バーチャル社会の弊害から子どもを守る研究会最終回~To be continued~ | あざみの効用

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或いは共生新党残党が棲まう地

『おれは正義を実現するために権力をもちたいと思った。だが権力を手に入れるためには不正を犯さざるをえなかった。権力を持とうとする者なら誰でもそうせざるをえない。おれは抑圧を終わらせたいと思った。だが、それにはおれに邪魔だてする者どもを牢屋にぶちこみ、破滅させねばならなかった。おれは抑圧者となるほかなかった。暴力を廃止するためには暴力を用いざるをえない。悲惨を取り除くためには悲惨さを引き起こさざるをえない。戦争を不可能にするためには戦争をするほかない。世界を救うためには世界を破滅させるしかない。それが権力の真理だ。』

              ミヒャエル・エンデ「鏡のなかの鏡」


バーチャル社会の弊害から子どもを守る研究会第九回(最終回)~影との戦い~ の続き、具体的中身の検証。

前回、中間答申で委員会で文書を纏めようとした際に坂元先生の猛烈な批判を受けて、前田座長などとにもかくにも纏めないといけないということで、みっともないほどの低姿勢で大幅な修正に応じざるをえなかったことに学習したのか、今回はメールや電話でもって恐ろしく慎重な事前調整をもって臨んだようです。それが証拠に最終回は2時間(これまで3時間以上やっていました)で終わっています。

まあ、それでも日時平成18年12月25日(月) 10:00~12:00ということを考えるとこうしてネットで公開されるまでにほぼ三ヶ月も経っているんですがねアッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ ㌧㌦! ㌧㌦!


以下 中身検証。

【座長】(=前田氏)
>それでは、9回目の研究会を始めさせていただきたいと思います。本研究会では、本年4月に設立後、携帯電話、ゲーム、そして子どもを性行為等の対象とするコミック等の3つの課題について、これまで8回の会を開いてまいりました。その間、有識者や携帯電話会社、ゲームの関係業界団体などからヒアリングなどを実施しつつ、これまで審議を進めてまいりました。

>この過程におきましては、特に喫緊の課題として、携帯電話と子どもの関係について本年9月に「携帯電話のもたらす弊害から子どもを守るために」という中間報告を取りまとめました。その後、国会をはじめさまざまな場で携帯電話の弊害に関する議論が喚起されて、11月には総務大臣が携帯電話会社にフィルタリングの普及、促進を要請し、携帯電話会社が一層の取組強化を図ることを表明いたしました。

このようなことからも分かりますように、本研究会での審議が子どもを守るための対策を進める上で一定の成果を上げてきたものと考えております。これまでの委員の皆様のご尽力に心から感謝を申し上げたいと思います。本日は、これまでの検討の成果を最終報告書として取りまとめたいと思っております。何とぞよろしくお願いいたします。

…自分の手柄みたいに嘯いていますが、表現内容規制から妥当な落としどころとしてのフィルタリングに議論の流れを導いたのは坂元先生じゃないか!

【B委員】(=竹花委員)
>具体的に、携帯電話を使ったどのようなメールがどのような犯罪になるのか、説明したらどうですか。

【事務局】
>例えば相手方に対して個別に侮蔑するような内容のメールをしますと、名誉毀損ですとか、侮辱罪というのにあたるような場合がございます。これがメールを使った場合のいじめの典型的な犯罪ということになりますが、そこまで至らないようなものも多数あるということで、場合によってはという言い方をしてございます。

【B委員】(=竹花委員)
名誉毀損、侮辱罪以外に、脅迫罪に該当する文面、例えば死ねとか、そういうふうな言い方も場合によっては脅迫罪になる可能性があるように思います

最初から知っているなら事務方を利用しないで、自分の口で話せよ…姑息。

【D委員】(=江川委員)
>具体的に定めることについては、これは適切であろうかと私も思いますが、1点、語尾のところなんですが、瑣末なことでございますけれども、家庭教育の自主性とか、家庭の在り方について、やはり1つの啓発を行っていくという意味で、「必要である」という文言が適切なのか。冒頭にもございますように、フィルタリングのときもそうですが、付加することが望ましいと。ですから、ここについても「明確なルールを家庭内で定めておくことが望まれる」、当然この「具体的なルールを定めておくことが望まれる」、こういう形で家庭への啓発を促していくということで、こちら側があまり一方的に必要であるというふうに断定するよりもよろしいかと思います

