデアを1974 年に採用したお陰で、今日その倍数は著しく上昇した - 時として20 対1 またはそれ以上に。銀行は、現金を求めて来店する少数の顧客のために、当座の必要を満たすだけの現金しか保有しない。だから、事実上それは完全な詐欺なのだ
銀行システムは次のように機能する。あなたは新車を買うために35,000 ドルを借りたいとする。そして行きつけの銀行を訪れ、ローンを申し込む。銀行員はあなたに担保を求める - 何かの株券、債券、住宅または別荘への2 番抵当、もしこれらのどれも提供できない場合には裕福な友人または親戚の連帯保証人。この担保要件が満たされると、あなたは同意した利率の元本借用証書に署名することを求められる。
書類上の手続きが完了し証書に署名がなされると、銀行員は銀行のコンピュータに記帳する。
すると直ちに、その車を買うために使える35,000 ドルの貸付金があなたの口座に現れる。重要な点は、数秒前にその金は存在しなかったということだ。言ってみれば、金は何もないところから創り出されたのである。(信用創造)
銀行方程式は複式簿記の一種である。あなたの借用証書は銀行の帳簿上で資産となり、あなたの口座に払い込まれた新しい金は債務となる。銀行の利益は、仮にあなたが口座に持つ金を直ぐに使ってしまわないとした場合にあなたに支払われる申し訳程度の低金利と、あなたが借用証書に対して支払うべきはるかに高い金利との差から生じる - 専門用語ではこれを “スプレッド(spread)” と呼ぶ(スプレッド、金利差=銀行のもうけ)
しかし、いずれあなたは元本と利息を返済して借金を精算しなければならない。あなただけではない、銀行から “金(money)” を借りた者は誰でもそうである - これには政府も含まれる。
ところで、政府は紙幣の発行権を持つ(元々信用はあるので、国債=借金証書を発行するか、通貨を直接発行するかの差。国債を発行する場合は、利息を払う必要がある)が、無責任にもその権利を民間銀行のあるエリート集団に渡してしまった。返済不履行者は、誰であろうと大変なことになる。個人の場合、担保資産を銀行に差し押さえられる。返済不履行の危機に陥った政府は、国際通貨基金(International Monetary Fund=IMF)から借金することを余儀なくされる。そうなると次には国際通貨基金が、公共サービスの縮小、国際ハゲタカファンドへの公有資産の売却を含め、政府に政策を指図することになる(緊縮財政の罠&国有資産の叩き売り民営化、途上国には、エコノミックヒットマン

現実には、こうして銀行が世界を一つの同質な質屋(pawn shop)に変えてしまったのである
あなたは株券、債券、住宅、会社、裕福な義母、または国家を質に入れる。そして銀行は、その担保価値にもとづいてあなたにローンを貸し付ける。
すべての金が借金として創出される世界システムというものは、進行中の終わりなき大災害である。それはまるで、銀行が借金を目一杯注入して膨らました巨大な風船である。その風船はますます膨張し続け、借金の重さを支えきれなくなる。するとそれは、ピンを突き刺した風船のようになる。世界システムは崩壊し、数千人、時には数百万人の罪なき人々が彼らの仕事、家、農地、会社を失なう。
高校生ならほぼ誰でも、借金の創出に基礎を置くどんな通貨制度も完全に狂気の沙汰であることを理解できるはずだ。数学的には、世界が負う借金総額は常に無限大に向かう傾向を持つ -無限大の借金を返済できる方法はない。それを返済できる実際の金(法定通貨)は存在しない
そして成長が現金(cash)に依存する実体経済は、信用通貨(credit money)の供給が枯渇すると必ず減速する。
当然のことながら、米国においては1890 年以来25 回の不況や恐慌が起きてきた。1930 年代の大恐慌および目下進行中の大不況を含む幾つかのケースでは、破滅的状況の引き金を引いた少数のインサイダーが、株価暴落を予期しそれに備えていたことを示す証拠がある
大恐慌の後、ペコラ委員会報告書の名前で広く知られるようになった米国上院銀行・通貨委員会による調査報告書は、この崩壊から利益を得たインサイダーがいたことを指摘した。 “合法的なごまかしと漆黒の暗闇が銀行家の最強の味方だった” 、ペコラは回顧録にそう書いた。同様の主張は、2007 年から2008 年にかけて起きた株価暴落に関するチャールズ・ファーガソンの告発ドキュメンタリー “インサイド・ジョブ(Inside Job)” の中でも明白だった。これらの報告および他の歴史的証拠は、ウォール街の大部分が芯まで腐っていることを確実に立証している。ウォール街は、米国と世界の経済にとり、巨大な重荷になった。
最近の株価暴落から受けた巻き添え被害は甚大である。米国労働統計局の推定では、米国だけでも840 万人の仕事が失なわれた。ほとんどの国々も、同様の劇的な損失を被った。世界中の資産価値下落は20 兆米ドルと見積もられているが、その犯人の誰一人として刑務所に入っていない。この破滅的現象に多少なりとも荷担したあらゆる個人、あらゆる組織を相手取り、少なくとも10 兆ドルの集団訴訟を起こす者がいても当然だったとあなたは思うだろう。
そもそも、これほど市場操作に脆弱なシステムが成立したことは驚くべきことである。その発生は偶然ではなかった。それはアダム・スミスの神の見えざる手に導かれたものではなかった。
それどころか、1 世紀半以上もの間、このシステムはロスチャイルド家およびその同盟者たちの辛うじて見える手により、画策されたのである。そして第二次大戦以後はロックフェラー家である。この二つの支配者層は力を合わせ、ビルダーバーグ会議が構築した秘密の覆いに保護されて、多くの領域に影響を及ぼした

