遠征前に小話を3つほど・・・ | 楽しく投げ釣り、マジに投げ釣り

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所属する投げ釣りクラブ「西大阪サーフキャスティングクラブ」の月例会の釣行記事や、その他、投げ釣りのネタをメインに書いていきます。

 今年のお盆は、昨年に引き続き鹿児島方面に行く予定です。狙いはあくまでもデカコトヒキなんですが、折角の遠征ですから、何でも良いので大物がそこそこ釣れて、そして楽しい釣行になると良いなと思っています。帰宅後にまたブログにて報告します。

 

 今回は、最近思ったこと、書き留めておきたいことを、得意のオムニバス形式で3つほど書いてみましょう。

 

1 すぐれもの

 

 夏の夜釣りに欠かせないのが、蚊取り線香や虫よけスプレーなどの防虫グッズですが、蚊取り線香はともかく、最近虫よけスプレーの効果が薄くなってきていると思うのは私だけでしょうか。虫よけスプレーに対する耐性を持った蚊が増えたのでは?と錯覚するくらいです。しかも、最近のスプレーはパウダーを含んだものが多く、あまりかけすぎると、夜が明けて気がつくと、腕や服が真っ白になっていたりして、どうもあまり好きになれません。ところが、あるドラッグストアーでこんなものを見つけて、早速使ってみました。

 

 「アイスノン虫よけミスト」という商品ですが、使ってみてこれがなかなか優れもの。身体にかけるタイプではないので不快にならないばかりか、なんと冷感スプレーも兼ねていて、しっかりと服にかけて着用すると、「とっても涼し~い(^^)♪」んです。そして、虫よけ効果もなかなか高くて、普通の虫よけスプレーと併用すると、一晩釣ってほとんど蚊に刺されることはありませんでした。粉末タイプではないので、跡が残ることもありません。私的には、虫よけ効果よりも、冷感効果の方が気にってしまって、ちょっとはまってしまいそうです。

 

2 ハンドスピナー?

 

 何やら近頃、変なものが流行しつつありますね。

 

 

 ハンドスピナー。

 

 真ん中を2本の指で支えて、ただ回すだけのものですが、回す作業が何やらはまってしまって、のめり込むらしいです。

 

 ですが・・・・・

 

 私たち、釣り人は、これで十分でしょう(^^) 

 

 

 ハンドルやハンドルノブ、スプール、スプールノブ、ローター、ラインローラー、ちょっと数えただけで、これだけ回す部分があるのですよ。

 

 というわけで、夜な夜な、ハンドルを回したり、スプールやラインローラーを回したり、と、癒されている私でした(^^; 

 

 ハンドスピナーは、必要ないでしょう。

 

3 帰って(返って)きた(^^)/・・・けど(>_<)

 

 先日の岡山某一級河川釣行では、実はもうひとつドラマがありました。

 

 本文にも書きましたが、当日出した竿は、ウナギ狙いのものも含めて6本。とりあえず2本は、ミミズのエサで投げておきました。そして、2本のウナギ狙いのうち、1本は、この竿を使ったんです。

 

 横倒し写真ですみません(^^; D社のかなり古いルアーロッド、「パシフィックファントム」です。もう購入して20年ほど経つでしょうか。購入当初はルアーのシーバス釣りに職場の同僚とよく行っていたので、登場機会は多かったのですが、振出ということで、とにかくフニャフニャな竿で、今ではときたま行く岸からのタチウオ釣りや、リールのライン巻き替えのときに使う程度で実釣ではほとんど使うことはありませんでした。

 

 それが、このたびウナギ狙いで,、久々に登場願ったのですが・・・・・

 

 他の投げ竿と長さが全く違うので、三脚に並べると取り回しがややこしくなると思ったので、護岸に寝かせてアタリを待っていました。

 

 時間は午後8時前。船の往来が多くて、そのたびに波が護岸の上を洗うようになってきました。そして、気が付くと、このパシフィックファントムがなくなっているではありませんか!

 

 あちゃ~ 波で流されてしまった~

 

 そう思いました。ヘッドライトを頼りにあちこち探しましたが、ついに見つかりませんでした。20年来使ってきた竿と、こんな形であっけなくお別れのときがやってくるなんて、ちょっとショックでしたね。そして、午後8時を過ぎて、場所替えをする決断をして、順番に竿を回収し始めたのですが、最後に巻いた竿がやたら重いんです。パシフィックファントムで投げていた場所とほとんど同じだったので、私は直感で、パシフィックファントムを引っかけてきた!と思いました。そして、巻いてくると、予想通り、パシフィックファントムです。テンビンが竿本体を引っかけて上がってきました。

 

 なんか、縁を感じましたよ。この竿と私は離れられない運命にあるのかと。そして、無事竿尻をつかまえてとりあえず横に置き、投げ竿を回収したのちに巻いて回収するべく巻き始めました。

 

 すると、何だか重いです。最初、藻かな?と思いましたが、途中から何やら「グリグリ、グイ~ン」と覚えのある感触が伝わってきました。結構な重さです。またまた直感でこの引きはウナギと判断! ミミズのエサで近投ですので、ウナギに間違いありません。

 

 そう。護岸に寝かせていた竿は、波で流されたのではなく、ウナギが当たって引き込まれてしまっていたんです。ウナギってアタリや引きが結構強いんですよ。ともすれば、スズキと間違うほどドラグを鳴らしてラインを引き出すこともあります。

 

 瞬時にそんなことを考えつつ、絶対取り込んだる~なんて思いながら巻きますが、竿がとにかく「フニャ竿」なもんで、ウナギ?の引きに耐えられず、竿がのされかけです。リール(リバティクラブ?)も三角巻きになってしまって思うように巻けず、ついに、際の捨て石に引っかかってしまって万事休す。

 

 まあ、本当は無くしていたかもしれないパシフィックファントムが回収されたのですから、喜ばなければならないところですが、ウナギの取り込み失敗は、ちょっと尾を引きました。そして、気を取り直して場所替えをして、例の釣果になったわけです。

 

 実は、この日はアクアパッツアよりも、うな丼が食べたかったのでした(^^; なので、それだけに意地になって、完璧なアクアパッツアを目指して作ったのでした。

 

 アクアパッツア、本当に美味でした。皆さんにもぜひ、お勧めします。少なくとも、ウナギを捌いて蒲焼きにするよりは簡単だと思いますので(^^)