いいお天気です。1月の青森市。




こんなにさわやかに晴れた日は、ねぶたの家ワラッセへ。
 



青森の「スウィーニー•トッド」こと、
黒滝武蔵さんの創作人形展を見てきました。

※展示は1/12で終了しました。

黒滝さんの記事はこちら。

☆青森で見つけた床屋が、もはや床屋の域を超えていた。

☆【重大発表あり】カルトな青森の床屋「バーバー千刈」のその後!



看板も完璧な黒滝さんワールドです。



おい……やべえぞ……





ご本人がいるぞ。


見事に背景に馴染んでいるこの方こそが
青森市を代表する創作人形作家・ちょうちん作家の
黒滝武蔵(くろたき たけぞう)さんです。

※武蔵の読み方は「むさし」じゃなかったそうです。失礼しました…。





ねこぜに気づくと、


「オマエ、なんで青森にいるんだ!コノヤロー!
 ブログでおれのこと"床屋"って書きやがって!」


と怒りをぶちまけつつ、

「誰もみにきてくれない…」
搬出つらい…」
誰も取材してくれない…」



と、急に弱気になっていました。だから、代わりにねこぜが言います。
なんでみんな個展にこないんだ!コノヤロー!(笑)


おしゃれでかっこいい方なので、
ぜひちゃんとご本人のお写真もご紹介したいんですが、
死ぬほどシャイな方なので後ろ姿だけです。


今日はお店やすみだし、
最終日で搬出があるので来ていたそうです。


 

ねこぜはおとといも来たんですが、
到着したのが閉館ぎりぎりで見れなかったので、 この日はリベンジ。
そしたら偶然ご本人にも会えてしまったという…ラッキー(笑)。



この奥で「我生会(がしょうかい)」展も同時開催されていたので、
奥に行かれた方々は、嫌でも手前が気になったのではないでしょうか。





ほらほら。この人形。おぼえていませんか?
前回、ブログでも紹介したんですけど。

あらためて見て思ったのは、
どの角度からみても完璧ということ。
黒滝さん、ほんとうにすごい才能をもった人なんです。




主に使っている道具はこれですよ!



砂煙がみえてきそうなくらい細かく作り込まれた座頭市。



絵の勉強をしたわけでもなく、
人形師に弟子入りしたわけでもなく、独学だそうです。信じられない…!









「このお面とれるよ」




わーーー!お面の下もかっこいいじゃないですか(笑)!



おいおい…どうなっちゃってるんだ…
ドクロの目からヘビ。



天井からもヘビ!




本業のちょうちんも。黒滝さんどんだけ多彩なんだ。。。
すごい。



ちょっと乱れた棟方志功さんのひな人形…



こっちはシラフの棟方志功さん人形。服の汚れもすごいけど、
職人らしいがっしりした指先まで実物そっくりに再現していてびびりました。




ねこ好きらしいけど、
黒滝さんが表現すると、こうなる…



床屋で見るのと全然違った印象ですさまじかったです!
本当によかったな~黒滝武蔵展。行けてよかった。感動しました。
お話ししてくれた黒滝さん、ありがとうございました。