長期にわたる銀行カルテルの影響は、計り知れない。彼らが起こした最大のクーデターが、米国における連邦準備制度の設立だった。ニューヨークの大銀行は、真の競争という考えを心から嫌った。そして少人数のグループが、ジョージア州沖合のジキル島にあったJ・P・モルガンの個人別荘に集まり、秘密の会合を持った。ポール・M・ワーバーグが考案し、その後議会で承認された彼らの計画とは、公益の保護と促進に名を借りて少数者の利益のために運用される、米国通貨供給の合法的な私的独占だった。(連邦準備制度確立:FRB所有のお話、日本だと日銀)
国際銀行家たちは法案を起草し、それを改正し、名前を変え、ほんの少しうわべだけの妥協をして、大勢の下院議員たちが然るべき注意を払う代わりに金平糖の妖精たちの夢を見たに違いないクリスマス直前の議会で承認されるようにした。そのようなことができたのは、彼らの手腕のたまものである。チャールズ・リンドバーグ卿だけが、進行しているものごとの本質を理解していたように思える。
はっきり言えば、議会は金(money)を創出するという、憲法で規定された至上の権利を、民間銀行グループの単独監護権へと委譲してしまったのである。その強奪の規模は世界史に前例がない - 現在その額は兆の桁の後半である
法案の通過後間もなく、悲劇の大きさが認識され始めた。民主党の院内幹事を務めたウィリアム・ジェニングス・ブライアンは、後日こう語った: “私の長い政治家人生において心底から後悔している一つのことは、銀行および通貨法(1913 年連邦準備法)の立法化に自分が関与したことだ” 連邦準備法が通過してちょうど3 年後、ウッドロー・ウィルソン大統領はこう書いた: “偉大な産業国家がその信用システムにより管理されている。我が国の信用システムは(連邦準備制度に)集中している。その結果、国家の成長および我々の活動のすべてが、少数の人間の手中にある...文明世界の中で我々は、最悪の統治が行なわれ、最も完璧に管理され支配される国の一つになった” しかし、この法案が撤回されることはなかった:ほぼ100 年を経ても、この裏切り行為は法律のままである。人民の代表たちは、彼らの給料を稼ぐために一体何をしてきたのか。
このごまかしを最初に始めた人々は、とても先見の明があった。将来の政府が自分たちから金を借りなければならなくなったとき、政府には債券利息を払うための一定の収入源が必要であることを彼らはよく理解していた。そこで彼らは政府に対して、債券保有者に対する債務の支払いが可能になるように、初めは臨時的措置として、後には恒久的なものとして、所得税の導入を促したのである。米国における2005 会計年度の個人所得税総額は9,270 億ドルだったが、そのうちの3,520 億ドルすなわち38 パーセントは、連邦政府負債の利息払いだけのために必要だった。現在その比率はもっと高いと思われる(米国債の利息払い35兆円、所得税導入の経緯)
悪徳銀行家たち - 彼らはしばしばそう呼ばれるが - は次に、独立系の新聞がこのごまかしに気付いたに違いないと思い込んだ。1917 年2 月9 日の連邦議会議事録の中に、オスカー・カラウェーが次のように記載されている。