まったく瑣末なことじゃないよ(*^ー゚)b グッジョブ!! 義務と目標ではまったく意味合いが違います。

【座長】(=前田氏)
実質の中身は変わりませんが、今、D委員(=江川委員)からご指摘のとおり、ほかのところで必要であるというのは随分使っていますが、この中身に関しては、家庭内のルールが必要だというのは確かにちょっときつ過ぎるかもしれない。ただ家庭として何をしていったらいいかという意味では、この「望ましい」でも十分メッセージとしては伝わると思いますので、それは事務局よろしいですか。これは最終報告書なんですが、今のようなご指摘の部分は対応できると思いますので、直させていただいた上で、最終決定したいと思いますので、今の段階で皆さん確認していただければと思います。この部分については、「必要である」を「望ましい」に直させていただくということで、何とぞよろしくお願いいたします。

【事務局】
>はい、承知しました。

【座長】(=前田氏)
>ほかに何かご指摘いただく点はないでしょうか。もしなければ、続きまして第3のゲームについてご議論いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

前田氏の少しでも早く出来るだけ修正を加えることなく、最終答申への承認を得ようという必死さが伝わってくるやりとり(事務局と打ち合わせているでしょw)です。

【E委員】(=坂元氏)
これまで会議の席上でもいろいろ意見を申し上げさせていただきました。また電子メールでも意見を申し上げさせていただいて、それをご検討していただき、ご調整いただいた結果ということで、私といたしましては基本的にこれで結構かと思っております。ただ細かいところなのですが、その後ちょっと気付いたところがありまして、今言うしかございませんので申し上げたいというふうに思います。

本当に坂元先生が必死で議論の流れを修正された結果ですよ・゚・(つД`)・゚・。

>ゲームの部分の別紙についてで、気付いておけばよかったんですけれども、2つ目の②種類、対象及び審査実績とありまして、2002年10月から2006年8月とございます。このマークそのものは、もともと2002年から始まっているのですけれども、当時はZがなくて、これは報告書の本文の方にもございましたけれども、ABCにあたるものは変わらないのですが、Dにあたるものが18歳以上でございました。それが今年の3月からZが新設されて、Dが17歳以上に変更されたということがありますが、今一括して2002年からという形になっております。これが少し誤解を招くかなというふうに思った次第でございます。

坂元先生の求める「細かい」修正ってまったく細かくない(笑)これはゲーム業界は自主的な取り組みをきちんと前からやっているということをこそ言いたいんだから。

【事務局】
>事実関係でございますが、注を付けたりしまして、ここは適正に表記したいと思っておりますのでよろしくお願いします。

【座長】(=前田氏)
>ご趣旨は十分理解いたしましたので、直し方はちょっとお任せいただいて、注にするとか、分かりやすい形で必ず表記させていただきたいと思います。

何ですか、この卑屈っぷりはw しかしどれだけ醜態を晒そうとも最終答申は坂元先生や江川氏に直接的な言質をとらせたくないというか、出来るだけ喋らせないために「はいはい」と全肯定で流したんでしょうね。

【F委員】(=岡田氏)
>なかなかみんな感じていても実際言葉にして言うということが難しい部分もあったわけですけれども、いろいろな部分で、E委員(=坂元氏)ともいろいろ議論がありましたけれども、共通項を見出すことができて、ここまでは共通認識として言えるだろうというところでこういう形にたどり着けたことは非常によかったと思います。

悪影響の存在を認めることと、悪影響の大きさを認めることの差は埋められていないと思うのですが、まさに負け惜しみ乙!

>私としましては、オンラインゲームと同時に、今非常に子どもたちに大きな影響を与えているのは携帯用のゲーム機だと思うんですね。非常に早くから触れ始めるというのもあります。オンラインゲームの使用というのは、まだある程度ゲームにはまっている子とか、そういう携帯を持ち始めたりとか、パソコンを持ち始めた子が主で、中学生なんかの調査でも、オンラインゲームにのめり込んでいる子というのは、まだ3%とか4%とかいうような数字です。もちろんどんどんそれが低年齢化していくという危険性はあると思うんですけれども。一方携帯用のゲーム機に関しては、これはなかなか親が管理するという場合にちょっと手ごわい相手でして、旅行先であろうが、何かスポーツをしているときであろうが、あるいはトイレの中であろうがやっているというようなことで、非常に大きな、生活面では影響が出やすいのではないかなと。電車の中ででもよく大学生の方とか、成年の方なんかがやっていらっしゃる光景に出くわしますけれども、その辺がやはり適切な使用が損なわれる危険があるのではないかなということで、その辺もできれば盛り込んでいただきたかったです。

