お先真っ暗ですよ。だからですね、、、つまりその僕ら3人なら少なくとも3人を地獄に流せます。 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

2007-12-14 は問答無用の治安良化と高齢者犯罪の急増ニュース。ちょうど今週の週刊文春で宮崎哲弥が同様のことを記していますが、未だに氏が参照元と記している犯罪学界隈というものが見つからない<(*^ー^)マイッタマイッタ


その意味で何度でも書きますが半径3m社会学者の宮台が現在の青少年は「底が抜ける(ている)」とか抜かしていましたが、底が抜けつつあるのはいや元々抜け「続けている」のはそれこそ高度経済成長という大きな物語や、会社共同体という密な人間関係を築いてきた老人世代でございました。


ちなみに双風舎にもトラバ送ったんですが見事に黙殺されました、まあ反論なんて出来ようわけもありませんからそうするしかないでしょうが。それとも粘着行為=ホモソシアルに好いている表れ@東くん とか「解釈」しますかぁ?


他は刑務所で偽装請負とPFIとしての刑務所という点と線なお話。他にもコメント欄でnobさん、中村さんに教えていただいたニューステンコ盛り。下にも恐ろしきは「過去の」銃犯罪、昔と変わらぬ恐怖を誇るキラービーと。ちょうどこれから今年のものを改めてメモしますがnobさんに教えていただいている通り魔殺人事件、少年による殺人犯数を指折りて数えられる平和ぼけな日本に涙せよ( ;∀;)


通り魔事件、最悪 1~11月刑法犯認知 老老介護疲れ…殺人・未遂21人
>今年1~11月に全国の警察が認知した刑法犯のうち通り魔による殺人、殺人未遂事件の件数は13件、死傷者数は死者11人を含む42人で、現在の形で統計を取り始めた平成5年以降、最多となったことが11日、警察庁のまとめで分かった。また、65歳以上の高齢者による殺人(未遂を含む)が増加。「介護疲れ・看病疲れ」という動機で妻や夫を殺害するケースが大幅に増えており、介護問題の深刻さをうかがわせている


「通り魔殺人事件、最悪」とかまた煽り見出しつけてからにそんなに体感治安を悪化させたいの(゚Д゚)ゴルァ!!最悪なのは産経の知性じゃ!自分で書いている図の縦軸メモリの単位は「人」ですよ?それはさておき「底抜け」予想に対抗して、私は「介護殺人の増加」予想を立てていたんですが勝利宣言しても良いですか?(この段階ではなくてもっと圧倒的な数になってからしますけれど)



水紋鏡~呪詛粘着倶楽部~-通り魔


警察庁によると、同期間の刑法犯全体の認知件数は前年比4・9%減の167万4773件。通年でも昨年を下回り、6年連続の減少となる見通し。殺人や強盗、放火など警察庁が「重要犯罪」としている罪名の認知件数では殺人だけが前年を上回った。通り魔事件について見ると、今年は3月に茨城県土浦市のJR荒川沖駅で無職の男(24)が通行人を刃物で襲い、1人を殺害、7人にけがを負わせた事件が発生。東京・秋葉原で6月、派遣社員の男(25)が通行人をトラックではねたり刃物で襲ったりして7人を殺害、10人に重傷を負わせた事件など一度に複数の被害者が出る事件が相次いだことが死傷者数を押し上げた。


わずか2事件で25人を叩き出したと。統計的には外れ値処理でいいんじゃないの?

