佐井村「福寿荘」でお風呂に入って、部屋で暖まって、ふかふかのお布団でもう寝てしまいたい…!


おっとーーー!!!あぶないあぶない!
そうだ、今日はおこもり目当てで来てたんだった!

おこもりに行かなくては…おこもりに…!

そこで…

御料理 はた善 」のご主人(佐井村出身)のことばを思い出した。




「ねこぜさん、センターに行け…!」


え… ? セ… センター??


私が「おこもりのセンター」ですか…!?



「ねこぜさん、行けばわかる…!」

初心者なのに…そんな、真ん中にいくなんて…む…むりだーーーーーーー!

ねこぜの東京⇔青森

…と思ってたんですが、牛滝地区交流促進センターがありました…!!!
センターといえば、こっちなんですね。

こちらで村の女性たちが、おこもりの食事を用意していました。
ねこぜが入ったら、「よそ者がチャラチャラ遊びに来やがって!」と言われるかと思いきや、
おばさんの第一声は「うしたき うえるかむ♡」 でした。佐井村いいとこ(笑)。

さらに、あんた寒そうな格好してるな~と、ストーブの一番いいポジション(センター?)にあたらせてくれました。皆さん、めちゃくちゃやさしい!



きのうからダシをとっているすまし汁。
正式には八杯汁(はちはいじる)と呼ぶそう。 八杯は食べるから、そういう名前になったとか。
材料は、いわしこんぶだし、みそ、かたくり、とうふ80丁、まいたけ、しいたけ。
おこもり参加者は約50名ですが、八杯汁は大なべ4つ分、ごはんは8升も炊いている…すごい量だ…!




奥から、
・岩海苔
・たくわん
・ぜんまいのからしあえ

ねこぜの東京⇔青森

ねこぜがたくあんをじっと見てたら、「そんなに食いたいなら…」と、お母さんたちが味見させてくれました。
それにしても、このたくあん美味しいです。

ねこぜの東京⇔青森

説明をきいているうちに夜8時半に!そろそろ準備をするようです。

ねこぜの東京⇔青森

女性たちが鍋を玄関においておくと、
男の人たちがやってきて、トラックに積みはじめました。

ねこぜの東京⇔青森

午後9時、いよいよ集合の時間です。男の人たちが神社に鍋を運びはじめます。

凍った夜道に慣れていないねこぜがモタモタしていると、お母さんたちが何度も振り返り、ねこぜの足元をみては「こっち歩くといいよ~」とアドバイスしてくれます。なんて親切な村人たち!!しょぼん
さらに親切なことに、村の人が、ねこぜにエプロンを貸してくれました。

ねこぜの東京⇔青森

これで見事に村人にカモフラージュしたねこぜは、(汁に入れる)岩海苔担当にしてもらいました!!!キラキラ

(人口100人の村でもバレないでいられるかどうか…!)


次回、
【佐井村おこもりへの道 パート④】
ついに明かされた奇習!荒ぶる虎と龍たちのたたかい

につづく…




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おこもりシリーズ
絶叫しながら飯を食う!ねこぜが青森県佐井村の奇習「おこもり」に参加!?
【佐井村おこもりへの道 パート①】青森のはじっこで「めし!しる!」と叫ぶ
【佐井村おこもりへの道 パート②】幸せの黄色いたくわん
【佐井村おこもりへの道 パート③】幸せの黄色いたくわん2

【佐井村おこもりへの道 パート④】ついに明かされた奇習!荒ぶる虎と龍たちのたたかい
【佐井村おこもりへの道 パート⑤】恐怖の二番膳。そのときあなたはいない…