ゲイの集団と言われて久しい、

シザー・シスターズ様。

また近々来日するようで、

フジロックへいけなかったので

ぜひライブを見に行きたいと願うばかりでございます。


しかし、1曲目

「I DON'T FEEL LIKE DANCING」の邦題が


ときめきダンシン


と、なっているのは驚きました。


しつこい、くどい感じの、グラムロック+ダンスミュージック

なのはおなじみのこと。

全曲聴くと結構疲れますが、

休み休みなら結構楽しめますぞよ。

視力検査のようなジャケ。

まるで私の大学時代の成績…(以下略)


今年もサマソニに運良く行くことができました。

そして、ハバちゃんを滞りなく見ることができました。

いつものようにサンプリングの嵐・嵐・嵐。

あいつは本当に変態だ。。。


これ、ハーバート名義なのですが、

内容は結構ビックバンドに近い感じ。

打ち込みも満載ですが、ホーン隊も充実してますし、

結構楽しいです。


ちなみに、

奥さんのダニ・シシリアーノも

今年、新作を出されたようでして。


Dani Siciliano
Slappers

うーん。

これより、

去年、ハーバートのお抱えシンガー

ローシーン(板尾の嫁っぽい)の出した

アルバム のほうが

いいかな…



今年のUKモノで、

一番二番のヒット作です。

あまり新作とか新しいミュージシャンに

興味を示さなくなってきてるのですが、

その中で、昨年で言えば

カイザー・チーフス とか

リトル・バーリー とか

頑張ってらっしゃる。


どれも共通するのは、

少しでも、ブルースっぽかったり

60年代ぽかったりする要素があること。

昨今キている80年代のポスト・ロック的な

モノには一切興味がない私であります。


さて、このライフルズもですね、

コーラルやズートンズという

私の大好きなUKバンドをの

プロデュース経験のあります、

イアン・ブロウディが、ファーストシングルを

手がけているだけありまして、

兄弟的な要素がうかがえました。

野暮ったい、古臭い感じとか。


でもライフルズは何が違うといえば、

ものすごい勢いで全曲聴けてしまうこと。

疾走感溢れるバンドなのです。


これでも、

イアンに出会ったことで

かなりペースを落としたといっておりますが、

そうか?かなりハイスピードな感じが。。。


でも、

そこが好きです。




今年も残すところあと1カ月わずか。

なので、更新をほとんどしてないこのブログですが、

1年を振り返りながら、リリースされた名盤を

紹介していこうかな、と。


さて、

吾妻のおじさん率いるバッパーズの

新作です。


このおじさんたちも、マイペースでのんびりやっていた

はずなんですが、

昨今のブームに躍らされあっという間に…

もちろん、こういう音楽が若い層(私たち20代)にも

支持されるようになったことは喜ばしいことではあります。


ルイ・ジョーダン直系の、

ジャンプ・ブルースをベースにして、

時にはナット・キング・コールみたいな甘~い曲もアリ、

更にはカリプソなども盛り込まれておりまして、

歌詞は世の中風刺な内容で、

おぢさん世代じゃなくても

「あーわかるよわかる!」

と、共感できると思います。


というのが、バッパーズを説明するにふさわしい

文章なのではないのかと。


今作もまあそのへんは相変わらずのようで、

新しい試みとしては、

Side-Bの1曲目

(といってもCDなので単純に7曲目)

「150~300」

が、スカを取り入れてるあたりなど。


これは、

私も見に行ったのですが

「SOUL JEAK2004」

というイヴェンツにお出になった際に、

若いミュージシャンと戯れた結果

生まれ落ちた作品なのだとか。


バッパーズに対する愛はあふれるほどありますが、

今日はこの辺で。


そういえば吾妻のおぢさんは、某会社の社長さんに

なられたそうで。

趣味でも仕事でも頂点を極める!

実はカッコイイ男なのであるようです。。。

激似ジャケシリーズ第2弾!


