広島で「ラフに学ぶ米国心理学」やっていますyokoです。
長い自己紹介①記事からの続きです
新たなお店に引き抜いてくださった社長からは
「とにかく自分の思うようにやっていいよ!ただし、売り上げをあげること!
それが出来んなら、言われたことだけやって!」
とだけ言われました。
「自分の思うようにやる」その響きがとても新鮮でした。
社長は、
お店の女の子は店に所属しているだけで、一個人事業主として見ている。
自分の顧客のサポートに回れる、
信頼のあるヘルプの子達を自分で見つけ、育て、面倒を見なさい。
自分のスタイルで、思うようなヘルプ育てなさい。
それができないなら、誰かのヘルプに徹しなさい。
そして、言われたことだけを一生懸命やりなさい。
「自分を知りなさい」
二番手が一番手の真似をするのではなく、
一番手には一番手の、二番手には二番手の役割がある。
三枚目が二枚目の真似をするのではなく、
二枚目には二枚目の、三枚目には三枚目の役割があることを知りなさい。
と、とても柔らかく表現しましたが、
実際は、
「ブスはブスなりに動け!」
「ブスが二枚目と同じ方法で競おうとするな!」
「鏡を見ろ!」みたいな
とてもストレートでわかりやすい言葉を常に投げかけてくださる社長でした。
(やり方は、時にヒットラーみたいでしたが、この社長から学んだことはとてもたくさんありましたし
尊敬することもたくさんありました)
自分をここまで思い知らされることなど、あまりなかったので、
とても鍛えられました。
そして、ごもっともなことばかりでしたし、
理想ばかり追うのではなく、今の自分を知り、
自分ができることを一生懸命考えました。
その結果、成果を出した分だけ、認めて頂き、特別待遇をしてくださったり、
それに伴った報酬も惜しみなく頂きました。
それまでママ達から教わったことは、役に立つこともたくさんありましたが、
「水商売とは、NO.1ホステスになるにはこれが絶対に必要」
など、教えて頂いたこと(長い自己紹介①記事に書いています
)
などを全くくつがえし、
お酒は飲まず、同伴・アフターも一切せず、どんなに地位・名誉がある方も
歳も関係なく、みなさんフラットにあだ名でタメ口、言いたいことを言い、
色恋なんてするわけもない、自分のスタイルを作りました。
心がけていたのは、相手に気を使わせないこと。
その為に、自分が気を遣っていることを相手に感じさせないこと。
ラフでいられる状況を作ること。できるだけみなさんの近い存在と見て頂くこと。
(これは、今も変わらないことだったりします)
それまでタブーとされてきた、自分が思うような接客をして
OPENしてすぐに、その店のNO.1になりました。
この時点で、私の中で
「水商売のNG(これをするとNO.1になれない)
とされてきたことは一瞬にして、
OK(NO.1になれること)の1つ」となりました。
私のお客様は、
「yokoは気取らず接してくれるから、自分も気取らずいれる」
「言いたいことも本音で話してくれるから、自分も本音で話ができる」
「立場上、なかなか自分を叱ってくれる人がいなかった。だから嬉しかった」
「飲み屋でこんな扱いを受けるのは、お前くらいだ」などと
意外にも喜んでくださる方が多かったんです。
その後、自分で店を始めてからも、路上に立ち、お店の呼び込みをしたり、
ママとしてのタブーと言われる事もやり続けました。
路上で逢ったお客様からも、
「呼び込みなんてママがするな!店の格が下がる!従業員にやらせろ!」
など、いつも叱られていました(笑)
私ももちろん、恥ずかしかったですし、できればやりたくなかったです。
ですが、芸能人・スポーツ選手・起業家の方などがお店に通ってくださるきっかけも、
実は私が呼び込みでキャッチした方が多かったんです。続きはコチラ・・・