レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展(東急文化村ミュージアム)が開始されました(2012.3.3
レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展 (2012.3.31-6.10)
初日の午後に イタリア文化会館で行われた開催記念講演会に行って来ました:
講師はアレッサンドロ・ヴェッツォージ氏/Alessandro Vezzosi(展覧会監修者、レオナルド・ダ・ヴィンチ理想博物館館長) 彼は同展の監修者であり レオナルド・ダ・ヴィンチ研究の第一人者でもあります
「もうひとつのモナ・リザ」と話題を集める絵画群については 今まで専門家でも見る機会のほとんどなかった貴重な作品が今回初めて展示されるとのこと 「アイルワ―スのモナ・リザ」 これはかの有名なモナ・リザよりも顔立ちが若く (ルーブルの作品の完成以前とされるため) 個人蔵だったため世界初の公開となるそうです
他にも「裸のモナ・リザ」(レオナルド・ダ・ヴィンチ構想、愛弟子のサライ帰属)があります
今回初めて来日する「ほつれ髪の女」の展示は 「震災から立ち直ろうとしている日本の皆さんへのオマージュ」(ペトローネ大使)とのこと
他にも「岩窟の聖母(ルーブルとロンドンにふたつありこれも諸説ある作品)」 「カーネーションの聖母(ラファエロとその工房帰属、)」「ロマの少女」「少女の頭部(「紡錘の聖母」の素描のひとつ」「衣紋の習作(ヴェロッキオ工房時代の作品)」 「柳の枝の飾り文様」(レオナルド・ダ・ヴィンチの象徴的なエンブレム) 等が展示されており その詳しい説明がなされました
「クロ・リュセ城 レオナルド・ダ・ヴィンチパーク」(フランス)についても パンフレット等で紹介がありました
そしてなんと 映画「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 in シアター」も公開される とあります(4/21公開)
講演会終了後 会場のアニエッリ・ホールから1階のエキシビジョン・ホールに上がると そこでは既に「イタリアブックフェア2012」が始まっており(2012.3.29~4.9) 沢山の人たちがイタリア関連書籍に見入っていました
詳しくは こちち
吉祥寺のイタリア語学校LCIに「イタリア各都市の起源にまつわるギリシャ・ローマ神話」を聞きにいき
昨日 吉祥寺のイタリア語学校LCIに「イタリア各都市の起源にまつわるギリシャ・ローマ神話」を聞きにいきました
日曜日の吉祥寺はほんとに賑やか…前から行きたかったLCIのセミナーに申し込んで参加してきました(^o^)/
参加者は11名で満員御礼とのこと ここではおなじみの方々や 私のように初めて参加の方が まずはイタリア語で簡単な自己紹介(ちょっと緊張~)
続いてイタリア人の先生が PCを使ってセミナーを開始 通訳付きとあって安心して聞けました
スクリーンに映し出されたシレ―ネ(セイレーン、人魚)の写真 オデュッセウスを誘惑しそこねた人魚パルテノペなどを始めとする ギリシャ・ローマ神話に出てくる様々な神々たち…それにまつわる様々なエピソード 主に南イタリアの海辺の街を中心に発達したそれは ギリシャから来たもので トロイ戦争のあとで書きかえられてきたその歴史を知りました
トロイ戦争から逃げてきた船が海で難破してしまったのを 戦士たちの栄誉を保つためにシレ―ネ(人魚)の仕業にしてきたことなど… その他たくさんのことを写真を見ながら学び とっても充実した2時間でした!!