携帯用ゲーム機が悪影響を及ぼしているデータはマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

【座長】(=前田氏)
どうもありがとうございました。もちろん不十分なところもあろうかと思いますけれども、やっぱり出してまとめ上げていくタイミングというのがございますので、オンラインゲーム等という形で盛り込まれたということで、これで今回はまとめさせていただきたいというふうに考えております。

余計なことを言って坂元先生に口を出させるな、身の程を弁えて少なくともこの場では空気を読んで黙ってろ岡田ということでしょうか?

【G委員】(=藤岡氏)
>非常に細かいところなんですけれども、点線で囲まれたゲームの特性というところですけれども、暴力的ゲームの特性なんですけれども、これでは一般のゲームと混同されてしまうので、書くとしたら暴力的ゲームの特性、あるいはただの特性、あるいは何もなくてもいいと思うんですが。下は暴力的ゲームの影響が指摘された事例、上はこれ一般のゲーム、例えばテトリスはここの範疇には入らないわけですよね。だから暴力的ゲームの特性、あるいは特性、あるいは何もない、どれかにした方がいいような気がします。

ゲーム悪影響論と粗雑に一括りにすることなく、悪影響を及ぼすゲームもあるという限定論ですね。

【座長】(=前田氏)
>そうですね。暴力的なゲームの特性ということでご了承いただいてまとめたいと思います。

さくさく決まっていきます。

【D委員】(=江川氏)
>ここでもう既にご議論があったことかと思うんですが、これを拝見させていただきますと、暴力的なシーンの問題とのめり込みの問題、いわゆる内容の問題と子どもたちの長時間にわたってのゲームへのいそしみの問題の2つの側面があると思うのですが、暴力的なシーン、内容の問題については、どういう規制を行うかということは別途考えるにしても、子どもたちがのめり込むことを一体どうやって抑止していくのかということは、なかなか難しい問題だと思うんですね。

これも重要な視点です。暴力的なゲームの影響など、どのような文脈で興じたか、あるいは事後的に意味づけられたか、あるいはそもそもどの程度ゲームに親しんでいるかといった部分で影響される部分の方が遥かに大きそうですからね(そうでなければ、もっと簡単に悪影響は証明されていますw)。

>「ゲームがもたらす弊害への対策の現状と課題」、ここの(2)のアで家庭教育への支援ということが書かれてあるわけですが、文部科学省でも、脳科学と教育といったところで、ゲームを長い間のめり込んでやっていると、子どもの情動に影響を与えているのではないかとか、いろいろな知見も少しずつ明らかにされてきているんですけれども、こういったことを考えますと、家庭でまず最初にできることというのは、自分の子どももそうなんですが、子どもたちがそういうゲームにいそしむ時間についてルールを設ける、例えばゲームをやるときの時間のルールを設定するなど、具体的に家庭で取り組めそうなものを例えば例示で挙げるとかしていただくと、家庭で一体何がまず取り組めるのか理解しやすいだろう。暴力的なシーンの影響について、親や学校に理解していただいて、それを普及啓発するための取組が大事だと思うんです。いわゆる業界規制の問題もありますけれども、まず家庭でできるとすれば、まず時間ルールの設定など、ゲームへの指導を支援するということで、例えば1つの例示を挙げていただくとよろしいのではないのかなという感想を持ちました。

まあ、妥当なメディアリテラシーというよりも、家庭教育の具体例の教示といったところです。

【座長】(=前田氏)
>家庭の側からというよりは、業界に働きかける観点で作られてしまっているのであれですが、注に一定時間経過したら警告が出るようなものというようなことを入れてはいるんですが、これは……。

