富士山レンジャー物語その7 疲れた体にさらなる仕事の山 | 登山経験ゼロ、運動経験ゼロ、都内在住の30代独身・事務系OLのあなたが富士山に登頂するには?

登山経験ゼロ、運動経験ゼロ、都内在住の30代独身・事務系OLのあなたが富士山に登頂するには?

特に刺激のない毎日を送り、休みの日も家でゴロゴロ。
気づけばもう、一週間が過ぎていた・・・。

そんな日常から一歩抜け出し、日本人なら一度は登りたい富士山にチャレンジ!
ほんの少しの勇気と、ある程度のコツさえ知っていれば富士山は登れます!

昨日 は、


ムダに重いマンホールのふたをフルパワーでこじ開けて水をくみ、


乾燥トイレの機械を、今にも爆発しそうな音を出しながら再起動させ、


ようやくトイレ掃除を終えた頃、相方のレンジャーのN君が到着した、


というところまでお話をしました。



こうして、


7時間ほどの仕事を終え、六合目安全指導センターに帰還。


初日の緊張感もあり、もうクタクタです。


しかし、


センターに戻ってからも、仕事は続きます。


まず、


チップの金額を数えて、


1日の作業日誌を書き、県にFAXで報告。

(チップがどれくらいの金額が集まるかはまた後日お話しします。)



次に、


センター内の清掃


センター内は、


手前に事務所のようなスペースが一部屋あり、


奥に4畳半くらいの寝室が二つ。


正直、


10人でこの広さはかなり狭いです



あとは、


ダイニングキッチンのような部屋が一つあります。


ここには、冷蔵庫とテレビもありました。



さらに、


センターの脇にあるトイレの清掃

(今はもうありません。代わりに、仮設トイレが置かれています。)



ここまで終わったところで、


第1班のレンジャー二人とはお別れです。


一緒にいたのはたった一日でしたが、


すごく名残惜しい気持ちでした。



まだまだ仕事は続きます。


夕方過ぎに、


センター内10人分の夕食の準備を始めます。


夕食の準備といっても、大したものは作りません。



カレー、焼肉、その他

カレー、焼肉、その他



ほぼ、このローテーションなのです。


一見、それなりにいいものを食べてるようですが、


そんなことはありません。

(これも、また後日にお話しします。)



米を炊き、下ごしらえをして準備は完了。


食事が終わったら、後片付け。




時刻は19時過ぎになります。



「これでようやく終わりか・・・」



と思いきや、


さらに恐ろしい仕事が待っていたのです。



「日給11500円でも、到底割に合わない・・・」



とぼやきたくなるような、きつい仕事が・・・



すみません、今日はここまでです。


続きはまた明日 です。




※これは13年前の話であり、現在の安全指導センターや富士山レンジャーとは運営主体も業務も異なり、何の関係もありません。




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