世界樹の迷宮5 攻略と感想4 第二階層・ヒポグリフ攻略 | 司法書士のゲームブログ

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■第二階層 奇岩ノ山道
第一階層とはうって変わって簡単だった。ようやく勘を取り戻してきたのか、あるいは単純に第二階層そのものの難易度がヌルいのか。第一階層では10回ぐらいゲームオーバーを喰らったのに、第二ではゲームオーバーどころか戦闘不能者すら滅多に出ない。

ようやく自分が慎重になることを覚えたというのもあるが、それ以上に第二階層全体の「敵の弱さ」も原因にあると思う。また、装備もはじめのうちは第一階層と大して性能の変わらないものしか作れず、第一階層でしっかり装備を整えていればほとんど買い物なしで進められる。ハーバリストが暇を持て余している


■切り裂きモグラ
第二階層低難易度化の一因を恐らく担っていると思われる敵キャラクター。6~10Fまで第二階層内に満遍なく出現してくるのだが、大した強さでもない割に一体で経験値1100とかなり美味しい。第二階層ではこの敵が大量に出現するため、味方のレベルが上がりやすい。普通に進めてクエストをこなすだけでボスに到達する頃にはLv.30近くまで上がり、ADVANCEDでも余裕をもって攻略することができる。

地中に潜ってからの攻撃はダメージが大きく、第二階層に到達したばかりの頃はさすがに強敵だが、地中に潜られたら次のターン防御してやり過ごせばいい。7F到達時に発行されるクエスト「土竜作戦」は敵がこいつしか出てこない状態で戦闘するというもの。大量経験値ゲットのチャンスなので、なるべく早めにこなして後の冒険を楽にしておきたい。

切り裂きモグラ
攻撃力もさほど高くはないので土中からの飛び出しだけ警戒しておけばいい



その他、痺れゼミ、とびつきカラカル、まんまるターキー、稲妻リス、ポッププディング、クリフゴート、ロックフィッシュと様々な敵が出現するのだがどいつもこいつも弱っちい。第一階層で辛酸をなめたプレイヤーなら拍子抜けするほど楽に感じるはず。撃破時に断末魔でこちらをマヒ状態にしてくる痺れゼミは多少危険だが、攻撃力が低いので後回しにするか、魔法で一掃してしまえばいい。ちなみに第一階層では炎属性の通りがよい敵が多かったが、第二階層では氷属性がよく効く敵が多い。


■バウンスオウム
ラク~な展開が続くなか、ようやく多少厄介かな?と感じた敵。「オウム返し」によって攻撃してきた相手に手痛い反撃を与える、カウンタータイプ。世界樹ではどちらかというと味方が敵を集中攻撃する展開のほうが多いため、自分で使ってもいまいち強さを実感しづらいカウンタースキルも、敵が使うとかなり厄介な技になる。

考えなしに攻撃すると味方全体が反撃を受けて危険だが、オウム返しを使ってくるタイミングが決まっており2ターン目(先手を取られた場合や傲慢の通仙坊が呼び出したときは1ターン目)に使ってくるので防御などでやり過ごす。また、魔法なら反撃を受けないので弱点の雷属性で攻撃するのも手。


■ハンマーコング
一応、表向きは第二階層最強のザコにあたる敵だと思われる。初ターンから高威力のスキルを乱発してくるが、こいつの強さの9割がこの腕スキル「ギガントハンマー」に依存しているため腕を封じるだけで一気に非力なゴリラと化す。あとは煮るなり焼くなりお好きなように。

有難いことに腕封じの成功率も高め。ただし腕を封じる術がない場合、あるいは腕封じの成功率に自信がない場合は初ターンからギガントハンマーを受けることを前提に、敵の攻撃を下げるなどして立ち回る必要がある。