>刑法犯として逮捕されるなどした高齢者は今年11月までに4万5059人で、昨年を上回るペースで推移。罪名別では、暴行が1871人(昨年は1703人)で急増。万引も2万4917人と高水準で推移している。未遂を含む殺人は、158人(同110人)。このうち親族間の殺人が108人(同36人)。被害者が配偶者だったケースは61%を占めた。犯行動機では「介護・看病疲れ」とした高齢者が21人で、昨年(5人)を大幅に上回った。(MSN産経 2008.12.12 06:57)


まあ、これまた何度も書いてますが介護殺人の数も大したものではないのです。現状「は」。ただ厚労省のシビリアンコントロールの効果もあいまって今後かなりの伸び代が生じることがあまりにも想像するに易いというだけで。


11 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/12/12(金) 10:03:45 ID:wA7cP9a00
これからもっと増えるよねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


18 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/12/12(金) 10:10:53 ID:YXyCnb2I0
>>11
医療技術の発達と辛い闘病を避ける為健康的に生き平均寿命が上がり
介護者は増えず老人は増えていき、老人が老人を介護してるからな
詰んでるかもねwww政府が率先して自殺斡旋をしないと
共倒れの現実やマンパワー不足の前じゃ安っぽいヒューマニズムなんかゴミ


(*゚∀゚)っ久坂部先生

24 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/12/12(金) 10:26:08 ID:ZOjin9FZ0
まーた警察の権益拡大キャンペーンか


治安悪化信仰批判に対して、そうはいっても何かが起きたらどうするんだ!?と感情論をまくし立てる人がいますが、そんなリターンの低い投資に有限の資源が割かれていった結果がこれですよと美坂は回答します。普通に医療・福祉に予算を回しましょうと。


週刊上杉隆【第57回】 東金女児遺体事件で容疑者を実名報道したメディアへの違和感
容疑者の逮捕直後から、筆者は、言い知れぬ違和感に襲われている。新聞・テレビのニュースを追いながら、どうしても、今回の報道にはなじめないからだ。その原因は、容疑者の「履歴」にある。
端的に言えば、容疑者の実名・顔写真報道の問題である。本事件の報道に関しては、記者クラブの横並び意識がもたらした弊害が如実に現れたとみている。警察発表によれば、容疑者は特別支援学校に通っていた。軽度の知的障害を抱え、その病歴からも、単純に責任能力が問えるかどうか疑問の余地は残る。にもかかわらず、すべての記者クラブメディアは実名と顔写真で容疑者を報じた


先にほにゃららと言い淀んでいた(結局全部書いたけれど)部分 をきちんと書いてくださる記者がジャーナリズムに存在したんですね・゚・(ノ∀`)・゚・。


>筆者は、この記者クラブの考えに与しない。よって本コラムでは匿名とする。会見で警察は「必ず起訴できる」と言ったという。捜査当局としては、当然の決意表明である。だが、起訴自体は警察が決めることではない。それは検察などの司法の判断による。


( ゚∀゚)o彡°


>容疑者は、精神発達遅滞と診断され、さらに特別支援学校に通学していた経歴を持つのだ。となれば、おそらく精神鑑定は行われるだろう。刑事での責任能力の有無を問われ、場合によっては不起訴の可能性もある


鑑定医が頑張ればねとしか言いようがない。故宮崎死刑囚の時の様な精神鑑定の信頼性を疑わせるような無様な鑑定結果にならないことをお祈り申し上げます。


>筆者は、起訴・不起訴の結果の如何を言っているのではない。軽度とはいえ、知的障害のある容疑者の氏名を、全記者クラブ所属メディアが横並びで、一斉に実名報道に踏み切っている点に違和感があるのだ。


( ゚∀゚)o彡°


匿名報道の是非を言っているのではない。自己判断できずに、警察の発表に頼る記者クラブの体質を問題としているのだ。警察発表も年々巧妙になっている。今回も、県警は病状に触れた上で、容疑者の氏名を匿名にするか、実名で報じるかは各社の判断に委ねている。これによって、警察が発表したからという旧来の言い訳は成立しなくなっている。そうだとすると、横並びで報じたこの結果は、いったい偶然なのだろうか、それとも記者クラブの横並びがもたらした「談合」の結果なのだろうか


ここから先は上杉氏の大手ジャーナリズム批判の核となる「記者クラブ」制度に繋がっていくと。

今回、唯一、匿名報道にしたメディアがある。週刊誌の「週刊朝日」だ。校了日、たまたま同編集部にいた筆者は山口一臣編集長の決断をみている。校了直前、実名で書かれた記事をすべて匿名に差し替えたのだ。