“1915 年3 月、鉄鋼、造船、火薬業界の財閥であるJ・P・モルガン財閥およびその下部組織が、新聞界の上層部12 名を集め、彼らを使って米国内で最も影響力のある新聞、さらにその中から国内日刊紙の方針をおおむね管理下に置くために十分な数の新聞を選ばせた...彼らは、最大手25 紙の管理権を買収するだけでよいことを発見した。その25 紙とすることが決められた;これらの新聞の国内的、国際的な方針を買収するために、密使が送り込まれた;...軍備、軍事主義、金融政策といった重要問題、および買収者たちにとり死活的利害を持つと考えられる他の国内的、国際的な事柄に関する情報を適切に監視し編集するため、また、仕える財閥の願望に対抗するあらゆるものを抑圧するために、各々の新聞に1 人の編集者が配置された”20 世紀の終わりと21 世紀初め、ビルダーバーグ会議が彼らの利害を保護するために、モルガン財閥の先例を手本にした可能性が示唆されている。それを証明することは不可能である。なぜならば、会議のメンバーは秘密厳守を誓っており、報道機関もその会合については報道しようとしないからである。悪徳銀行家たちの最も直接的な受益権に関わる三つの主題、すなわち通貨制度、グローバリゼーションの負の側面、地球外生命体の存在および工学技術(とりわけ石油株の価値に影響を与えるクリーンなエネルギー源)についての数十年にわたる隠蔽が、主流報道機関により疫病の如く忌避されている三つの主題であることは、単なる偶然だろうか?
私は、国際銀行システムの背後にいる輩を悪人とまで言うつもりはない。彼らの思想は彼らのみが知るものだからだ。しかし、後にスタンプ男爵となった元イングランド銀行総裁のジョサイア卿が、めったに知ることのない真実を我々に垣間見せてくれた。
銀行業は不正行為の中で孕まれ、罪の中に生まれた。銀行家が地球を所有している。彼らから地球を取り上げても、金を創り出す力を彼らに残すなら、ペンを軽く走らせるだけで彼らは再びそれを買い戻すのに十分な金を創り出すだろう。しかし金を創り出す力を彼らから取り上げるなら、私が持つような巨大な富はすべて消え失せる。銀行家は消えるのがよい。その方が世界はもっと幸福で住みやすくなるからだ。だがもし、あなたが銀行家の奴隷のままでいて、奴隷でいることの代償を払うことを望むなら、彼らに金を創り続けさせよ”2007 年から2008 年にかけて起きた最近の株価暴落の中で、FED(連邦準備制度)はネズミ講ピラミッドが完全に崩壊するのを防ぐために、素早く行動した。FED は、銀行および銀行に多額の借金をしている少数の業界を救済するために、数兆ドルの金を刷った
銀行を救うために、納税者の金はそれほど乱暴に価値を希薄化させられた。しかしその彼らのために、FED は何をしたのか? 何もしなかった! 納税者は自力で何とかするように放置された。数百万人の人々が、彼らの管理外にある事情により、仕事、農地、住宅、希望、そして尊厳を失なった。納税者は銀行を救済したが、その見返りは何もなかった。
救済に素早く取り組んだ政府についても、同じことが言える。株価暴落の結果、政府の歳入は減り、赤字の増加とともに必要不可欠な公共サービスの縮小に着手することを余儀なくされた。
FED(連邦準備制度)は金利をゼロ近くまで下げ、経済のてこ入れを取り繕った。この安価な金(low-cost money)のすべてに何が起きたのか。その解明は興味深い課題であろうし、議会が注目するよい題材であるだろう。銀行は、国内外の資産を激安値で買い取るためにいくら使ったのか? 数百万人が飢えているときに、金融機関は世界の食糧市場を買い占め、価格をつり上げる企てにその金を使わなかったか?
低金利をうまく活用した納税者がいたことは間違いない。しかし彼らは、古い餌とスイッチゲーム(switch game)について警告を受けただろうか? 低金利の融資金で資産を取得した者は誰でも、FED が最後に金利を上げたときに財産を失うリスクを負う。それはすべて、我々の限りなくばかげた通貨制度に内在する、景気循環の一部である。

経済学者たち
The Economics Profession


このすべてが経済学者たちについて言っていることは何か? 彼らが実際に口にすることは印刷に値しないということだ。こう言った人がいる:もし20 人の経済学者を一つの部屋に入れるとすると、あなたは21 通りの意見を得るだろう。
私の経験はそうではない。もしあなたが20 人の経済学者を集めるとすると、たった一つか、せいぜい二つの平凡な答しか返ってこない可能性がある。また、もし意見を異にする者が1 人いると、彼または彼女は、教授の教えた言葉を暗記してオウムの群れのように大声でわめき立てる19 人によって、押し流されてしまう公算が大きい
私は、この飼いならされた家畜のような精神構造を目の当たりにしたことがある(科学者にもおるな)私が1949年に初めて下院議員に選ばれたとき、オタワにはほんの一握りのケインズ信奉者しかいなかった。それから20 年後には、ほぼ全員がケインズ信奉者だった。リチャード・ニクソンもその1人だったと私は聞いている。
当時、周りにはごく少数の通貨主義者しかいなかった。しかし、彼らは雨後のタケノコのように勢力を拡大し、まもなく経済の風景を支配した。ケインズが忌み嫌われるものとなり、ミルトン・フリードマンの通貨主義革命に参加しない限り、経済学の学派内で終身身分保障の地位を得ることはほとんど不可能だった。
ケインズもフリードマンも正しく理解していなかったという可能性は、ほとんど考慮されなかったようだ。ケインズはフリードマンよりもほんの少し現実に近かったが、どちらの理論も、一つの否定できない事実という岩礁に乗り上げ、沈没した。両理論とも、経済システムは自己修正的であることを前提とした。しかし、2 世紀以上にわたる経験が、そうではないことをはっきりと示している! 誰かが、経済破綻という浅瀬や岩礁を避ける役割を担って、舵を握る必要がある。そしてその人物は、景気を操る身勝手な輩(boom-buster)にではなく、人民(people)に対して責任を負う者でなければならない

