世界樹の迷宮5 攻略と感想0 初心者向け攻略 | 司法書士のゲームブログ

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世界樹の迷宮シリーズは可愛らしい絵柄と裏腹に難易度の高いゲームであり、油断しているとあっという間に味方が倒され情け容赦なくゲームオーバーになる。ゲームオーバー時にはセーブもできず、前回セーブした時点まで戻されるためせっかく入手したアイテム等が無駄になってしまう。何度も連続でゲームオーバーを喰らってしまうとかなり萎えるので、初めてのプレイヤーはとりあえず以下のポイントを押さえて攻略するようにすると、時間を無駄にせずに済む。



■パーティに「ハーバリスト」を入れておく
いきなりピンポイントなアドバイスだが、要は回復役がいないと大変ですよということ。ゲーム開始直後パーティを編成する必要があり、基本的には自分の好きなようにメンバーを決めてよいのだが、回復役だけは別。体力を回復できるメンバーがいなければ冒険に出た瞬間死ぬ。世界樹というよりRPGにおける重要事項である。

ハーバリスト以外にも回復スキルを持つ職業はあるが、ハーバリストほど安定して味方を回復できる職業はない。慣れた2周目以降ならともかく、1周目では信頼できるヒーラーとしてハーバリストを入れておくのがおすすめ。

また、ハーバリスト自身が倒れてしまっては意味がないので後列に配置するのが基本。後列にいることで前列よりもダメージが少なくなる。こちらの攻撃の威力も下がってしまうが、ハーバリストの仕事は攻撃ではなく回復なので問題ない。

ハーバリスト
味方のHPが減ってもハーブスキルで即座に、かつ確実に回復できる


ちなみに初期状態のハーバリストは回復スキルを覚えていないので、スキルポイントを割り振って回復スキル(本作では「キュアハーブ」)を習得する必要がある。チュートリアルでも言われるが、Yボタンでメニューを開き「CUSTOM」の項目でスキルポイントを割り振れる。ところで、この時の項目名が「SKILL」ではなく「CUSTOM」なのは若干紛らわしいと思う。


■パーティに「封じ要員」を入れておく
パーティは個々の役割を考えてバランスよくメンバーを入れるのが一番である。本来、どのようなパーティを組むかはプレイヤーに委ねられており、また世界樹で一番楽しい部分でもあるのであまり細かいことは言いたくないのだが、重要なので触れておく。

迷宮を進む内に、一発でパーティを壊滅に追い込むようなとんでもない敵が出現することがある。「何だこれ?どうやって倒すんだ?」とゲーム自体を投げたくなるような場面だが、そういった敵は強力なスキルによって大きなダメージを与えてくることが多い。そして、そういったスキルは頭・腕・脚のいずれかの部位を「封じる」ことで使えなくなり、敵を一気に弱体化させることができる。

「封じ」スキルを持つのはセスタスやハウンドなどで、説明文で確認することができる。ハーバリストなど回復役ほどではないが、こちらも世界樹を攻略するうえで是非パーティに一人は欲しい重要な存在。いなくても攻略は可能だが、特定の敵から大ダメージを受けることは覚悟しておかなければならない。


■こまめにセーブを取る
世界樹は厳しいゲームである。ゲームオーバー時にセーブできないので、これまでの冒険を無駄にしないためにもこまめに街に戻ってセーブを取る必要がある。こまめにセーブする習慣が身に付いておらず、うっかりゲームオーバーになって3時間ぶんのプレイがパーになった…なんて事になったら泣くに泣けない(一応、宿屋に泊まるたび自動でセーブされるのでそういった事態は起こりづらいようになってはいる)。ただし、単純に行って戻って、行って戻って…を繰り返すだけではいつまで経っても迷宮の奥に進めない。そこで、以下の項目と併せて街に帰るかどうかの目安にするとよい。


■TPの残量を意識する
TP減少は帰還のサインである。HPの減少はハーバリストの回復スキルで簡単に取り戻せるが、TPを回復させる手段はHPに比べ乏しく、万が一TPが枯渇すれば味方のHPが減っても回復させることすらできず、確実に死が待っている。

回復役だけでなく、攻撃にスキルを使用するキャラクターはTPが尽きると敵に与えられるダメージが少なくなり、これまで楽に倒せていた相手に思わぬ苦戦を強いられることがある。TPの残量がどれぐらいかというのは、あとどれぐらい先まで進めるか、を知るための目安となる。

ハウンド
TPが尽きてスキルが使えない。こうなる前に街に戻って回復すべき


■入口付近の抜け道を探す
世界樹の迷宮では、一見道がないような場所でも「調べる」コマンドによって抜け道を発見できることがある。これを見つければ、これまで遠回りしていたルートを一気に近道できるようになり攻略が楽になる。抜け道の在りかは第一階層なら石像、第二階層なら青い花といったように、よく見ると目印が置かれていることがある。

世界樹 抜け道
例えば第一階層なら、この石像を調べると抜け道を発見できる


抜け道は迷宮の至るところに配置されているが、特に抜け道がある可能性が高いのが「階段を上った場所近辺」。これは、入口付近の抜け道が中間ポイントの役割を果たしているためである。入口付近の抜け道を開通させておけば、例え途中で街に戻ったとしてもフロアの入口から抜け道を通ってすぐ元の場所から再開することができる。

