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「ミューシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り」に 行ってきました 

森アーツセンターギャラリーで開催中の 「ミューシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り」に 行ってきました 

←この日初めて六本木ヒルズに行ったって言ったら笑います?(笑)

 

アールヌーヴォーの巨匠として知られるミューシャですが 晩年は祖国のために「スラヴ叙事詩」を18年をかけて描きました  
美しい女性の絵をリトグラフによって広く行きわたらせたミューシャの 今まで知らなかった祖国への思いを知ることができた まさに「あなたが知らない本当のミュシャ」を鑑賞できて感激です

 

 

ミューシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り 」は 森アーツセンターギャラリーで5月19日(日)まで開催中

 

 


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ラファエロ展見学会&イタリアンランチの会@上野レ・クアトロ・スタジオーニを開きました(2013.

晴天に恵まれた(花粉舞う中!)春爛漫の317()に サークルで「ラファエロ展見学会&イタリアンランチの会」を開きました

 


イタリア人ゲストを含めて10名で朝10時に上野の国立西洋美術館前で集合 簡単な説明のあとで早速2時間ほど鑑賞 ラファエロの絵が20点もそろうことはそうそうない機会とのことで あちこちの美術館にばらけた作品を見に行くのは大変ですが 日本でこうしてまとめて一気に見ることができたのはラッキー!!と皆さん大変喜んでくださいました 

会場は日曜とあってかなり混んでいました!(午前中はまだまし...昼過ぎはもっと混んでいたはず)

 鑑賞後は桜のちょうど咲き始めた上野公園内を通り レ・クアトロ・スタジオーニ(Le quattro stagioni )で個室をお借りしての「イタリアンランチの会」の開催となりました
 

今回はイタリア語学校の先生と同郷の先生方が3人でバリバリイタリア語で色々な話が弾み まるでイタリア映画のシーンを見てるみたい!! (何を話しているかわからなくとも見ているだけでほぉーっとなるくらい話し続けてた) 

私も 習ったばかりのイタリアンジェスチャーを披露したり 旅行やイタリア映画その他色々 イタリア語と日本語まぜこぜで様々な話題が飛び交いました!!

 


前日はヴェネツィアのミニマスク講座を開催し 疲れ果てての強行軍で運営・裏方の苦労もありましたが まぁ無事に終わって楽しんでいただけて何よりです(^_^)


 

美術館を出たところにたくさんチラシが置いてあって 「システィーナ礼拝堂 500年祭記念 ミケランジェロ展 天才の軌跡」 (2013.9.611.17)が国立西洋美術館で予定されています 

また 「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像」展2013423()630()まで 上野公園内の東京都美術館の企画展示室で開催されます 

なのでラファエロ展62日までなのでかけもちできますね 


 

私はもうじきミューシャ展 に行こうと思います 試験も講座もサークルのイベントも無事終わり 疲れ果ててしまいました~ お仕事週間までのほんのひとときの休暇です(^^)/

 

 


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ラファエロについて:

 ラファエロ・サンツィオ(Raffaello Sanzio) はルネッサンスの代表的画家で 148346日にウルビーノ(マルケ州)の町に生まれた

ペルジーノ工房で徒弟奉公を始め17才で親方として登録され 21才でフィレンツェに移る 同時代に生きたダ・ヴィンチ(50) ミケランジェロ(30)からも影響を受けた 

 25才でローマに移り ヴァチカンのラファエロの間 を作成 晩年は建築家としても活躍 サンピエトロ大聖堂 の造営主任という最大の仕事を得る

 152046日 37才の誕生日のその日に高熱のため死去 翌日遺言通りにパンテオン に埋葬されました

 

 

 

 

 

 

 

目からウロコ LCI「イタリアジェスチャーワークショップ」に行ってきました(2013.3.10)

 

吉祥寺LCI主催の「イタリアジェスチャーワークショップ」に 花粉舞う中(!)行ってきました

無事検定試験も終わった最初の週末 楽しく参加させていただきました


 