地球温暖化
Global Warming


銀行改革が、今日の世界が直面している最も緊急の課題である一方、それと同じくらいかそれ以上に重大な、長期にわたる影響を及ぼす問題が、地球温暖化(global warming)である。
温室効果ガスの排出削減まで、我々にはまだ30 年、40 年、あるいは50 年の時間的余裕がある、と主張することは、完全な詐欺である。我々はすでにルビコン川を渡ったのかも知れないと考える、信頼できる科学者たちがいる。たとえそれが本当だとしても、我々には時計の針を巻き戻すことができない;我々は現在と未来に影響を与えることしかできない。米国海洋大気庁(NOAA)が2010 年7 月に発表した報告書によれば、過去30 年間のどの10 年も、観測史上最高の気温を記録してきた。NOAA の報告書は、48 カ国160 の研究グループにより測定された、10 項目の気候変動指標データをまとめたものである。
データによれば、海面水位が上昇している;北極圏の積雪の融解が早まっている;平均気温が上昇している;海水温も上昇を続けている;夏季の海氷域面積が減少している;海域の気温が上昇している;過去19 年間に氷河の質量欠損が起きている;陸域の気温が上昇を続けている -世界的な傾向である。
こうしたことのすべてが、科学的データの信頼性に疑念を抱かせることを狙った石油業界のプロパガンダが嘘であることを立証している。タバコ業界は、自ら事実を密かに知り、何年も経ってから製品の安全性に関して疑念を持たれてしまったが、石油業界はタバコ業界に倣って、化石燃料をクリーンエネルギーで代替させる緊急性について疑問を提起することを試み、かなりの成功を収めてきた。しかし石油の場合、その危険度はさらに高い。喫煙がもたらす結果について健全な情報が欠如していたために、多くの人命が失われたことは悲劇だった。しかし地球温暖化の場合、その何倍も多くの人命が危険にさらされることになる。
それでも石油カルテルは、何も変わっていないかのように計画を立てている。そして我々は、被害が回復不可能になるまで数十年間、破滅的な石油経済を続けることになる。今さら海底油田の掘削を始めても遅すぎる。新たにアルバータのオイルサンドを開発しても間に合わない。これ以上騒音の酷い風力発電地帯を増やしたところでもはや手遅れである。移行(transition)を、今始めなければならない。それも、10 年が最終期限である。
そんなことが可能か? もちろん可能だ。ただし、生き残り戦争に勝つために不可欠な、ある種の動員が必要である。これまで無為の言い訳は、政府の歳入不足と債務による資金不足だった。しかしこの障害は、もし政府と議会がシステムを変え、物理的に可能なことを財政的に可能にする彼らの至上の権利を行使するならば、1 年もしないうちに克服可能である。この難題に対処しようと待ち構える、数百万人の失業者たちが世界中にいることを、天はご存知だ。
もう一つの主要な障害は、化石燃料を代替するクリーンエネルギーの種類について、合意が欠如していることである。これでようやく私は、今日の主題、すなわち地球外生命体の存在と工学技術に言及することができる

地球外生命体と工学技術
The Extraterrestrial Presence and Technology


米国政府がUFO に関心がないかのように振る舞うのは、詐欺である。事実を言えば、UFO は数十年間にわたり高い関心、おそらくは群を抜いて高い関心を持たれてきた問題である

初期のカナダ人UFO 研究家ウィルバート・スミスは、運輸省の上級職員だった。私はスミスが退職して間もなくその大臣になったが、彼は1950 年11 月21 日付、通信監査官宛の最高機密覚書を書き、UFO 推進システムの地磁気的特徴を研究するグループの結成許可を求めた。
その覚書の中でスミスは、ワシントンのカナダ大使館員を通じて慎重な調査を行ない、次の情報を得たと書いた。
(a) この問題は、合衆国政府において水爆をも凌駕する、最高度の秘密事項である。
(b) 空飛ぶ円盤は実在する。
(c) その操作方法は未知であるが、バンネバル・ブッシュ博士に率いられた少数のグループにより、集中的な研究が行なわれている。
(d) この問題の全体は、合衆国当局によりとてつもなく重要なものと考えられている。