前田詰まった!とみるや↓

【B委員】(=竹花氏)
>これについては、C委員(=藤川氏)、さっきの携帯電話のような具体的なものをちょっと書いていただければ一番いいんですけれども。

【H委員】(=小林氏)
>例示をこの中に入れたらこれで……。

【B委員】(=竹花氏)
>やはりその方が親切だと思います。携帯電話であれだけ親切に説明を書いたのですから、やはりここも書かなければいけないような気がしますが。

【座長】(=前田氏)
>どうでしょうか。1文入るだけでもあれかもしれない。作業をお願いしてしまって申しわけないですが、お願いしたいと思います。ほかにゲームの部分で何かご指摘いただくようなところはよろしいでしょうか。続いてもう1つの柱、コミックについて、第4の部分に入らせていただきたいと思います。

なぜ、この場でやらないの!?ご面倒を押し付けて申し訳ないというスタンスだけど、ようは藤川氏ならあとでどうにでもなると高をくくっているだけだろ…。そしてさくさくと進めると、どこぞのしゃんしゃん総会ですか?

で、ここから抜くところが今回で言うと山場かと。漫画規制に関しては江川氏も…なのでorz

【I委員】(=義家氏)
>インターネット販売のあたりのところなんですけれども。インターネットで買えるだけではなくて、すごく幼い、小学生ぐらいの子どもなんかがサンプルを集めているというのがあって、低年齢化しているところがあるので、広報の仕方とか、そのあたりのことにも触れていただけるとありがたいと思うんですが。「懸念されること」の③のところで、「コンビニ等での決済が可能であるため、クレジットカードのない者でも購入ができること」とあるんですけれども、それもそのとおりなんですが、購入しなくても、全くお金のない小学生とかでも、買わなくてもサンプルを集めてそこにはまっていくというケースが結構あって、性暴力が当たり前になるのがすごく低年齢化しているので、そのあたりもちょっと注意をしていただけるとありがたいなと思います。

(゚Д゚)ハァ?子どもが被害にあうからという話だったのに、こいつ唐突に子どもが加害側に回っているとか言い出したよw

【座長】(=前田氏)
>はい。そうすると、丸幾つかに、もう1個立てるということですかね。②とか③に入れ込むのはちょっと厳しいですよね。サンプルというのは、ちなみにどういうことなんですかね。漫画の部分なんですか。

【I委員】(=義家氏)
はい、そんなにはっきり見たわけではないんですが 、話を聞くだけでは、部分をちょっと、例えばホテルでビデオを見るときにちょっと出てきますよね、見本みたいなのが、あんな感じで……。

…怪しげな伝聞情報キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!というか、せっかく前田が漫画でとふってくれているんだから、義家も原作を提供した少女コミック、俗称性コミのサンプル画像でも上げればいいんじゃないの?(←投げやり)

【座長】(=前田氏)
>漫画の一部が要するにダウンロードできてしまうと……。

【I委員】(=義家氏)
>そうです。ただで、無料でダウンロードできて、小学生がそれをためていける。

義家のHDD、履歴が見たくて仕方ない件について!

【座長】(=前田氏)
>現にそういう話をI委員(=義家氏)、伝聞かもしれないんですが、具体的にやっているというような話を聞かれているということなんですね。

【I委員】(=義家氏)
そうです。そういうケースが結構います。

直接見たわけではないとか先にきょどった発言をしておいて、前田氏に助け舟を出されたらこんな風に断言で乗れるって素晴らしい><情報源はコネ━━━━━━━('A`)━━━━━━━!!

【座長】(=前田氏)
>そうすると、ネット、バーチャル社会のこの研究会にとって、ある意味で重要なことで、それを通して買うのではなくて、もうそこに提供されているサンプル、自由にとれるサンプル画像が十分悪影響を与える余地があるということですね。それでは、ちょっと大変だけれども、今のサンプルのことについてメモを作ってみてください。過酷な要求で申しわけないけれども。それを入れていくということですね。インターネット上でサンプルという形でわいせつな画像を児童でも収集可能であり、そのことによって悪影響が考えられるという趣旨のことですね。

何が過酷な要求だよ、白々しい。ネット上にその種の画像があることぐらい既にこのバーチャルry委員会だけでなく言われてきたことでしょうが。何が「児童でも」だよ、子どもを御旗に掲げれば何でも許されるといわんがりだ_| ̄|○

>だからもうそのものなんですね。まさにさわりの部分が集められて、それが子どもたちに影響を与えているという事実があるのだとすれば、やっぱり。これはお金を払わなくても容易に、要するにクリックして画像を取り込んで全部取れてしまうということですものね。

【I委員】(=義家氏)
>おしりとか、そういうキーワードを入れていくと、書店で、その中でサンプルがあって、それを集めているというふうに聞いています。

なんか急に具体的になってきましたがw

【座長】(=前田氏)
>事務局には申しわけないけれども。

【事務局】
>どこに入れるかということと表現等についてはちょっとお任せしていただくという形で今書いてみますので。

だからこの三文芝居はやめろ~、何が事務局には申し訳ないだよ!

