以前こちらで紹介した
Yahoo! JAPANとオーバーチュア:興味関心連動型広告 「インタレストマッチ広告」
が開始しました。=====================================
オーバーチュアとYahoo! JAPANは、ユーザーの興味・関心により近い広告を表示する興味関心連動型広告「インタレストマッチ 」の配信を16日より開始した。Yahoo! JAPAN内の「不動産」「ファイナンス」「ニュース」など22のサービスを対象に配信が行われる。
インタレストマッチは、ユーザーが閲覧しているサイトの内容、過去のWeb閲覧履歴、検索履歴などの要素を総合的に判断、広告主が登録したキーワー ドが関連する場合に広告を表示するというもの。さらに、広告主は出稿の際に配信地域や性別・年代の絞込み、時間・曜日などを指定することも可能となってお り、単純に履歴を参照するだけでなく複数の要素を加味して配信が行われる。出稿にあたっては、従来の検索連動型広告「スポンサードサーチ」と同様に入札価 格制となっており、入札価格と広告の品質によって表示順が決定される仕組みだ。
=====================================http://ov.yahoo.co.jp/service/int/
主要機能
-地域:全国72の地域から指定
-性別:男女を指定
-年代:ライフステージを元にした区分で指定
-時間帯:時間を指定して入札管理が可能
また、
現在はユーザーのYahoo!検索内容、Yahoo!に登録している属性によって
インタレストマッチの対象になっているが、この語の拡大は検討しているとのこと。
~~~~~~~~~考察~~~~~~~~~~
私たち広告にかかわる人はインタレストマッチに対しての認識があるからまだよいようなものの、
一般消費者の皆さんが、
YAHOOで検索して
『A』→『B』と情報を調べていて、『A』と『B』にかかわる広告が表示される。
『アンジェリーナジョリー』を調べていて、→『映画の最新情報』をしらべているときに
『WANTED』の広告がでてくる、もしくは『チケットピア』の最新情報を調べる。
こんな漢じならまだいいかもしれないが、
会社に内緒で転職・もしくは独立を考えている人間がいるとする
情報をあつめようと
『独立』に関する情報を調べている中で、『賃貸オフィス』と調べている中で
FC開業やスタートアップオフィスやアントレ等の広告などが出てくる。
皆さんはどうですか??
人によっては不安感を持つ人もいるだろうし、気持ち悪いと思う人はいることは否定できないと考える。
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たしかに素晴らしい広告だとは思う。
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このあたりで紹介した↑ オプトアウト化やユーザーに対する啓蒙は必要だろう。
時代の流れが、
どちらかというと、
マスメディア:受動的(受け身)な広告
↓
すべてがそうではないが
WEB・CGM:能動的な広告・情報の能動的な取得 に
↓
インタレストマッチ広告の出現:受動的(受け身)広告・情報の信頼性の低下
※ターゲティング広告ばかりになることはないけど。
少し誇張して書きましたが、多少なりともこんなことも考えなければいけないかと思う。
ちなみにこちらには貼っておりませんが、
もう一つのブログで試したところ『やずやのケフィア』が出てきました。。。。なぜ??
私自身YAHOOほぼ利用しないからかな??
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■情報元:マイコミ
オーバーチュア、興味関心連動型広告「インタレストマッチ」をYahoo!に配信