前回 は、
8月下旬以降の方がカミナリには遭遇しにくい
というお話をしました。
今回は、落石です。
実は、落石の起こりやすい時期があります。
それは、
雪解け直後の6月~7月です。
この時期は、
コース上に不安定な状態の「浮石」が数多く残っていて、
比較的落石が起こりやすいのです。
事実、近年でいえば、
2009年に5合目に止めてあった車に、巨大な落石が防護ネットを破って直撃し、
中にいた男性が一人亡くなる
という事故が起きたのが、7月13日。
その1年前、富士山を下山中に私は、
上から人の背丈ほどもある巨大な落石に遭遇しました。
これが7月21日。
実際はこの規模の落石というのは、
めったに起こりません。
しかし、
少しでも危険を避けたいという方には、
浮石が落ちきって安定するまで、
7月中は登らない
という選択もあると思います。
前回お話したカミナリと同様に、
落石を避けるという面からも、
8月下旬~9月初旬というのは良い時期なのです。
続き は次回です。

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