ハンマーコング
炎属性攻撃で倒せば特殊ドロップ。優秀な頭装備の素材になる



ザコ敵で印象に残ったのがたったの3体。切り裂きモグラに至っては強かったのではなく経験値が美味しいから印象に残ったというだけ。ザコの多くが強敵で印象に残った第一階層とはえらい違いである。以下はFOEとボスについてだが、クエストで戦う必要もなく特別強力なドロップアイテムが貰えるわけでもないので、ボスに挑む前に図鑑埋めのために1回ずつ戦う程度で十分。


■見据える捕食者
第二階層のFOEその1。奇岩ノ山道ではザコが弱いと思いきやFOEに至るまで弱い。斬・突属性の通りが悪くそこそこタフだが、大型のサソリであるにも拘わらず毒も石化も使ってこない。一気に大ダメージを奪われるような展開にならないので、多少タフでも残りHPに気を付けつつコツコツとダメージを与えていけば自然と勝てる。

ストーリーを進めていれば分かると思うが、直線状の視界に入らない限りたとえ隣接してもこちらに気付くことはない。図鑑埋めや素材のために戦う場合は、背後が取れる個体を選んで仕掛けるとよい。先制攻撃で俄然有利に戦える。封じを使ってくるので、その対策が用意できていればより万全。石化した状態で倒すと特殊ドロップ「石化した結晶」を落とすので、迷宮で入手した「ゴルゴンアロー」などで石化させてから倒せれば完璧。


■驀進の大麒麟
第二階層のFOEその2。麒麟というかキリン。体力が減ると力溜めからの「パワースイープ」によって首を振り回してくるのだが、これの威力が尋常ではなくパーティが半壊どころか本気で全滅しかねないダメージを受ける。しかもそれを2ターンに1回使ってくるので回復が追いつかない。

有効なのが「即死」。通りがよいだけでなく、HPが減る前に片を付けることができとても相性が良い。それ以外で有効なのは頭封じでパワースイープを封じる戦法。これらを見ても分かるように、そもそもパワースイープを受けることなく倒すことを前提として調整されたキャラになっている。

即死も頭封じもない場合、間違いなく第二階層で最も厄介なFOEとなる。倒したいなら、即死でなくとも行動を封じる何らかの状態異常が欲しい。特に数ターン確実に動きを止められる石化は有効。

また、戦う場合は9Fの南東にいる個体を選ぶとよい。岩ダメージによる体力減少&確実に背後を取れることによる先制攻撃で有利に戦える。

戦闘が長引くほど不利になるので、後半一気にHPを奪うためにもユニオンゲージやTPは温存しておきたい。搦め手なしで倒すのは厳しい相手。そもそも所詮はFOEなので無理に戦う必要はなく、厳しそうなら後回しにしてしまうのがよい。さして魅力的なドロップもない。


■傲慢の通仙坊
第二階層のFOEその3。なんだか弱そうな見た目だが、パラメータ的には第二階層FOEの中でも最強。しかし大ダメージを奪うスキルがなく、厄介な行動も敵呼び寄せぐらい。その呼び寄せも使ってくる頻度が低く、呼び寄せるのはその辺のザコなので第二階層の敵を難なく倒せるなら苦戦はしない。体力が見据える捕食者の倍近くあるが、長丁場になるというだけで危険な相手ではなく、驀進の大麒麟のほうが遥かに厄介である。


■ヒポグリフ
第二階層ボス。豊富なスキルを所有しておりさすがに強い。弱点属性は雷。

■狂乱の眼差し
初ターンに使ってきて、その後もちょくちょく飛んでくる。対象を混乱状態にするがダメージはなく、単独なので回復も簡単。おまけに割と外れることもある。ヒポグリフの技の中では明らかに脅威度の低いサービス技

■バックキック
威力が高いのもそうだが、貫通攻撃なので後衛が大ダメージを受けやすく、ラインハーブでまとめて回復させづらいのが厄介。他の範囲攻撃対策も兼ねて、回復手段を持つキャラクターが2人いると安定する。

■バインドクロー
こちらは列攻撃だが、封じ効果を持つ。ウイングシールドの効果を考えるとヒポグリフ戦で長期戦はなるべく避けたいので、メインアタッカーのスキルが封じられたりすると辛い。アイテムを使う余裕はあるはずなので、テリアカαでもよいから何らかの対抗策を持ち込んだほうがよい。

