厳密には今期作品とは言えないけれど、これでハガレン最終話を見たら今期は豊作だったと勘違いしそうだ(笑)武内宣之氏の美麗作画が「演出」によって動かす(動かすとしても全編ではなくて一瞬に注力、今回もねじ伏せるくだりだけ)ことよりも、一枚絵のクオリティを上げんとするシャフト流とマッチ。
2009-06-26 メモしているような海外での農地確保は結局のところ帝国でなければ限界があるだろうということ。
コメから焼きたてパン 三洋が家庭用ベーカリー発売へ
>三洋電機は22日、コメを入れると米粉パンが焼き上がる家庭用ベーカリーを年内に発売することを明らかにした。これまで米粉を使うベーカリーはあったが「コメそのものからパンを作る製品は世界初」(同社)という。人気が高まる米粉パンが、家庭で手軽に作れるようになる。
これは凄い!そして欲しい!!久しく家電であれが欲しいとか、これが欲しいとか思わなかったけれどこれは画期的(大興奮)!!!
>22日開いた株主総会でこの製品を説明した佐野精一郎社長は「家庭にあるコメを材料に使えるので、食の安心を求めるニーズにも応えられる」と述べた。米粉パンは、コメの消費拡大のため学校給食に採り入れられ、小麦アレルギーを持つ人などの需要も増えている。新製品はコメとふくらし粉、水を入れると、内部でコメを米粉に加工し、パンの練り作業から焼き上げまで全自動で行う仕組み。価格や商品名は来月、発表するという。(SankeiBiz 2010.6.22 17:01)
さすがに、ふくらし粉は入れないとだめなんだ…何はともあれ家電売り場等でまずは試食させて欲しい。そして農水省は音頭をとって、自給率アップのため米粉普及推進すべく、ポイント制度を活用して購入促進すればあっというまに普及しそう(地デジ対応テレビ83%まで普及と先日伝えられましたね)。
117 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/06/24(木) 02:21:02 ID:4Y8Om7Fw
小麦グルテンを使わずにおいしい米粉パンを作るのは難しい・・ここは以前から小麦グルテンを使わずに米粉パンを焼けるベーカリー機を作っているのだが、できたパンは正直おいしくない。
137 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/06/24(木) 05:44:45 ID:0KKE6eOF
>>117
米粉100%でパンを焼く方法開発 小麦アレルギーも安心[10/06/03]
>米粉100%でパンを焼く簡単な方法を、食品総合研究所(茨城県つくば市)が開発した。小麦粉や、小麦から作る「グルテン」を使わず、小麦アレルギーの人も安心して食べることができる。普及すれば、米の消費や食料自給率の向上につながる可能性もあるという。米国化学会の専門誌の電子版に3日、論文が掲載された。米粉でパンを焼くと生地が膨らまず、餅のように硬くなる。膨らませるにはグルテンを加えるのが一般的で、グルテンなしだと、米粉を細かく砕いたり、増粘剤を加えるなどの工夫が必要だった。
研究所の矢野裕之・蛋白質(たんぱくしつ)素材ユニット長らは、米粉だけで作ったパン生地1斤分に、肉や野菜に含まれるたんぱく質のかけら「グルタチオン」を約0.75グラム加えて5~6時間置くだけで、他は通常通りの手順で、ふっくらとしたパンを焼くのに成功した。小麦のパン1斤には、グルテンを作用させるために食塩を約4グラム使うが、グルタチオンだと食塩は不要で、減塩にも役立ちそうだ。
米粉でパンを作ろうとすると、たんばく質がでんぷんにからんで膨らむのを妨げる。グルタチオンはたんぱく質同士の結合を切り、でんぷんを解放して膨らませるらしい。グルタチオンはサプリメントなどに使われ、食品として市販されている。ただし、市販品は塩分が多く含まれ、パンは膨らまない。普及には、塩分を除いたものを
大量に作る必要があるという。
ソースは
http://www.excite.co.jp/News/society/20100603/20100603E40.018.html
■食品総合研究所 http://www.nfri.affrc.go.jp/
[2010年6月2日] 米粉100%(グルテン不使用)パンの新しい製造技術の開発
-食料自給率向上・米粉需要拡大への貢献-(PDFファイル)
http://www.nfri.affrc.go.jp/research/press/100602.pdf
ここと協力すれば最強じゃね?