この日ようやく私は 6年間ずっとわからなかったイタリア人の「ジェスチャー」の意味がわかりました

目の前で盛んにジェスチャーをしているのを見ても それがいったい何を意味しているのかと実はずっと思っていたのです()

 

 

手をつぼめて振るのはよくやるジェスチャーで 誰? ホントに?その他色々な意味があります  

また食べる 飲む、お願い!等国際的に通じるものもありますが イタリア独特のものもあります 

それらをざっと聞いて練習したあとで 次は「最後の晩餐」の絵の中に多くのジェスチャーが描かれているのをひとつひとつ解説していただき さらにはイタリア映画4本の各シーンを見ながら 拾い出したジェスチャーの意味を教えていただきました

すると次にその映画のシーンを見たら 意味が分かってきて嬉しかった!!

 

ワークショップに使われた映画は「イタリア的恋愛マニュアル」(離婚を阻止しようとする夫が弁護士に頼んで妻に電話させる傑作なシーン) M.Troisi監督の「Scusate il ritardo」より司祭が主人公の家を訪ねるシーン また有名なR.Benini監督・主演「La vita è vella」の 叔父の前でカメリエーレぶりを披露する主人公のシーン そして4本めは今年亡くなった女優マリアンジェラ メラート(Mariangela Melato)主演の「Mimi …(1972)の中の「ジェスチャーだけでストーリーが進むシーン」 これをとうとう先生の解説つきで見ることができました!!  主人公の女性に冷たくあしらわれる男性のがっかりした表情とともに これはそういう意味だったのかとまさに目からウロコでした!! ←だって字幕のつけようがないものね()

 

 

イタリア人のジェスチャーは1861年のイタリア統一以前は統一言語がなかったため盛んにおこなわれていましたが 統一後に標準イタリア語の普及とともに少しずつ減ってきましたが イタリア人はジェスチャーを使って表現ゆたかに話しますね 

あまり面と向かって使わない方がいいものも多いですが(言えないからこそジェスチャーで表現するわけで)  こうしてイタリア人のジェスチャーが「わかる」だけでも随分と理解が違ってきますね!! 

 

次回2回目は69() ジェスチャーからさらに「コンメディア・デッラルテ 」にも触れてくださる予定です 今から楽しみです(^_^)v

詳しくは こちら

 

 

終了後は井の頭公園をいろんなパフォーマンスを見ながら散策して帰りました♪

 


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すぐに役立った「イタリア語の手紙・メールの書き方」の本2冊

2冊のイタリア語の手紙&メールの書き方の本を買って もしかしたら検定に出るかも...とせっせと読みました
2冊も買ったのはなぜか? 「この本を買った人はこれも買っています…」というたいへんご親切なメッセージが出たからです(笑)

←ほんとは3冊買ったのですが~ 1冊は手紙だけであまり役に立たなかった...(+_+)



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私の場合は買ってすぐに役立ち「もっと前に買えばよかった~!!」というのが 率直な感想です 今までずっと みようみまねで体裁の悪いメールを書いてきたってことです('◇')ゞ

本が届いてすぐに ステイ先のマンマが具合が悪かったことを伝えるハガキが届き 急いでお見舞いの文のページをめくって早速使いました!

そしたら次は 作文対策コースのレッスンで 「日本のモノについてなんでもいいから描写してください」というお題が出され ついさっきまでせっせと読んでいたこの本の中に「ゆかた」というのがあったので 即拝借してしまいました(笑)

そのあとイタリア人にお誘いメールを書いた時に tuでくだけた言い方でお誘いしたら Leiで丁寧なお返事が来たので恐縮し(苦笑) 今度はLeiで「この本をきちんと見ながら」お返事しました
検定の作文で手紙が出ることを考えたら(2級ではたまに出ます CILSも出るらしい...) 挨拶や結語などをtuとLeiと会社などの団体宛に それぞれ書けるようにしておくと安心(^^)
なので もっと前から買っておけばよかった!!と思うことしきりであります…
 
それから読解の練習にも 簡単な内容の手紙を読むのはちょうど良いし(新聞記事よりずっと簡単) いろんなシチュエーションで描写できる言い回しや単語を身につけるのにもいいですね 
それと音読すると耳にこびりついて覚えやすいです(黙読だと本を閉じた瞬間に忘れます!?)
自分には関係ないシチュエーションが多いかもしれませんが この中から例文をちょっと使ってみると 受け取った相手が「イタリア語上達したなぁ!」と驚くかもしれません(^_^)
私の場合はサークルを運営しているので イタリア語のメールを書くことが多くてこの2冊は必携ですね!!

