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前回
の続きです。
無事、山梨県・富士山レンジャーに内定した私。
私の興味は、
一緒に仕事をすることになる、
もう一人の富士山レンジャー
に移りました。
前回お話した通り、
日給11,500円というのは、
大学生でしかも自然関係の仕事という条件では、
破格ともいえる金額です。
しかも、仕事内容がものすごく魅力的。
応募が殺到したに違いない
と思ったのは言うまでもありません。
そうなると、
選ばれたもう一人の美化レンジャーは、
ドス黒く日焼けした山男だろう
ということで、
私の期待は高まります。
そして、
ついに仕事初日を迎えることになります。
前日は、
選考の段階からいろいろとお世話になっていた県職員の方
の家に泊めてもらいました。(山梨県甲府近辺)
翌日の早朝、
車でもう一人の富士山レンジャーが待つ場所へ。
まるで好きな人に会いに行くかのように、
私の胸は高鳴ります。
「どんな山男なんだろう?」
まもなく、
車は男性との待ち合わせ場所に到着。
いよいよご対面です。
しかし、
期待はあっさり裏切られました。
(期待される方も迷惑だと思いますけど)
なんと、
車の窓越しに立っていたのは、
およそ山とは縁のなさそうな、
メガネをかけた超細身で色白の男性だったのです。
どこからどう見ても、アウトドア系ではありません。
文科系としてはパーフェクト
とも言える男性だったのです。
ショックで倒れそうになりましたが、
「人は見かけによらないから、もしかしたらすごい山男なのかもしれない」
現実逃避に走ります。
しかし、
そのわずかな期待も崩れ去りました。
車の中で県職員の方がその文化系男性の応募書類を
見ていた時、
こっそりのぞき見をしてしまったのですが、
登山経験の欄には、
驚愕の文字が書かれていたのです。
続きは明日 です。
※これは13年前の話であり、現在の安全指導センターや富士山レンジャーとは運営主体も業務も異なり、何の関係もありません。

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