286 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 14:24:28 ID:55mQOei5
すげーなwww
あと普通に米も炊けるようにしてくれ
そこまで質は求めないから
288 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/06/26(土) 15:02:05 ID:wkSFtx/0
>>286
お母さんがスイッチ間違えて晩飯は刺身にパンとかになるぞ
そして日本人の大好きな多機能化(カレーパンだとか食パンだとかアンパンだとか)が発達する余地も残されているし楽しみすぎる♪
農産物、今後10年で高騰 FAO・OECD報告書
>国連食糧農業機関(FAO)と経済協力開発機構(OECD)は15日、2010年から19年の世界の農業に関する報告書を発表。新興国での需要増などにより、過去の10年間と比べ、世界の大半の農産物価格が上昇すると予測した。報告書は1997年から2006年の平均価格と比べた今後10年間の平均価格を品目別に予測。コメを除いた主穀物の価格は15~40%、植物油は40%以上、乳製品は16~45%上昇し、豚肉を除いた肉類の価格も過去10年の平均を上回るとした。価格上昇の要因としては(1)新興国での人口増や食肉消費拡大(2)バイオエネルギーの利用拡大―などによる穀物や飼料の需要増大を挙げている。(2010/06/15 22:02 【共同通信】)
食糧不安も杞憂だという有力な反論もありますが、量として世界に足りているかどうかと食糧価格が連動するかは悲しいかな別問題(まあ、それは一般資源も含めてのことですが一次産品が力を持つ時代)。
15 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/06/16(水) 02:16:30 ID:a9h4Nmst
金属に続き、農産物を現受できるETFの登場か
金ならともかくパラジウムなんて現物でもちたくねえよ
18 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/06/16(水) 03:46:16 ID:ftS8snKo
鳥取砂丘
緑化で地元民が必死に草抜き
貴重な砂漠を守れなう
「食糧安保の鍵は農業の成長」、インド首相
>地球上の陸地の2%超、淡水資源の約4%しかないインドに全人類の約17%にあたる12億人近い人が暮らしているため、インドの天然資源は逼迫(ひっぱく)している。インド気象庁の予想では今年の降水量は例年並みだが、前年に広い地域で干ばつが起きた影響で、今年の農業成長率は0.2%と過去5年間で最低を記録している。シン首相は進んだ技術を駆使して農業生産高を増やさなければならないと述べるとともに、小規模の零細農家のための改革を呼びかけた。(【6月20日 AFP】)
そして発展途上国が工業国として成長すれば、離農も徐々に広がるでしょう(もちろん中国さまのようにある程度強権発動できるならば別でしょうが)。
IWC:商業捕鯨再開見送り 「南極海ゼロ」で攻防
>今回のIWC総会では、全体の捕鯨頭数を大幅に削減する一方、日本の沿岸捕鯨など商業捕鯨の再開を事実上認める議長案が示されていた。82年の商業捕鯨モラトリアム(暫定的停止)決定以来続く、加盟国間の対立を解消するのが狙いだ。
見送り前にNHKで解説特集が組まれていて、見ていたのですが要は捕鯨国に沿岸での商業捕鯨を認める代わりに、南極海を代表とする沿岸以外での捕鯨数を徐々に減少させてほしいというバーター取引。今回このような妥協案が出た背景としては、アメリカにとって有力同盟国の日本とオーストラリアがこの件で先鋭的な対決をしていることに対する憂慮らしい。