これは素直に(*^ー゚)b グッジョブ!!(匿名報道がどうとかこうとかではなくて、メディアスクラム状況に違和感を覚え異なる報道を選んだということがね)


>精神発達遅滞の容疑者であれば、供述内容が二転三転し、取り調べが成立せず、公判が維持できないという過去のケースもある。「浅草レッサーパンダ殺人事件」などがその例だ。当事件は当初、すべて実名報道であったが、精神鑑定の結果、容疑者の責任能力を問えず、いつのまにか匿名報道に変わっている。(ダイヤモンド2008年12月11日)


そして匿名報道に拘らないというのはこういうことです。つまりきちんとした報道機関の自己判断、矜持に基づいて報道権力を行使せよとそういうことに尽きます。さんざんぱら実名報道やっておいて、それを徹底することも自らの報道を省みることもなくいつの間にかにフェードアウトして口拭って頬被りというのが最低だと。

最初は終身刑望んだ母「やっぱり犯人の命をください」
>2004年12月12日夜、福岡県飯塚市で一人暮らしをしていた三女の奈々さん(当時18歳)が、アパートへ帰る途中、近くの公園に引きずり込まれ、絞殺された。


>06年3月9日の第8回公判。博子さんは意見陳述に立った。当初は死刑でなく終身刑を求めた気持ちから話し始めたが、途中から抑えていた感情があふれ出た。「私たちは成長した奈々に会えないのに、犯人はさも罪を償っていましたと言わんばかりに、大きくなった我が子に会える。嫌だ、それだけは許さない……。私の心はどこまで醜くなるのでしょう。やっぱり犯人の命をください……


この言葉を、この声を裁判員達が聞いたとき、それに抗うことができよう人などいるのでしょうか?


>12日、今年の命日の夜を、両親は島の自宅で迎えた。地裁、高裁でともに死刑判決が出た鈴木被告は今年2月、最高裁に上告した。「罪のない子供が親に会えないことを願うなんて、おかしいと自分でも思う。でも、もし被告が無期懲役になることを考えると……」。博子さんは声を震わせた。「命の大切さを分かっている妻は、犯人の死を望む自分を責めてきました。こんな思いをする家族をもう出さないためにも、落ち度のない人を殺せば死刑だということを示すしかないと思います」。寿さんは語った。(2008年12月13日07時32分 読売新聞)


普通に人一人殺したとしても遺族がそれを望み、司法の場で切々と訴えれば多数決で死刑となりうる(量刑相場が一気に急伸!)時が来る日も近そうです(総選挙が秋口までずるずると延びたら)


毒味せず茶出し、賠償命令 新潟地裁、410万円
>不動産業者の事務所で毒が入れられた麦茶を飲み、胃潰瘍で胃を摘出することになったのは事務所側に安全配慮義務違反または不法行為があったためとして新潟市東区の池田篤さん(80)が、事務所の男性(75)に約2300万円の賠償を求めた訴訟の判決で、新潟地裁は11日、「毒味をすべき注意義務があった」などとして男性に約410万円の支払いを命じた。



                ∧∧   鬼喰ひハジマタ!
 (⌒⌒;;(⌒~      ヽ( ゚∀゚)/
(⌒;; (⌒⌒;;(⌒~    (   )
    (⌒;; (⌒⌒;;(⌒ ≡≡ミ

>山崎まさよ裁判長は、男性らが前日に約3時間、事務所を無施錠のまま留守にした後に冷蔵庫に入っていたことを確認したペットボトルの水を使って麦茶を作ったと認定。男性は金銭問題などでトラブルを抱えており男性を狙ったと考えるのが自然で、何者かに危害を加えられる恐れを予見できたと指摘し「毒味をして異常のない水と確かめてから使用すべきだった」と判断した。