抜け道は片側からしか開通できないものがほとんどで、抜け道を見つけても入口の側から開通させられることはほとんどないが、抜け道の場所をマーキングおくだけでも冒険の途中で「ふむふむ、中間ポイントまではあとこれぐらいだな」と目星を付けやすくなり、抜け道の存在を見逃す可能性も減らすことができる。

本作では抜け道の数が少ない(ような気がする)ので、最初の頃はあまり抜け道を見つけられないかもしれないが、5Fあたりから入口付近の抜け道が見つかるようになってくるので、上のフロアに到達したらまずは抜け道の在りかを探す癖をつけておくとよい。


■糸を切らさない
最初のミッションをこなした後にショップで買える「アリアドネの糸」は、迷宮から瞬時に街に戻れる超重要アイテム、というより「今回はここまで」と区切りをつけたらその場で戻るのが基本スタイルとなる世界樹においては必須アイテムである。

本作にはフロアジャンプがないため、ほとんどの場合街への帰還は糸に頼ることになる。問題はこのアリアドネの糸が消費アイテムだという点で、うっかり買い忘れて街に帰ることができず、さりとてTPも尽きて先にも進めず迷宮のど真ん中で立ち往生…ということが慣れない内は頻繁に起こる。

こうなるとどうしようもないので、探索前には必ず糸をストックしておくようにする。迷宮から戻った際、手に入れた素材をショップに売りにいくはずなので、このタイミングで消費したぶんの糸を補充する癖をつけるとよい。

また、個人的におすすめしたいのが「糸の2個持ち」。街に戻るには糸が1つあればよいが、迷宮内のイベントで糸を失ってしまうことがあるので最低2つストックしておくとよい。うっかり買い忘れた場合もこれなら安心である。


■クエストは確実にこなす
敵が強くて先に進めない場合、最も確実かつ手っ取り早い解決策はレベル上げである。上級者なら封じや状態異常を駆使してレベルの不利を覆すこともあるが、世界樹とて基本はRPGであり、育成さえ十分ならレベルの暴力によって大抵の場合は乗り切れる。

ただし、FOEなどのアイコン型の敵は相当に強く、こちらもかなりレベルを上げないと倒せないことが多い。こういった敵は、戦闘しなくて済むようフィールド上に対処法が用意されていることがほとんどなので、それを探したほうが早い。FOEから逃れるためのパズル的な要素も、世界樹の醍醐味の1つである

ところで、レベルを上げるには敵を倒すほかに「魔女の黄昏亭」で受注できるクエストをこなすという方法もある。多くの場合、戦闘で手に入るより大きな経験値が得られるうえ、敵を倒すクエストなら敵の経験値+クエストの経験値も得られて二倍おいしい。珍しいアイテムが手に入ることも多く、絶対に活用すべきシステムである。


■階段を見かけたらとりあえず上る
かなり細かい話。迷宮内を進んで、次のフロアに上がるための階段を見つけた。しかし、別の方向を見るとまだ踏破していない道がある。TPは枯渇寸前で、もうあまり長居はできない。こういった状況は割とありがちだが、この場合はとりあえず階段を進むとよい。

クエストの発行条件は「○階に到達」のものがほとんどで、上にあがれば新しいクエストを受注できる可能性が高い。また、マップをある程度完成させていれば「アルカディア評議会」でマップを解禁してもらえるため、上の階から戻ってまだ踏破していない脇道を探索することもできる。


■毒を甘く見るな
これまたかなりピンポイントな話。迷宮を進める内に、味方を毒状態にしてくる敵が現れる。多くのRPGで状態異常として採用されメジャーな割に、いまいち脅威でないことが多い毒だが世界樹は別。HPの少ない序盤などは体力の6割ぐらい平気で持っていく。受けたら即座に治癒すべき状態異常であり、回復手段がなければ死あるのみ。

ハーバリストはスキルによって状態異常を回復できるので、この意味でも初心者はパーティにハーバリストを入れておいたほうがよい。キュアハーブを取得したら、次はリフレシュハーブを取得する。また、敵のビジュアルから蛇や毒花のような見た目の敵は毒状態にしてくることが多く、警戒する必要がある。


■最終奥義:難易度BASICにしてしまう
ここまでの話は難易度ADVANCEDを前提としてきたが、どうしても難しくて先に進めないようなら難易度をBASICにしてしまえばいい。BASICなら敵の能力が下がり、ゲームオーバーになっても一度だけやり直せるので遥かに安全に冒険できる(ちなみに、本作ではBASICでもアリアドネの糸は消費する)。

BASICにしたところでデメリットは何もなく、勲章が1つ貰えなくなるぐらいである。その勲章にしたところで、後から難易度をADVANCEDにして回収することもできる。結局、BASICかADVANCEDかというのは「自分ならどうするか」という自己満足に過ぎない。

というわけで、どうしても先に進めないようなら難易度をBASICにしてしまうという手もある。Yボタンでメニューを開き、もう1回Yボタンを押せばよい。ただし、難易度BASICにしたからといって誰でも簡単にクリアできるほど易しくなるわけではない。また、難易度を変更できるのは街の中だけで迷宮内での変更はできないので注意。



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