【D委員】(=江川氏)
>この問題は、自主規制を促すということ以外になかなか適切な方策が難しいもどかしさがあるんですが、具体的な施策というよりも認識度の問題で、子どもを性行為の対象とする内容を含むコミックの対応の在り方について、表現の自由との問題、「表現の自由の保障とのバランスを勘案しつつ、子どもの安全を確保するとの観点」で、子どもは安全を確保されればいいのかと。このコミックの問題というのは、子ども全体の人格とか人権、尊厳を傷付けるようなものであって、表現の自由との関係で、子どもの安全が確保されるという利益だけなのか、また、子どもたちの人格とか人権の尊厳、人格の尊厳というのが損なわれているという問題が観点としてあるのではないかと。表現の自由も重ければ、この性行為等を対象とするコミックというのは、子どもの人格の尊厳を傷付けている。そういう意味では、子どもの人格の尊厳への配慮とか安全を確保するとの観点でということで、もっと重いものが片一方にあると思います。表現の自由との関係について一言入れていただければなという感じがします。

子どもの人格の尊厳…。フィクション、とりわけサスペンスやホラー、アクション、そしてギャグものも全滅のお知らせです。

>それと、大人側の節度というのは、大人側の裁量的な節度ではなくて、大人の良識や節度ということはどうしても必要なんだろうと。何かちょっと業界側に主だったような感じがしなくもないので、もう少し子どもの立場に立ったという視点を多少強調していただければ幸いです。

子どもの立場に立ったという自分の視点を強調すべきじゃないの?自分の個人的嫌悪感の問題を子どもを持ち出して正当化しているだけでしょ…。

【座長】(=前田氏)
>今の点、よろしいですか。

【事務局】
>委員の先生方に特にご異存なければそういうふうな形で。

【座長】(=前田氏)
>よろしいですね。そうすると、「子どもの安全を確保するとの観点で」というのを「子どもの人格の尊厳及び安全を確保する」、それを足すだけでちょっとイージーですけれどもそう直させていただいて、あと大人側の節度というのを、ただ促すということも変えなければいけなくなりますかね、良識、大人側の良識ある対応…。

【B委員】(=竹花氏)
>良識ある対応ということでね。

【座長】(=前田氏)
>ぐらいでいいですかね。「良識ある対応を促すなど」、ちょっとあいまいかもしれませんが、そのくらいでよろしいですか。

【D委員】(=江川氏)
>良識ある、節度ある対応を促す。

【G委員】(=藤岡氏)
>できれば責任とか入った方が。大人の責任ですよ、これ。

【座長】(=前田氏)
>ただ、後の具体的な手法について検討されるべきであるという言葉でまとめると、おっしゃるとおり、大人の責任というご主張は非常によく分かるんですけれども。

【B委員】(=竹花氏)
節度という言葉は僕が入れた言葉なんです。 僕、この言葉はすごく大事だと思っておりますので、節度を消さないでほしんです。

【座長】(=前田氏)
>では、良識や節度ある対応、節度ある対応を促すなどの、大人の責任というのはちょっとこの流れだとあれですね。ここでは大人に何を求めるかということで、良識ある節度ある対応を求めると。大人に責任を自覚してというようなことを入れて……。

【H委員】(=小林氏)
多分、大人の責任というのは、このコミックの問題だけではなくて全部だと思うんですね。「おわりに」というところで、「大人社会は「子どもを守る」という基本的な姿勢が改めて問われているということを自覚し」と、この部分で包括されているかなという感じはするんですけれども、どうかしら。

この皆様方の良識と節度ある大人ぶりのアピールタイムに水を差す勇気ある発言です!!!。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン

【座長】(=前田氏)
>すみませんが、ここのところはD委員(=江川氏)のご指摘を踏まえて「子どもの安全を」というのを「子どもの人格の尊厳及び安全を」に直して、あと2行下の「大人側の良識や節度ある対応を促すなどの」というふうに直すと。事務局、よろしいですね。

