ファイアーエムブレム暁の女神 ユニット評価:アイク | 司法書士のゲームブログ

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アイク

【成長率(%)】
HP魔力速さ幸運守備魔防合計
6555106035304015310


主人公の一人であり最強ユニットの一角。

前作「蒼炎」でも最強ユニットだったが、強さの源であったラグネルと地属性の存在がそのままなので相変わらず強い。本作は上級加入なので初期能力も高めになっている。

ラグネルは威力18、必殺+5、守備+5、射程1~2、使用回数∞という驚異の高性能武器。前作ではかなり終盤にならないと使えなかったが、本作では第三部11章と早い段階から使える。地属性は支援Aで回避が45も上がり、ほとんどの攻撃は当たらなくなる。本作でもオスカーとの地属性支援は可能。攻守ともに極めてハイレベルなエースアタッカー。

ただ強いだけでなく、主人公の一人なので全て登場マップは強制出撃。もう一人の主人公、ミカヤとは対照的に率先して敵陣に突っ込み敵をなぎ倒していく。最終章も強制出撃なうえ、Area2では漆黒の騎士との一騎打ちも控えている。前作と異なり逃げることはできず、倒すまでクリアできないので必ず経験値を与えて育てるべき。



強ユニットなのは間違いないが、前作より強いかというとそうでもない。

まず魔防が低く魔法に弱い。上級Lv.11で初期値が7しかなく、成長率も15%しかない。蒼炎アイクは拠点なしでも上級Lv.20で17ぐらいまで上がったが、暁アイクは最上級職のLv.20でも15程度。幸運の値も高くなく、加入すぐの頃はエルサンダーの必殺が脅威だったりする。前作に比べると穴のある能力だが、倒されたら即ゲームオーバーということを考えると、優先的にボーナスを与えて弱点を補強したい。

また、アイクの強さを支える「ラグネル」だが、本作では剣でも普通に間接攻撃可能になったこと、全く同じ性能の「エタルド」を他のユニットが使えること、本作のSS級武器が普通に強力になったことなどから、前作ほど飛び抜けて強い武器というわけではない。

そしてアイクの代名詞である奥義「天空」が前作より発動率が下がって弱体化した一方、他の奥義は強くなった。前作はそれこそ天空一強、太陽がそこそこ便利ぐらいで他は必殺のほうがよほどマシというレベルだったが、本作では全ての奥義が必殺レベル、あるいはそれ以上の強さに強化された。それでも天空には回復能力があるのでまだまだ強力な奥義だが、特筆するほど強力な性能ではなくなった。ついでに戦闘アニメも蒼炎のほうが格好いい(関係ない)。

そういうわけで、前作ほどの抜きん出た「別格」感はなくなり、相対的に弱体化した印象がある。それでも最強クラスなのは凄いが。



初期装備でもう1つの専用武器「アロンダイト」を所持しているが、威力12、命中75と鋼の大剣とどっこいぐらいの強さでラグネルには遠く及ばない性能。その割に使用回数が50と多く4章の埋宝でもう1本手に入る。三部11章でラグネルを入手したら完全にいらない武器なのでガンガン使ってOK。

漆黒と騎士とのタイマンを控えてはいるものの、本作の漆黒の騎士が弱っちい(あくまで対アイクで比較した場合)のであまり躍起になって育成する必要はない。前作の漆黒は最大パラメータにラグネル天空が加わってようやく勝ちの目があるかなというFE史上屈指の強さで名バトルを繰り広げたが、本作では最低でも2回攻撃されない速さ27、できれば2回攻撃できる速さ34まで上げておけば他の能力は適当でもなんとかなる。後はラグネルを装備し防御床の上に立たせてタコ殴り。「見切り」があるので月光の脅威も全くない(というか暁月光を喰らったら即死だが)。


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