【成長率(%)】
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 幸運 | 守備 | 魔防 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
80 | 65 | 5 | 45 | 45 | 40 | 50 | 10 | 340 |
前作では守備が初期値、成長率ともに低くHPの高さの割に受けるダメージが大きいため打たれ脆いイメージが強かった。しかし本作では守備の成長率がアーマー顔負けの50%までアップし、大幅に強化された。
他の能力も前作同様、戦士らしい伸びを見せる。HPと力はかなり上がりやすくパワフル。技と速さの成長率も最低限はある。斧雄士の上限を活かせるだけの無駄のない伸びを見せてくれるので、ノイスよりずっと戦士らしい活躍を期待できる。そこに守備の成長率が加わったため、かなり扱いやすいユニットに変貌した。唯一魔防の低さだけが穴だが、元々上限自体がかなり低いので魔法系にはそもそもぶつけないと割り切ることもできる。
初期レベルはそこそこなので最初からべらぼうに強いわけではないが、アイク軍は経験値が豊富なうえ強ユニットでの育成サポートも行いやすい。パワーがあるのでアーマーなどの守備のある相手には頼りになる。初期装備のキラーアクスも必殺をバンバン出すようになるため強烈。育成する場合は輸送隊送りにせず、ガンガン使ってやると頼れるユニットとして印象が良くなる。
同時期に加入するユニットとしては、同じ斧使いのティアマトの存在が気になる。ティアマトもアイク軍屈指の実力で、即戦力という意味では彼女に劣るが、こちらは力上限40&必殺補正&炎属性による圧倒的な破壊力が持ち味。移動力と奥義では負けるが、前作では発動機会に恵まれずなんとも使い辛かった奥義「鳴動」も、相手を一撃必殺できる並レベルの強さにはなっている。さらに、斧雄士は上限が優秀という利点があり多くの能力で黄金騎将を上回る。
【上限比較】
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 幸運 | 守備 | 魔防 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
斧雄士 | 68 | 40 | 10 | 36 | 35 | 30 | 30 | 20 |
黄金騎将 | 60 | 34 | 20 | 35 | 33 | 30 | 28 | 26 |
合計値では大差ないのだが斧雄士のほうが無駄がなく、魔法を相手にするとき以外のあらゆる場面で優位。
最大の弱体化点は、使える弓系の武器が弩だけになってしまったこと。せっかくの力上限を全く活かせない。確かに前作では力上限の高さを存分に活かし、スナイパーのお株を奪いかねないレベルで弓との適性が高かったのだが、弩しかつかえないとなると飛行系かスキル「天敵」を使った特攻狙いといったピンポイントな活用しかできず、そもそもボーレでペガサスや鳥翼族を相手にする場面がほとんどない。大抵は手斧を持たせておいたほうが便利。
移動力・奥義・初期値の高さを重視してティアマトを選ぶか、守備成長率・上限の高さを重視してボーレを選ぶか、あるいはどちらも強力なユニットなので両方使うのもあり。カンスト前提の将来性という意味では「見切り」持ちのノイスも軍が違うとはいえ気になる。ボーレのほうが育てやすく、ノイスの成長率は戦士としては明らかにヘンなので、拠点成長さえなければボーレのほうが使いやすい能力に仕上がっただろうが、共にカンストということであればやはり「見切り」のぶん最後の塔メンバーとしては水をあけられる。即戦力としてはティアマト>ボーレ>ノイス、将来性はノイス>ボーレ>ティアマトということ。
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