【事務局】
>はい。

ここでも前田&事務局のしゃんしゃん総会、異議なし進行で流されてしまいましたorz そしてなぜかこの終わった話で再度蒸し返すことを許される藤川氏↓

【C委員】(=藤川氏)
>今、ざっと調べたら、簡単に見つかりました、ダウンロードできるサンプルが。今ちょっと携帯電話で調べたんですけれども。

【座長】(=前田氏)
>パソコンを持っていらっしゃらない。

【C委員】(=藤川氏)
>いえ、パソコンではなくて携帯電話でも十分に調べられますから。そこには、幾つか少女を題材にしたわいせつなコミックがサンプルとしてダウンロードできるようになっています。同人誌を買うための参考として画質を見てくださいというような趣旨で、サンプルとしてダウンロードが幾つもできるようになっています。簡単に調べてそれぐらいありますから、多分調べれば幾らでもあると思いますので、サンプルの問題というのは取り上げてよろしいかと思います。

その程度のことで調べられた!とか報告するまえに「体感治安」もぐぐれよorz

【座長】(=前田氏)
>それでは、今の点。

【事務局】
>サンプルの関係でございますが、一応事務局の方でパターンがございまして、1つが、先ほどI委員(=義家氏)からご指摘のあった部分の後に、「なお、インターネット販売において、サンプルとして提供されている画像等の中にも過激なものがあり、子どもに影響を与えているという指摘もある」と、ちょっと落ち着きどころが悪いんですけれども、こういった趣旨のものを入れるというもので、もう1つが対策の部分にいくんですが、(4)の①のところに「サイト上から削除すべきである」というような言い方があるんですが、この後に、「同様に、これらのコミック等のサンプル画像も削除すべきである」というようなことを入れるというのが、現段階で事務局が考えている案でございます。

【座長】(=前田氏)
>I委員(=義家氏)、いかがですかね。

【I委員】(=義家氏)
>個人的には対策のところできちんと入れてもらうのがいいかなと思いました。

「子どもの人格の尊厳」なんて義家は一言も主張していないじゃん!勝手に前田が拾って江川氏らの発言で拡張しただけでむしろ義家は子どもが加害者側に回ることを主張で180℃逆じゃないw

【座長】(=前田氏)
>そうですか。本当は筋として、問題点、課題のところで指摘した上で対策で押さえるというのが筋でしょうが、どちらを、両方入れても矛盾はしないわけですよね。

【事務局】
>今のI委員(=義家氏)の問題認識は、サンプルでダウンロードされていることによって、例えば子どもでも容易に手に入ることが問題だということなのか、それとも元に戻ってそういった子どもを対象とするコンテンツがわけの分からないまま公共に流通することが問題なのか、どちらの方が力点だったんでしょうか。

事務局当然の疑問ですw

【I委員】(=義家氏)
>後者も当然問題になってくるんですけれども、私が思ったのは、子どもが手に入れるというところで、ふと思ったんです。

何が当然だよw

【事務局】
>というのであればむしろ、例えば18歳未満の者でもインターネットなどで容易に入手できるという、本体との関係は同じですよね。本体ですら入手できることが問題なので、当然サンプルも問題なんですけれども、本体とサンプルの違いは無料かどうかというだけなんですよね、この場合。そういう話ではなかったかと思うんですけれども、いかがなものでしょうか。

【I委員】(=義家氏)
>確かにそうですね。ただ③番でコンビニで簡単に買えるとか、人に知られずに買えるというところで、お金がなくても小学生でも買えるなというふうにふと連想したものですから

連想wこれはたいした専門家さまですね!

【事務局】
>入手の容易性が、特に子どもに対する入手の容易性が問題であるみたいな感じですね。

【I委員】(=義家氏)
>まあそうですね、はい。

【座長】(=前田氏)
>小学生がですよ、コンビニまでわざわざ行かなくても、要するに部屋にこもってクリックするだけでそういう漫画が集められるという事態はかなり重要なこととして、抽象的にくくれば小学生がアクセスしやすい、それを何とかしなければいけないという問題であるけれども、やっぱり指摘として1項目立てておくというのは、それなりに意味があると思います。もちろん原案をなるべく動かしたくはないんですが、せっかくのご指摘なので、事務局でも対応してくださったので、そこで入れていただくということで進めたいと思います。