つまり、米国の傑出した科学者の1人であるバンネバル・ブッシュ博士と彼が集めた専門家たちのチームが、1950 年までにはすでに逆行分析(back-engineering)に取り組んでいたのである。(逆行分析とは、ある物体、この場合は墜落した円盤の部品であるが、それを分析するために技術と科学を併用するものである。その目的は、複製または改造を意図してその物体の諸特性を究明することにある)
UFO の主題に興味を持つ多くの人々は、その出発点として、1947 年7 月に起きたロズウェル墜落事件の一つを用いる。しかし最近の証拠により、米国陸軍航空隊がそれより前に、墜落物体の回収に従事していたことが確認されている。パオラ・ハリスが、2010 年7 月5 日に2 人の人物と面談した。ホセ・パディリャとレメ・バッカで、当時それぞれ9 歳と7 歳だった。彼らは1945 年8 月、ニューメキシコ州サンアントニオに近いパディリャの土地に、1 機の円盤が墜落するのを目撃した。パオラは彼女の新著 Exopolitics: Stargate to a New Reality の中で、この2 人が子供の時に見たこと、すなわち実際の墜落、乗っていた生命体たちの風貌、彼らが墜落円盤から取った部品、軍による残骸除去の詳細な説明、およびこの事件の重要性に関する綿密な分析を書いている。
私は最近、レメ・バッカと電話で話す機会があった。そして印象に残ったことは、アビラ軍曹が “物体” を回収するため土地への立ち入り許可をパディリャ氏に求めに来たとき、それを“実験用の気象観測気球” と言ったことである。それは、2 年後のロズウェル事件でロジャー・レイミー准将が用いた策略と全く同じだった。陸軍側には相当な想像力の欠如があったようだ。
後年、陸軍航空隊を継承した空軍は、誤報や偽情報の技巧においてはるかに洗練されるようになった。その中には、映画の中で ‘宇宙からの訪問者たち(Star Visitors)’ を邪悪な存在として描き、我々はそれを恐れるべきだとするものがある - おそらくは正当な理由なしに。パオラがつい最近私に教えてくれたもう一つの興味深い事例は、チャールズ・ホールのものだ。
チャールズ・ホールは物理学者であり、情報技術の専門家でもある。彼は1960 年代に、ネバダ州インディアンスプリングスにある米国空軍の爆撃砲撃訓練場で、気象兵として働いた。
チャールズは、背の高い白色系ET(Tall Whites)と緊密に連携しながら働いた。これは私がこれまであまり聞いたことのない種族だった。彼は数ヶ月かけて、空軍の敷地内に住み、働き、遊んでいた異星人たち(aliens)への恐怖をなくすことを学んだ。
チャールズは2 時間の電話会話の中で、この白色系ET の特徴について多くを私に語った。彼はまた、ET たちが乗る小型円盤(scout ships)の様子を述べ、彼らの大部分が米国に集まっていると言った。さらに彼は、ET たちの母船が満月の夜に到着し、近くの山腹に堀抜かれた格納庫に滑り込む様子を語った。
1960 年代半ばに、背の高い白色系ET が米国空軍と緊密に連携して働き、技術交流をしていたという事実を含む彼の話は、まったく興味深いものだった。だから、我々よりもはるかに進歩した異星人工学技術の逆行分析に関して、60 年間にどれほどのことが達成されたのか、想像するのは大変難しい。きわめて多くの科学者、技術者、米国最先端の航空機および兵器製造企業が、ほんの数年前なら奇跡に分類されたであろう事柄を達成しているのは間違いない。
巨大地下施設の一つで働いている米国の技術者たちが、他惑星からやってきた人々のものと事実上区別がつかない輸送機を建造したと言われている。
これが本当だとしたら、彼らは何の目的にそれを使うつもりなのか? それは良い目的のためか、それとも軍事目的か?
しかし、ここでの発表に最も関係する発見の領域は、外来(異種)エネルギー源(exotic energysource)の問題である。何年か前に、ゼロポイント・エネルギーと常温核融合エネルギーの両方が開発されていたと報じられた。これらは、10 年目標期日の設定を容易にし、世界を良い方向へと大変革するだけでなく、それを地球人の幸福な居住地として維持することに役立つかもしれないエネルギー源である
万が一これらのエネルギー源がいまだに商業的に実現可能でないなら、我々がなすべきことは、友好的な種族の一つに支援を要請することだ。そうすれば彼らは支援するだろう。なぜならば、彼らは我々の地球管理能力について深く憂慮しているからだ。我々が今なお彼らを敵対的異星人として扱い、彼らを撃墜することに全力を尽くしているなら、我々は自らの闘争心を抑制し、受け入れ可能なレベルの銀河系間礼節を導入しなければならない。

