富士山レンジャー物語その2 富士山レンジャー内定 | 登山経験ゼロ、運動経験ゼロ、都内在住の30代独身・事務系OLのあなたが富士山に登頂するには?

登山経験ゼロ、運動経験ゼロ、都内在住の30代独身・事務系OLのあなたが富士山に登頂するには?

特に刺激のない毎日を送り、休みの日も家でゴロゴロ。
気づけばもう、一週間が過ぎていた・・・。

そんな日常から一歩抜け出し、日本人なら一度は登りたい富士山にチャレンジ!
ほんの少しの勇気と、ある程度のコツさえ知っていれば富士山は登れます!

☆毎日更新中



前回 は、


富士山レンジャーの募集ポスターを見た瞬間、参加の決意は200%になった


というところまでお話をしました。




参加を即決した私は、


さっそく応募用紙への記入を始めました。


応募用紙には、

登山経験や応募の動機を書く欄があり、


何がなんでもやりたい!



という思いが伝わるように、熱心に書き込みました。


今思えば、まだ大した登山経験もないのに、



「よくもまあ、あんなに自信満々に書けたな」



と感心してしまうくらい、青臭い文章でした。


若さとはすごいものです。


そして、応募から約1週間後。


山梨県から郵便が届きます。


中を開けてみると、



富士山レンジャー内定



のお知らせが。



「やった!!」



ずうずうしいことに、


当然受かるもの


と思っていた私。


でも、


「まさか落ちたりしないよな・・・」


という不安はあったので、

とてもうれしかったのを覚えています。



日程は、私の第1希望が通り、



第2班(7月22日~8月11日)



になりました。


ただ、7月下旬というのは、


実は大学の中間試験の真っ最中なのです。


4年生だったので、


もうそれほど科目は多くありませんでしたが、

2、3個の試験はすっ飛ばさないといけないことに。

今思うと、


「なんで第3班(8月12日~9月2日)で希望を出さなかったんだろう?」

と不思議でなりませんが、

当時の私が何を考えていたのかは全くわかりません。

若い頃の私は、


矛盾だらけの謎の行動を繰り返していたのでした。



美化レンジャーが内定してからは、

私の頭はほぼそのことだけでいっぱいになりました。



「もう一人の選ばれた人はどんな人なんだろう?」


「どす黒く日焼けした山男に違いない」


いろんな妄想が頭の中を駆け巡ります。

とにかく、


山好きな人と一緒に仕事をできるのが、


すごく楽しみだった


のです。



そして、

ついにその日はやってきました。

しかし、

もう一人のパートナーを目の当たりにした私は、


恐ろしい衝撃


を受けることになるのです。



続きは明日 です。



※これは13年前の話であり、現在の安全指導センターや富士山レンジャーとは運営主体も業務も異なり、何の関係もありません。




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