>あともしなければ、コミックに関してはこのくらいでまとめさせていただいて、「おわりに」に入る前に、C委員(=藤川氏)にさっきお願いしておいたゲームに関する家庭におけるルールづくりの部分ですが。

【C委員】(=藤川氏)
>では、携帯電話と同じような形で載せていただければいいと思うんですが、中身として7点考えましたのでご検討ください。とりあえず番号を付けて言います。

>1点目でございますが、居間等、保護者の目の届く場所で遊戯すること、2点目、遊戯時間の上限を定めること、3点目、これは携帯電話と同じですが、食事中や懇談中、深夜には遊戯しないこと、4点目、外出先で遊戯する際にマナーを守ること、5点目、目を悪くしたり手や腕を痛めたりしないよう、身体の姿勢や部屋の明るさに注意すること、6点目、これは内容面について考えてほしいということで出たのですが、ソフトの購入(オンラインゲームの申込も含む。)の際には、内容について保護者と十分に相談すること、7点目は、携帯電話の最後のところと同じでありまして、ルール違反やゲ
ーム遊戯によって生活に支障が生じている場合にはゲーム遊戯を禁止すること、としてみたのですが、いかがでしょうか。

ところが、ここにきてでてきた提案は結構まともなものだったりするから困る(苦笑)

>これを携帯電話と同じように、こういうことについて家庭で検討することが必要だということを入れていただく、必要というか、望ましいですね、さっきの5点のところでいいますと、望ましいということを入れていただくということですね。このルールがいいということではなくて、こういう項目についてルールを決めることを家庭で検討することが望ましいという言い方で入れていただきたいと思います。

【B委員】(=竹花氏)
>これは確認なんですけれども、第4の「子どもを性行為等の対象とするコミック等について」の3、(2)の「業界団体等による取組の現状」のパソコンゲームのところですが、「ソフ倫による審査では「女子校生」」と書いてありますが、これは「女子校生」の「校」というのは「高」ではないのですか。

【C委員】(=藤川氏)
>いや、違います。「高」が禁止されていて、この「校」が禁止されていないんです。

【事務局】
>このとおりです。ソフ倫にも確認済みです。

【座長】(=前田氏)
>よろしいでしょうか。それでは……。

あ~これで終わりかと思いきや、最後の最後で坂元先生が。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン

【E委員】(=坂元氏)
>今後のことなんですけれども、これは個人的な意見なんですけれども、これは実際にやると大変なのかもしれませんけれども、できればパブリックコメントをとる方がよいのではないか と思ってはおります。

直近で昨年末総務省が募集されたネット上の表現規制に関するパブリックコメントを念頭に置かれてのご発言でしょう!パブリックコメントでもって総務省は表現の自由を尊重することの一言を引き出した例の!!!

>というのは、メディア問題というのは価値観とか利害関係の対立があるわけでして、合意形成問題の要素が多いものでもございます。私、社会心理学というのをやっているのですが、この分野では、一般にもそうかもしれませんが、近年、合意形成においては手続的な公正というのが非常に重要であるということが言われているかと思います。例えば何か行政が結論を出すときに、その結論を出す手続が公正であるということでございます。これは分配の公正という、最終的な利害関係について納得できるというものと独立して、その決め方が納得できるということが重要だと言われるわけでございます。具体的には意思決定過程の透明性ですとか、意見陳述の機会があるとかですけれども、透明性については、議事録を公開していてある程度透明性を確保しているわけですが、ただ発言者が匿名であるというところがやや弱い ということもありますし、やはり問題の性質上、パブリックコメントをとるのがよいのではないかと、個人的には思っております。

坂 元 先 生キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!この痛烈な批判はなんでしょう…ネット言説は匿名だからうんぬんかんぬんいう連中が匿名のベールで守られていることを揶揄しつつ、今までABCゲームをやってきた人間としてはなんだか、もうただただ泣けるんですが…。

>これはいろいろな意見があろうかと思うんです。行き過ぎだというのもあるでしょうし、また不十分だというのもあって、もし実行すれば大変かとは思うんですけれども、だからこそ日本で一般的にどういう認識というのがあるのかということを知って取組に生かす方がいいのかというように思っているわけでございます。実際にメディア関係の報告についてパブリックコメントをとるという例は最近みられるように思いますので、こちらでもそれを検
討していただければというふうに思った次第でございます。

坂元先生愛しています!!!