より良き人々
Better People


第三の不可欠な変化は、個人としての我々自身に関するものである。世界が汚職、詐欺、あらゆる種類の堕落で満ちているとき、そこに公正と平和は存在し得ない。貪欲が王となり、拝金主義が世界を支配する
団体もまた、変化せざるを得ない。幾世紀にもわたり、主要宗教は彼らの独善的な優越性または排他性を武力で受け入れさせ、数千人の罪なき人々を死に追いやってきた。例えば、アブラハムの三大宗教は、すべて天国に至る秘密の経路を主張する。数学的にそれはあり得ない。数学的にそれよりはるかにありそうなことは、彼らはすべて間違っており、真理はより大きくより包括的であるということだ。
古代史も現代史も、すべての宗教と宗教を持たないすべての人々が、互いの違いを忘れて力を合わせ、地上に神の国(Kingdom of God on Earth)を建設し始めない限り、公正で平和な世界は望み得ないことを示している。
公正で平和な世界を、私はこのように定義する:どの子供にも食べ物、きれいな飲料水、十分な衣服、屋根のある住居、必要な医療支援が約束される。どの子供も十分な教育を受け、尊厳と自己実現を実感しながら、各々が積極的に人類に奉仕する最適の道を決めることができる。
何と素晴らしい世界だろうか! しかしその実現には、政策と優先事項における180 度の転換、およびすべての宗教が共通テーマとして掲げる黄金律(Golden Rule)の実践に取り組む、真剣な努力が必要である。
黄金律を実践すると、帝国建設と軍事力および優位性の追求は終わることになる。例えば米国は、自分自身の最悪の敵であることを止めなければならないだろう。テロとの戦いを宣言したことは、私がこれまで見た最悪の戦略的失態だった。
2001 年9 月11 日に、世界貿易センターへの攻撃を受けた後、米国はアラブ諸国とその人々を含む、世界の同情を集めた。アルカイダの脅威は限定的であり、警察と情報収集活動の潜在能力の範囲内で十分に対処可能だった。
イラク戦争の始まりとともに、状況は一変した。善意は一夜にして消滅し始めた。間もなく、わずか数十人の暴徒に代わって、大義のためなら死をも厭わぬ数千人の若きイスラム教徒が出現し、憎悪と不信の大きな溝が世界を覆った。
米国は、イスラエル-パレスチナ紛争において、公平であることを一貫して拒否してきた。そしてイスラエルは、彼ら自身と世界を欺き、自分たちは犠牲者だと主張する。長い間、平和は彼らの手の届くところにあった。もし彼らが、公正な和解と活気に満ちたパレスチナ国家の設立に同意していれば、それが可能だったのである。しかし、偉大なラビ・ヒレルの訓戒を受け入れたくない一握りの原理主義者たちが、常に和平プロセスを中断させることに成功してきた。
“だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である” その一方で、世界の平和と安定は、危機にさらされたままである。
国際社会は、キリスト教原理主義、イスラム教原理主義、ユダヤ教原理主義、または経済原理主義のどれであれ、原理主義者たちを圧倒する理念と実践を取り入れなければならない。また、宗教的な人々は自らの聖典にもっと注意を払うべきである。聖書の中に、予防戦争をその絨毯爆撃とともに正当化する教えはないし、無実の人々を巻き添えにする危険を冒しながら1人を殺すために発射する無人機またはミサイルを正当化する教えもない。同様に、コーランの中にも、無実の人々を無差別に殺戮する自爆テロを正当化する教えはない。

新生への希望
Global Hope


もしあなたが、世界は急速に破壊されつつあるという印象を持つなら、あなたは正しく私の話を聞いている。しかし、世界がそうである必要はない。打開策はあるが、それらはここで論じられた分野における大変革を必要とする - そのどれもが、現時点では政治のレーダー画面に映ることすらない。トンネルの先には明るい光がある。しかし、元バークレイズ銀行会長ジョン・クイントン卿の言葉を借りるなら “銀行家には政治家たちが、トンネルの先に光が見えているのに、さらにそれ以上のトンネルを求める人々に思えるときがある”我々が実際に語っているのは、諸国に民主主義(democracy)を復活させる、ということについてである。その諸国とは、たとえそれが実際には辞書で定義される民主主義でなくても、民主主義を掲げ、かつ誇りを持ってそれを世界に広めようとしている国々のことである。ウェブスター辞書では、民主主義をこう定義している: “最高権力が人民に帰属し、人民またはその選ばれた代表たちにより行使される政治形態” まず始めに、ウォール街は数十年間にわたり米国を支配してきた勢力であり、現在もそうである。加えて、軍最高司令官である米国大統領は、彼の指揮下にある部隊が管理する幾つかのプロジェクトに対して、機密取扱許可を持たない。
このことから、米国は本当の民主主義ではないと結論せざるを得ない。

同じことは、カナダ、英国、ドイツ、そして現実には国際金融システムの傀儡となっている多くの国々についても言える。いずれの場合にも、有権者の本当の利益は、国際金融の要求に従属させられている。
アメリカ革命当時の米国史を読むと、そこには一つの悲しい皮肉がある。しばしば歴史家は、茶に対する課税が革命の原因だとする。他方では “[ベンジャミン]フランクリンは、大陸植民地が母国から離反した主な理由の一つとして、紙幣についての規制を挙げた” 米国は革命戦争に勝ったが、その次の決定的に重要な戦争に負けた。米国は、植民地時代に試行していたより良い通貨制度を続ける代わりに、英国の銀行制度を採用したのである
現在米国が、国際通貨基金および世界銀行を使い、執行者として英国の習慣を世界中の国々に押しつけている行為は、米国を誕生させた英国王の命令に相当する。だから、金融という抑圧の鎖(financial chains of oppression)を断ち切り、あらゆる市民に自由を取り戻さなければならない
ティーパーティーは忘れ、米国および世界が直面する、極めて重要な諸問題に取り組むときである。これら諸問題のすべてが当然ながら超党派的課題であり、人種、肌の色、宗教、または政治的所属の違いを超えた、すべての真の愛国者が注目し支持するに値するものである - 米国でも、世界的規模でも。我々は、人類の生得権(birthright)であるこの美しい惑星を持続させ向上させるために、一体とならなければならない。

