ウォルトディズニーが米Google傘下のYouTubeと、ABCおよびESPNのビデオを配信する契約を交わした。
ディズニーが保有する米スポーツ専門チャンネルESPNのスポーツ番組などをユーチューブ側に提供し、さらにディズニーがその自社コンテンツ向けの広告を販売、生じる広告収入をユーチューブと分け合う。
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AP通信によると、ウォルトディズニー社が現地時間29日、グーグルのYoutubeへABCとESPNの配信する動画のショート版を提供することについて、広告収入をシェアすることを条件に同意したことを明らかにした。
ディズニーは、ABCで放送されてていたドラマ「ロスト」や「デスパレートな妻たち」の全話を完全にシェアすることについてはまだ発表していない。同番 組は、ABC.comやComcast社の提供する「Fancast」、Time Warner社の提供する「AOL」ではすでに視聴することが出来る。
ディズニー/ABCテレビ社長のアン・スウィーニー氏は「この取引は、より広いオンラインユーザーに対し、異なった課金制度を試すことになる。それは我 々の広告主の範囲を広げる機会を得ることにもなる」と語っており、ディズニーが今後、同様のケースで広告販売をすることもあるとみられる。
なおグーグルには、ブロードキャスターCBS社との広告を共有するという、今回と同様の取引実績がある。
ESPNチャンネルは4月中旬に、ABC Entertainment、ABC News、ABC FamilyおよびSOAPnetからのものも含むABCチャンネルは5月に、それぞれYouTubeへの提供が開始される見通し。
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ロストやデスパなどは含まれていないとのことですね。。。
Disneyは自社コンテンツと一緒に表示される広告枠を販売する権利を持って、YouTubeと広告収入を
レベニューシェアする。
また、Disneyは、YouTubeの広告システム「InVideo Ad」や従来型のディプレイ広告を採用。
通常は長時間のビデ オ向けに用意されているプリロール広告（動画再生前に流れる広告）をテストする権利も有する。また同社は、自社のビデオチャンネルにESPNのビデオプ レーヤーを組み込むこともでき、コンテンツの配信方法をこれまでのYouTubeパートナーよりも詳細に管理できるようになるそうだ。
さらに、Disneyは、
別途、動画配信サイトHuluとABCの番組のフル配信で交渉しているという話も出ている。
今までの提携よりもかなり踏み込んだ内容になっているので、今後同様の取り組みをYouTubeは
とりやすくなる。
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■VIA：
グーグルとディズニー、ABCとESPNの動画提供で合意