      _,,,......,,__
  /_~ ,,...:::_::;; ~"'ヽ
 (,, '"ヾヽ  i|i //^''ヽ,,)
   ^ :'⌒i    i⌒"
      | ( ゚Д゚)  <この先生きのこれるのかとなったら他人の命にも責任を
      |(ノ  |)   もたされるということ!?うかうか人の恨み買えませんw
      |    | 
      ヽ _ノ
       U"U

>ただ「誰の違法行為であるか判明しておらず、被告が負う責任の範囲は全損害ではなく2割が相当」とした。(2008/12/11 21:58 【共同通信】)


これは凄い、本当にまったくもって理解できない判決なんですが(lll゚Д゚)ヒィィィィとりあえず真犯人に対しての求償権を被告はもっているんですよね、ね?


米の死刑執行37人、過去14年間で最少
米国で2008年に刑が執行された死刑囚は37人で、過去14年間で最も少なかったことが、非営利組織(NPO)「死刑情報センター」(本部・ワシントン)の調査で分かった。
州別では、テキサスが約半数の18人を占め、バージニアが4人、サウスカロライナとジョージアが各3人だった。米国では1976年に死刑制度が復活して以降、執行数は99年の98人をピークに減少傾向にあり、死刑の代わりに終身刑を選択するケースも増えている。


これで人口比で考えるとちょうど日本の3倍前後に収まる適正数?ただ、米国が減少傾向、日本が増加傾向という大きな違いはありますが。


>また、薬物注射による刑の執行が激痛を与える可能性があり、残酷で異常な刑罰を禁じた憲法に違反する疑いがあるとして、連邦最高裁が昨年9月に審理することを決め、今年4月に合憲判決を出すまで全米で執行がストップしていた(2008年12月13日11時53分 読売新聞)


来年の動向を見てみないとわからないと。まあ例え政権が交代しても最高裁判事の面子は当分同じですからね。


【参考】

死刑容認州の減少

薬殺合憲

薬殺米中事情


中国は「自殺大国」世界一、経済発展のかげで深まる孤独
>中国の年間自殺者数は25万人から30万人で、世界合計の約25%を占める。また、2分に1人が自殺している計算になる。15-34歳の死因の1位は、自殺によるものだ。


世界人口に占める中国人の割合を考えると結構妥当?

中国は、女性の自殺者数の割合が全体の58%と、世界で唯一、男性の割合を上回っている。また、農村部の自殺者数が都市部を上回っているというのも、他の国の傾向とは異なっている。中国では、農村部の自殺者数は都市部を3倍から4倍上回っているという。農作業、親の介護、子どもの世話という三重苦を背負っている農村部の女性では、特にリスクが高い。【12月12日 AFP】


ただ、こうした中国固有の自殺事情というのは興味深い。日本の限界集落に住まう住人のほうが三重苦を背負わないという点で幸福か否かという思考実験は中々興味深い。


以下 アニメ感想
「地獄少女三鼎」第11話

脚本;高木登
絵コンテ;名村英敏
演出;吉田俊司

メディア悪影響論を単なる商業主義で利用するマスコミ人も、それを利用して罪を軽く逃れようと考える餓鬼も死ねと。ついでに書きたいから程度の理屈で、戦うこともできない著者も死ねとそういうことですか?残ったのが全部女性(加害者の母親含み)というのがなかなか趣き深い。最後、地獄流しの見せ場で地獄少女が高台から飛び降りるところから一緒に落ちていくシーンという動の台詞と、最後に同じ台詞を言われたわよとさらっと漕ぎながらのシーンの静の台詞とともに同じトーンで喋っているだけによりいっそう淡々とした気持ち、つまりどうしようもなさが表現できているように思います。花丸、二重丸です。


「かんなぎ」第10話

いきなり最終話モード、なんか周囲でわけのわからない騒動がおこっているやに聞き及んでいる(それも詳細はスルー)だけに綺麗に終えて評価を一変させてくれることを希望します、これまでのところ存分に楽しませていただいているだけにね。