>豪州などの反捕鯨国が南極海での日本の捕鯨を段階的に廃止するよう求めると、日本はクジラ資源には余裕があるとして「ゼロとする科学的根拠が見あたらない」(舟山康江農林水産政務官)と反論。アイスランドが日本に鯨肉を輸出していることを問題視した欧州連合(EU)が、自国内消費に限定する貿易禁止措置を迫ると、アイスランドは「自由貿易が原則」と反発した。
捕鯨国の反論の方がいわゆる”感情論”ではないのですよね。それよりも、私はかつて反捕鯨運動盛り上がりの背景として、ダメリカがベトナムでの枯葉剤作戦からの批判を逸らすために反捕鯨運動を持ち出したというような日本での「定説」も踏まえると、今回原油流出という自然環境破壊への自国に対する批判を逸らすためにまた鯨を利用するのではないかとむしろそちらを懸念してました。
>米国は自国の先住民捕鯨を守るため、反捕鯨国ながらも議長案作りを実質的に主導したが「非政府組織(NGO)の圧力の高まりで積極的な姿勢を維持できなくなった」(日本政府交渉筋)との見方がある。
なのでこの記事はNHKの解説とは若干ズレあり(この説明ならば現状維持で構わないわけですから)。
>日本は88年に沿岸の商業捕鯨から撤退。現在は網走、太地と鮎川(宮城県石巻市)、和田(千葉県南房総市)の4拠点で、IWCの規制対象外の鯨種の捕獲や、調査捕鯨にあたっている。議長案の線で合意すれば捕獲対象が広がるなどの利点があったが、22年の悲願はお預けになった。
山田農水相(ついに「」付ではなくなりましたw)のコメントなどを散見すると、今回日本は沿岸での商業捕鯨を条件に段階的に南極海での調査捕鯨を削減することはこれまでの立場を崩して飲む腹積もりだった模様です。
>一方、長年にわたり日本人のたんぱく源だった鯨肉の消費は減り続けている。農林水産省の統計によると、国内の鯨肉消費量は1962年度の23万トンから08年度は5000トンまで落ち込んだ。09年末の在庫量は年間消費量に匹敵する4246トンとだぶつき気味だ。(毎日新聞 2010年6月24日)
先に紹介した小泉武夫「鯨は国を助く」を参照 のこと。大量に流通して価格が下がらない限り、価格競争力も鯨消費文化の復活もないでしょうね。こちらも商業捕鯨再開の暁にはその初期において助成が必要でしょう(ダイレクトに自給率向上には寄与します)。
ヤクルトが初の米国工場を正式発表 2012年稼働
>ヤクルト本社は18日、米国カリフォルニア州に乳酸菌飲料「ヤクルト」の生産工場を建設すると正式に発表した。同社が米国に生産拠点を開設するのは初めて。2012年に稼働させ、当初は1日当たり25万本を生産し、最終的には76万本に引き上げる計画だ。同社は、1999年に米国西海岸でヤクルトの販売を開始。現在、カリフォルニア州やアリゾナ州、テキサス州などで展開し、現在1日平均11万本を販売している。米国向けの商品はメキシコの工場から出荷しているが、物流費などの削減には米国国内での工場建設が欠かせないと判断した。(MSN産経 2010.6.18 11:12)
有望な海外市場開拓メーカーとして代表的に名があがるほどですからね。リスクは本社が本業とは関係なく財務であほなことを定期的にすることでしょうか。しかし、アメリカ人があのちっちゃいヤクルトを飲んでいる姿を想像すると少し微笑ましい。
関係ないのですが素朴な疑問として、ヤクルトおばさんが職場に台車を引いて売りに来るのですが一体どこから発生して、どこに帰っていくの?(新聞や牛乳のように拠点がそこら中にあるの?それとも乗合バスみたいなものでどこかで纏めて搭乗しているの?)
- 鯨は国を助く/小泉 武夫
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- ▲日本では”食”が宗教であり、愛国であり、郷土であり…と感じざるをえない一冊。多少行き過ぎでもこういう保守論壇は私は嫌いではないです。