ツイッターの情報で、
やけに気になる場所があったので
恐る恐るやってきました。
青森市千刈の床屋…
「バーバー千刈」に。
が、
が、
ペプシの反対にはコカコーラの看板も。
しかも、真ん中に鏡をおいたように向かい合う構図。
なんか嫌な予感…
ポストもあるし、
イスの背もたれも不自然だし…
恐る恐る扉をあけて中に入ってみると…
ここは古道具屋なのか…?
でも売り物ではなさそうだ…。
こっちのイスの迫力はなんだ。
処刑台か…?
せっかくなので顔ぞりでもしてもらおうかと思って入ったものの、
この空間でカミソリだされたら、失神するって。。。
と、なんども声をかけてみると、
奥から、細身でいかにも芸術家らしい見た目のおじさんが出てきました。
しかも、オーラが凄い…!!
あー!写真NGなのでおみせできないのが残念!
「あんた…変わりもんだな…」
これ、ちりめん細工の人形ですよ!
おおお、感激!!
…おじさん、何者なんですか?
「ちょうちん屋だ」
えーーー!!!
どんだけ多才なんだ!笑
「ねぶたのちょうちん作ってるんだ」
そうだったのか…
「あんた、なにしにきた?」
気難しそうな芸術家オーラに
もう逃げ出したくなるねこぜ。
「す、すごい床屋さんがあると聞いてきました。
すこし見学させてもらいたくて。。」
…は??
手や顔のしわ、服の汚れから、
入ったからには何かお願いしないと…
「すみません…カ…カットはやってますか?」
と聞いてみると、
「いや、床屋はあんまりやってない」
「すみません…カ…カットはやってますか?」
と聞いてみると、
「いや、床屋はあんまりやってない」
…は??
眼光やべえな。。
手や顔のしわ、服の汚れから、
筋肉の動きまで人間そのもの!!
こんなすごい人形つくれる床屋がいるなんて…!
「あんた…変わりもんだな…」
…まさかあなたに言われるとは思わなかったよ、その言葉!(笑)
ものすごい迫力の人形 。
これ、ちりめん細工の人形ですよ!
おばあちゃんがひな人形つくったりするような、
なごみ素材ですよ!!!
も、もしや…!
ねこぜが大好きな青森の画家、
棟方志功さん!?
もしや…おじさん、
ワラッセにある棟方志功人形の作者だったり…?
「そうだ」
おおお、感激!!
それにしてもおじさん、
床屋なのに髪の毛を整えるより、
ちらかす方が得意なのでは…
(髪切ってもらったわけでもないのに失礼)
ちらかす方が得意なのでは…
(髪切ってもらったわけでもないのに失礼)
…おじさん、何者なんですか?
「ちょうちん屋だ」
えーーー!!!
どんだけ多才なんだ!笑
「ねぶたのちょうちん作ってるんだ」
※青森ねぶた祭りの山車についてるちょうちん
そうだったのか…
だからこの床屋は商売っけが感じられないのか…
一個一個はすごいんだけど、
アングラ空間すぎて、
まったく落ち着かない床屋だよー!!
しかも、めっちゃ怒ってる!!
床屋にいてほしくない!!笑
一個一個はすごいんだけど、
アングラ空間すぎて、
まったく落ち着かない床屋だよー!!
とかいいつつ、
勝手に見学しにきた私に、
下北(むつ市)の紙妖怪人形師•飛内さん、
そして、津軽(青森市)のすごい人物を発見しました。
そして、津軽(青森市)のすごい人物を発見しました。
青森の三大人形師の活躍、
楽しみにしております。
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