行動計画
An Agenda for Action


最初の、最も緊急を要するプロジェクトは、銀行家たちの行動を制限し、金を創出する機能(money-creation function)を民主化することである。米国においては、連邦準備制度を廃止し、彼らが言う通貨供給管理の機能を、連邦政府またはその直接管理下にある政府機関に担わせなければならない。経済兵器の最強かつ最も価値ある手段は、その成功または失敗に責任を負うことのできる、人民の代表たちが利用可能でなければならない。
一部の通貨改革論者は、負債を生まない新しい通貨、すなわちグリーンバックスまたはその同等物を、政府が100 パーセント発行することを提言する。私の提案は、迅速かつ円滑な移行のために、政府が発行する通貨を34 パーセントとし、銀行が創出する金を66 パーセントにすれば、十分な効果があるだろうということである。 銀行は、預金高に対して34 パーセントの現金準備を維持することを義務付けられることになる
各国政府が直ちに、財政健全化のために必要な多額の通貨を発行し、経済が再び最大生産量を維持するようにすることが重要である。私が言っているのは、手始めにまずは10 兆米ドル相当を注入し、必要に応じてその額を増やしつつ、経済を期待どおりの水準に高めて数百万人の雇用を新たに創出し、世界の失業率を少なくとも半分にするということである。
これにより、大規模なインフレーションが引き起こされることになるのか? 金融カルテルは即座にそう主張するだろう。というのも、これが長期にわたり最も成功してきた ‘怖いお化け’だからである。彼らのまやかしの音声に対する返事は、大音で響き渡る “ノー” である。経済学者なら誰でも知るべきだが、物価に影響を及ぼすのは創られた金であって、それを刷った者ではない。つまり、政府が経済学者たちの言う “乗数効果” を制限する限り、何も問題は起きないだろう。
現行制度がインフレーションを引き起こすものであったことは確かである。1950 年の1 米ドルは、今日ではたった7.5 セントの価値しかない。常識的な通貨制度なら、これよりましな結果をもたらすはずである。だから、銀行制度を抜本的に改革 - それも直ちに! - してはならない理由など、どこにもない。
我ら世界の人民が我々の政治家たちに要求すべきことが、他に四つあると私は考えている。
1. 政治家と、行政官庁および政党に入る者はすべて、任意の金融機関から金を受け取ることを禁じるとともに、直接的であれ間接的であれ、金融機関が献金を行なう行為を刑事犯罪とする法律を、早急に可決しなければならない。
2. 世界の指導者たちは、温室効果ガスの排出を90 パーセント削減する10 年の期限を導入しなければならない。
3. 上記のことは、米国が地球外生命体の存在と工学技術についての知識、60 年間の逆行分析(back-engineering)により達成された事柄を公開して初めて可能になるだろう。
4. 国連は、2012 年を寛容と和解の年と宣言すべきである - 全世界および銀河系間の両方において、人種、部族、宗教、国家、地域間の協調と(神の)愛の新時代。我々には、医療と食糧生産を含む多くの分野において、宇宙からの訪問者たち(star visitors)に学ぶべき事がたくさんある。
それゆえ米国は、人類のすべてが夢見るより良き世界(better world)を創造する、新しい種類のリーダーシップの一環として、 “蚊帳(the loop)” の中心という特権的地位を放棄しなければならない。

