ここでの特筆すべきポイントはここです。



>角川HDは動画共有サービスに対して積極的な著作権者の1つとして知られている。
>YouTube上に公式チャンネルを開設しているほか、最近では一般ユーザーが投稿したMADを公認。
>その動画に広告を掲載して、収益の一部を投稿者に還元する考えを持っている。
プロモーションをしてくれた人たちに収益を還元するという、
角川はMAD作成者を宣伝してくれる人たちという考えを持っています。

まさしくCGMの体現といえるでしょう。

>角川が取った作戦は裁判に訴えることではなく、合法的なサービスとして発展させることだった。
>「YouTubeをダメ、というのではなく、受け入れるために必要なシナリオを作った」(角川氏)

具体的に、
・JASRAQを紹介し、楽曲の使用許諾を得られるようにGoogleを交渉の座につけた。
・角川HDのコンテンツが使われている動画を1つ1つ視聴して10種類に分け、それぞれのコンテンツの投稿者に対し、動画を公認するかどうかなどを通知した。


■情報元

「YouTubeはコミケ」「キーワードは愛」--角川社長が語るMADとの付き合い方


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