「海が私たちを走らせる」…フランス  モン・サン・ミシェル | 愛知県一宮市 ピアノ教室ff(フォルテッシモ)

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夢はピアニスト。日本には、もう住まない!
そう思っていた私の、運命の嫁ぎ先は、お寺でした。

藤原式ナチュラルメソッドで、
楽に表情豊かに音楽を奏でるレッスンをお届けします。

お寺といういつもと違う空間で、
音楽を楽しみ、心をまあるくしてみませんか。

わたしが今、一番楽しみにしている番組。

それは、NHKの、

世界でもっとも美しい瞬間


どれも美しい映像と、登場する人の真摯さに胸を打たれるのですが、その中でも心に残った番組をご紹介させていただいていますニコニコ


二回目になる今回は、

「恵みの潮が巡るとき フランス モン・サン・ミシェル」






フランスの北西、サン・マロ湾にうかぶ岩島。
そこに、お告げを受け、築かれた祈りの場所。

でも、今回は、その修道院に住む人々ではなく、その島を見つめながら生きる人々に焦点が当てられています。



親子三代にわたって、湾のガイドをする家族。
大潮になると、海に沈んでしまう牧草地で名物の羊を飼う家族。
一年で、その日にしかできない作業を行う、ムール貝の漁師たち。





わたしを惹きつけるのは、その人たちが、すべて、

自然のリズムに合わせて生きている。

ということ。


湾のガイドをリタイアしたおじいさんが言います。

「海がわたしたちを走らせるんだ」

………。




自然を、自分たちの都合の良いように変えようとするのではなく。
自然を受け入れて、そのあるがままの姿とともに暮らす。


もちろん、災害などを防ぐために。
自然を整えることも必要だけれど。


人間よりも、ずっと長く生きている、そこにある自然を。
突然変異とも言える人間が、力ずくでコントロールしようとするのは、おかしいのではないか。




人間のために、自然があるのではない。
人間は、自然の一部でしかなく。
そして、この地球の歴史の中では、恐竜のように、一時地球を覆ったとしても、いつかは滅びていくいっときの見せかけの支配者でしかなく……。




自然を受け入れ、ともに暮らす。


そんな風に、静かに生きている人々に心打たれる。






いつか。
こやって、この干潟をモンサンミッシェルに向かって歩いてみたい祈

湿った大地を踏みしめて。
自分の、足で。





第1回にご紹介したのは、スロベニアのブレッド湖です。
よろしければ、こちらからリンクエンジン音のない湖、ブレッド湖

わたしの大、大、大好きな、地球一周夫婦のsakuraさんもご紹介させていただいておりますラブラブ!