■稲妻乱舞
全体に強力な雷属性攻撃+マヒのおまけ付き。早急な立て直しが求められるぶん、個人的にはスカイダイブより厄介。マヒは混乱と違って味方に被害が出ることはないので、状態異常よりもHPの回復を優先させること。ギリギリの戦いが続くぶん、ひとたび戦闘不能者が出ると立て直しがきかずに総崩れになることもある。飛んでくる頻度は高くないのがせめてもの救い。

■スカイダイブ
ヒポグリフの切り札。Lv.30近いキャラクターが装備を整えて何とか耐えられるというレベルの攻撃を全体に向けて放ってくる。行動速度にマイナス補正がかかっているらしく、大抵はターンの最後に撃ってくるので予め回復しておき、常に体力満タン近くをキープすること。スカイダイブの後は必ず下記のウイングガードに移行する。

■ウイングガード
防御力が大幅に上がり、毎ターンHPを500回復してくる。これが3ターン続くので合計で1500も回復される。ただしその間、相手は攻撃をしてこない。スカイダイブ自体はパーティ半壊必至の大技だが、その後必ずこのウイングガードに移行するためその隙に回復を行う。

HP1500回復は辛いが、これのおかげでスカイダイブからの立て直しが容易になっている面もある。味方を回復させたり弱体をかけ直したり、ヒポグリフ戦ではこの3ターンの使い方がとても重要。この間は敵が攻撃してくることはないので、後衛を前に出してラインヒールの回復効率を高めることもできる。また、魔法については通常通りダメージが通るのでウォーロックは攻撃の手を休めないこと。

ヒポグリフ
物理アタッカーはダメージを与えるのは諦め、弱化・強化やアイテムで仕事をする


ヒポグリフ自身のHPは傲慢の通仙坊よりも少ないが、ウイングガードの効果で実際の数値以上にタフさを感じる。戦いが長引くほどこちらに不利になっていくので、考えられる限りの手を尽くして最大ダメージを出すことが重要。

この手の敵は相手に回復される前に短期決戦で決めるのが一番だが、パーティ的にそこまでの火力を出すのが難しい場合も多いはず。弱点属性を突くのはもちろん、ユニオンスキルも最善のタイミングで使って少しでもダメージを稼ぐ。

ゴーレムと違って外野の攻撃で計算を狂わされることはなく、HP減少によって理不尽な強化をすることもないので慎重に戦えば事故はしづらい。常にHP満タンをキープし、回復量以上のダメージを与えられれば理論上は必ず勝てる、ただしそれまでにこちらのTPが尽きなければ、という敵である。

勝率を高めるために、ありったけのTP回復アイテムを持ち込むとよい。虫コブがあればあるだけのハマオを生産する。ウイングガードで敵の防御が上がっている間、物理アタッカーは手が空きがちになるはずなのでハーバリストやウォーロックといったTP消費の激しいキャラクターから順にハマオを突っ込んで体勢を立て直す。

状態異常も有効で、特に石化が決まれば一気に有利になる。ゴルゴンアローを使えば1回ぐらいは決まるはず。ただし、ウイングガード中に石化させるとまともにダメージが通らないのでせっかくの石化ターンが無駄になる。状態異常を使う時はウイングガード以外のタイミングを狙うこと。



長丁場なうえにミスの許されないターンが続くヒポグリフ戦だが、それでもゴーレム戦よりはだいぶ楽。ラクというか、チビゴーレムのような外野がわらわら湧いてきたりしないので「早く何とかしなきゃ」と焦ることがないぶん落ち着いて戦える。

初戦はもう少しというところでTPが枯渇し敗退を余儀なくされたが「じゃあTP回復アイテム持ち込めばいいじゃん」ということに気付いてからは余裕を持って戦えた。やはり全体を見ても、難易度的には第一階層>第二階層だったと思う。



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