国際金融 対 世界の人民International Finance vs. The People of the World公正で平和な世界というこのビジョンは、国際銀行の権力が解体されていない限り、どれも実現できないだろう。1999 年に私は1 冊の本を書き、その中で、次の世界大戦は銀行と世界の人民との間で行なわれるだろうと述べた。数世紀の間小競り合いがあり、これまでは常に銀行が勝利を収めてきた。今彼らは、最近の株価暴落およびその結果もたらされた国家債務危機に乗じ、最後の決戦に向けて国際通貨基金、世界銀行、連邦準備制度、国際決済銀行を含む、彼らの重火器を準備しようとしている
いつものように、策略の目的は、世界の人民を支配するために彼らの権利を奪い、世界を自分たちの私有領地として運営する国際銀行、選ばれた産業界の同盟者たち、軍内部にいる小さな陰謀グループの権力を、揺るぎないものにすることである彼らが行なおうとしていることを言い表すのに、 “不公正(unjust)” という言葉はあまりにも小さすぎる。もし私が現実を誇張していると疑うなら、私の言葉は信じなくてもよい。このウェブサイトを訪れ、参考になる何冊かの本を読まれたい:http://www.victoryfortheworld.net 。例えば、金(money)の歴史を詳しく述べている ‘The Web of Debt(負債の蜘蛛の巣)’ を百ページも読めば、多分あなたは胃の調子をおかしくするだろう。私は夜にそれを読むのを止めた。というのは、その本はたびたび私を憤慨させるので、眠れなくなってしまったからだ。
私は60 年以上前に政界入りした。理由は、不景気(recessions)というのは全く必要がないと考えたからである。不景気は、比較的容易に解決できる、貨幣的現象だった。私はこの主題について数百回の講演をし、数千人の人々を納得させてきた。しかし、有力者たちはそうではなかった。また、主流報道機関は、まるで役に立たなかった。彼らは大変な偏見を持っていたために、権力者に真実を語る1 人の異端児には、関心を示さなかったのである。つまり、聖書の話にたとえれば、それはいつもダビデとゴリアテの状況だった。
今初めて、形勢を変え、手痛い攻撃を加えるための力が存在している。インターネットが、今まで決して手に入れることのできなかった力を、人々にもたらしている。世界中の若者が、世界情勢について心配する数千人の親たちと共同して、社会的ネットワーク(social networking)の力を利用し、彼ら自身と続く世代のために、奇跡を起こすことができる。
チュニジアとエジプトの勇気ある人々は、不可能と思われていたことを成し遂げて、その道を示した。我々は、彼らの幸福感を共有する。と同時に、彼らも、我々も、それがほんの始まりにすぎないことを認識しなければならない。本当の自由は、人々が国際銀行の圧制から逃れ、最早ウォール街が日々のパンの値段を操作できなくなったとき、初めて実現されるだろう。
幸先のよいスタートは、まずこの演説のコピーを百万部配り、幾つかの言語に翻訳することかもしれない。そうすれば、若者たちの世代が彼らの社会的ネットワークの力によって、バリケードに攻撃を仕掛けることができる。トンネルの先の明るい光を拒む指導者でない限り、体制の変革は不要だ。しかし、憂慮する世界の市民は結束して、中央政府のすべての政治家たちを動揺させるべきである。政治家たちにはっきりと伝えよ:あなたたちは上記の行動計画を積極的に支持しなければならない。そうしないと、次の選挙では必ず落選する。このメッセージは単純であるが、政治家たちが理解する唯一のものである。

ジョージ・W・ブッシュ大統領は、2001 年3 月29 日の記者会見において、米国は京都議定書から撤退すると宣言しつつ、こう述べた: “友人とは、あなたに真実を語る者だ” これは、私が今日までしてきたことである。それは、世界中のあらゆる人種、肌の色、宗教、および国籍の人々に向けた希望のメッセージであり、別世界から訪れる人々との平和的関係を伝えるメッセージである。
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Paul Hellyer
20 Bay St., 12th Floor
Toronto, Ontario M5J 2N8 Canada
Tel: 416/850-1375
phellyer@sympatico.ca
(訳:廣瀬 保雄)

「スプートニク」と新開発銀行(BRICS銀行)が、その対抗措置と見ることができる。
通貨発行のイカサマ話は、FRBの金庫にGOLDはなく、今年の9月-10月でオーナーも変わっていると言うような話もあり(ガセかもしれないが)、流れを見ると自爆終了している可能性あり。
ロックフェラー一族が、石油の投資から撤退宣言もその絡みかもしれない。
日本は、その影響でアベノ解散なのかどうなのか。

マルチメディア・グループ「スプートニク」が、世界各国で活動を開始
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-11951545314.html
ロックフェラー兄弟財団、化石燃料投資から撤退宣言
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-11929489264.html
金地金不正操作めぐるドイツの復讐(田中 宇)
http://tanakanews.com/140120gold.htm
『アメリカのFRBの金庫にもう金はない』
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/e67fa97995cea609468e3ca25419c1b8


下はインタビュー映像。(英語版、字幕機能あり)


Former Minister Paul Hellyer on the UFO Conspiracy

https://www.youtube.com/watch?v=AmNzkxVwAYg


プーチン大統領 BRICS諸国に独自の金融機関設立を提案
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_11_15/280067069/
15日、プーチン大統領は、オーストラリア・ブリスベーンでのG20サミットの場を借りて行われたBRICS諸国首脳会談で発言し「BRICS諸国の開発銀行を設立し、前もって取り決められた外貨準備をプールしておけば、世界経済が危機を迎えた時でも、国の資本市場を安定化できる」と述べた。
又プーチン大統領は、次のように発言した― 「BRICS内に独自の金融機関を設立する事に向けた諸決定は、成功裏に遂行されている。ブラジル・フォルタレザでのサミットで決まったBRICS発展・外貨準備銀行作りは、いま完了しつつある。  銀行の資本金総額は、かなりのもので、2千億ドルだ。  このようにして我々のもとには、グローバル経済において危機的状況が発生した場合でも、国の資本市場を安定化する力のある共通の金融メカニズムが生じようとしている。」