ギリシャ神話とローマ神話では神々の名前が違うものが多く 日本語で知っていてもそれをイタリア語で聞くとまた違い レジュメに記された神々の名前と照らし合わせながら 通訳を頼りに理解しました 帰宅後また内容を復習
事前にギリシャ神話の本を読んでおいたのですが これらのエピソードは出てこず←ヤマがはずれた~(笑)
それよりなにより 白い壁の一軒家でやっているこの小さな語学学校の ステキな吹き抜けの空間に 趣味を同じくする人々といられて イタリア語もたっぷり聞けて さらに終了後はすぐそばの井の頭公園に行ったら ストリートミュージシャンや芸人 絵を描く人 散歩したりボートに乗ったりする人… その中を散策し 井の頭駅に戻る途中のメインストリートでは さまざまなお店が並び多くの人たちがそぞろ歩く中 目をつけていたPizzeria GGその他のステキなお店も見つけて 最後に駅前のデパートではマルシェまでやっていて そのデパートで画材や工芸材料をちょこっ買って帰ってきたという ひさびさになかなかステキな日曜日でありました(*^_^*)
サークルの新年会を開きました@西新宿Al Bacio(2012.1.29)
1月末に 西新宿のイタリアン”Al Bacio ”で サークルの新年会を開きました
イタリア文化会館の 提携レストランで 西新宿NSビルの29階にある大変眺めのよいレストランです
新宿の高層ビルからの景色を見ながら 久しぶりに会うメンバーでわいわいと楽しくお喋りしながら新年会を開きました
恒例のイタリアクイズは 今回はクリスマス・新年にまつわるクイズで 景品はカプチーノ・ステンシルでした!! (カブチーノにクリームなどで絵を描く時に使うもの)
食事のあとは NSビル1階で開催中の「ギャラリー エドム 石井清 パステルファンタジー 」展を見てから すぐ隣にある東京都庁の展望台 に登り さらに高いところからの東京の景色を楽しみ お土産を買ったりしてから 物産展(ちょうど福岡と東京の物産展を開催中)をまわって 風の強い中新宿まで歩きながら解散となりました
けっこう新宿に出るだけでも色々楽しめるものですね(^o^)/
* 駅で迷っていた外国人に スペイン語で道案内をしてあげました
四半世紀使ってなかった私のさびついたスペイン語←イタリア語混じり(笑)が役に立ちました(^O^)
Piazza ItaliaのHPに サークルの紹介記事が掲載されました! (2011.1.10)
高円寺にあるPiazza Italiaという小さなイタリア語学校のHPに 私の運営するイタリアのサークルの紹介記事が ナント写真入りで掲載されました!
昨年末にたまたま訪問してお話した時に 私の習っている先生がここでも教えていらっしゃることが分かり お互いのブログに書こうということになったのです:
テディベア展に行ってきました
松屋銀座で開催中の「テディベア展」(2011.12.7~25)の招待券をいただいたので 友人たちと行ってきました
http://matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/20111207_teddy.html
テディベアの生誕110年を記念して ドイツ・ギンゲンにあるシュタイフ社が作ってきた様々なテディベア・コレクション200点が展示されていました 創設者マルガレーテ・シュタイフは幼少の頃に病気で手足の一部が不自由になりましたが 左手で使うミシン等を使ってぬいぐるみを作ることを始めたそうです 一族でテディベアを愛し発展させてきたシュタイフ社の歴史も知ることができました
現存する最古のテディベア「28PB」や試作品ベア(いろいろな事情で製品化されなかったというもの) 宝石をちりばめたものや オークションで落札された「テディガール」その他 人気テディベア作家作品まで一同に展示され さまざまな有名人や各国の民族衣装などを着たオリジナルなテディベアへと時代が変わってゆくのを見てきました ひとつひとつに歴史があり いかにテディベアが世界中で愛されてきたかが分かり 嬉しくなりました!
「子どもには最高のものを(only the best for children)」というポリシーでしたが 戦争中はさすがに物資がなかったそうです 展示の外ではお土産品がずらりと並び けっこうなお値段でしたので ふかふかのぬいぐるみを撫でて気分に浸っていましたが どーんとプレゼントに買っていかれる方もいらして 大きな箱の入った包みに愛と夢を感じました(*^_^*)
それから銀座のお店で薬膳カレーをいただき 友人が行って来たというフィンランドのオーロラの写真を見ておしゃべりしたりと もう12月半ばの慌ただしい中 ひさびさにゆったりした時間を過ごしました
シュタイフ社HP: http://www.steiff.co.jp/
伊豆・那須テディベア・ミュージアム: http://www.teddynet.co.jp
日本テディベア協会: http://www.jteddy.net/
写真: テディベア展の外のクリスマス仕様のディスプレイ 薬膳カレー(野菜) テディベアの形のチケット・パンフレット