Eメールのイタリア語 」(白水社) お誘いや依頼に始まり 履歴書その他フォーマルな内容も充実していて 仕事や検定などに役立ちそう 読み出があり内容はすごく充実しています

また「イタリア語の手紙・Eメールの書き方」 (ナツメ社)は
イタリア人に日本の季節のことや日本特有のものを紹介する表現が多く イタリア人との文通などにも役立ちそうです 
家族や人生の出来事についての報告 ラブレターとかステイ先へのお礼 仕事に役立つメール等...多岐にわたっていろんな表現が盛り込まれています SNSやイタリアの顔文字もあります

こんな手紙やメールがすらすらと書けるといいなぁ~ ←でも検定3級の作文をクリアしてからは 簡単なメールならチェックなしで書けるようになってきましたよ!!

イタリア映画「La vita è bella)」のDVDを見ました

ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演のイタリア映画「Life is beautiful(La vita è bella )」のDVDを イタリア文化会館の図書館から借りてきて見ました

ベニーニはこの作品で1998年のアカデミー賞主演男優賞他を受賞した 笑いと涙の感動作です 

イタリア人の先生からもかねてより勧められていたのですが 3月にLCI主催の「イタリア人のジェスチャーのワークショップ」で取り上げるとあったので 先に見ておこうと思ったのです 

もぅ感動…笑ったり涙ぐんだり 私にとっては「ひまわり 」(ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ主演)にも匹敵するなかなかの感動作でした

特に主演のロベルト・ベニーニ 演じるグイドの 惚れた女(小学校教諭ドーラ)にここまで…ともいえる徹底したサービスぶりで さすがイタリア男!? 数々の「奇跡(ミラクル)」を起こします

そしてそれは単に彼女を射止めるまでの「奇跡」ではなく ジョズエという5才になるそれは可愛い一粒種を得ての幸せな暮らしを 第二次大戦の不気味な足音が掻き消そうとしたその時に 愛する家族を必死で守ろうとして起こす「奇跡」でもあるのです…


グイドのコミカルな演技は 以前見たエドアルド・デ・フィリッポの戯曲「デ・プレトーレ・ヴィンチェンツォ」 と似ているところもあったし それに「ミケランジェロの暗号」 という 第二次大戦を舞台に名画の贋作をめぐる攻防を描いた映画も 第二次大戦というシビアな時代を舞台にしたコミカルな作品という点で似ていたし(といってもドイツ映画は生真面目で イタリア映画のコミカルさには負けてますが) また子役の可愛さや健気さでは 音楽を聴いただけでも涙が出そうになる かの「ニュー・シネマ・パラダイス 」とも通じるものがあります
 
まぁもちろん 映画の感想は人それぞれですが...私はイタリア語検定準備その他で頭が煮えそうだったので いったんリセットするのにすごく良かったです なので2回見てしまいました(^_^)


関係ないんですが ベリッシモ先生が幼少の頃 寅さんの撮影でローマに来た渥美清さんと写した写真が「徹子の部屋」で紹介されたのを見て このジョズエ少年によく似ているなぁ…(だから成長したらイケメンなのね!)と感じました(#^.^#)

というわけで 3月10日のLCI主催「イタリア人のジェスチャーのワークショップ」でもこの映画が取り上げられるそうなので 今から楽しみ!!
昨年の「ギリシャ・ローマ神話セミナー 」の時もギリシャ神話の本を読んでから参加しましたが 今回はどのジェスチャーがどんな意味で どんな時に使われるのか 今から楽しみです!!  

LCI主催「イタリア人のジェスチャーのワークショップ」は こちら
 (この日はもうイタリア語検定が終わってるはず ルンルンで参加できそう♪)