チャットモンチー, 福岡晃子, 高橋久美子, 橋本絵莉子
耳鳴り

Little Barrie
We Are Little Barrie

チャットモンチーは、

元スーパーカー、いしわたり淳治くんプロデュースだそうですね。

「女くるり」ってな感じですけど。

いしわたりくんと言えば、ブログ が結構面白い。

さすが天才ソングライターなだけあります。


Little Barrieは

コチラ でも紹介してますね。去年はかなり聴き倒しました。

最近のUK新人で一番のお気に入りです。

お友達からまだ返ってこないんだけど。

おそらく、悪意抜きで忘れていると見た。


これきっと、元ネタがあるんでしょうね。

じゃなきゃ、チャットモンチーもわざわざリトルバーリーにここまで

似ているジャケを出さないだろうしさ。

先日、友達数人と

「フルカワミキのソロアルバムの宣伝トラックが走ってる!あれってどうなのよ?」

と、話に花が咲きました。


その翌日、ちょうどいいタイミングで渋谷で見かけました。

アイドルでもないのに・・・と、

作品を疑ってしまいそうになり、その足で買いに走りました。


それが、予想を反してのサイコ~な作品でした。


初回限定のジャケデザインも面白いです。

広げると六角形になる。おまけにキラキラ。

まさしく「Mirror」


ロックも打ち込み系も全部それなりにやってきたよ~

という末期スーパーカーをそのまま踏襲しつつも、

あの頃の退廃的な空気はないです。

開放的で、ハッピーな雰囲気がします。

しかも、どれもこれも中途半端な安物という感じがせず

ロックはロックで、ダンスはダンスで仕上がっている。


そして、

ミキちゃんの歌唱力が格段にアップしてます!


解散劇は泥沼でしたからね。。。

本屋でジャパンを立ち読みして、友達にメールしまくりました。


さて、そんな泥沼でラストを迎えたスーパーカー。

彼らって、

実は90年代終わりの音楽シーンの鍵を握っていたのではないのかと

最近ふと思います。


私は、ミキちゃんと同学年なのですが、

同世代の友達と音楽の話をすると、未だに名前に必ず上がるのが

彼らの名前。


当時あれほど売れたドラゴンアッシュや椎名林檎でもなく。

まあ、スーパーカーもそれなりに人気ではありましたが。


どれだけセールスを売り上げたということではなく

どれだけヒトの心に根付くことができるか。


それが音楽にとって一番大切なことであるということを、

証明してくれてるような気さえしてくる。


彼らの前にいた、

みんなのココロに強烈に残るような同系列のロックバンドって、

たとえばブルハとかユニコーンとかだと思う。


でも、

ブルハやユニコーンと違うのは、

陰鬱な印象で、決してブリリアントなイメージがないこと。

そして、

支持者が圧倒的に同世代だということ。

ちょっと上だったり、ちょっと下だったりする人が聴き入ってるという

のはあまり聞いたことがない。


同じ時代を駆け抜けたこと。

青春を同時期に過ごしたこと。


だから、ココロに残るのだろうか・・・。

なんて考えてみる。


ちなみに、マイリサーチで一番の人気は

「Planet」「Sunday people」がいい勝負。

次点、

「Creamsoda」「Lucky」へと続く。


私は、

「Hello」が好きです。

「Lucky」は、コード進行が死ぬほど好きです。

あのメロディラインが、当時大学へ行くために毎日乗っていた

小田急線を思い出させるのです。


最後に暴露。

でも当時はスーパーカーはそれほど好きではなかった。




おおおおおおおお!キタキタ!

久々の会心作かと思います。


94年の名曲「ROCKS」を彷彿させる、テンションの高い曲が目白押し。楽しいロックンロールが満載です。

やっぱり誰しも思うことは同じで、その「ROCKS」収録のアルバム「Give Out But Don't Give Up 」に似て非なる作品だと評価していますが、ボビー本人は今作のほうが、全体的にハッピーポジティブでご満悦のようす。


ストーンズやフーの曲にああこれ似ているじゃーんと思うのもあったり。したら、「オリンピックスタジオ」という彼らの傑作を生み出したところで収録されていたもようで。環境がそうさせたのかしら???


60年代~70年代初頭のロックンロールがまだ一度も「死」を経験したこともない、青春真っ盛りだった頃の雰囲気を醸し出しているような。裏がないストレートな音楽性です。

もちろん、音は当時に比べて格段に厚みを増してますがね。


個人的には、

ベルセバの「THE LIFE PURSUIT 」と同じく、今年のベストアルバムに入ってきそうな予感がします。

「COUNTRY GIRL」は、「ROCKS」に並ぶ名作ですね~。

そういえば

ミスチルの「ラヴ・コネクション」が「ROCKS」にそっくりだという点。

懐かしいな~。もう12年も前か。

また、しばらくサインインしてなかったら体裁がかわっていました。びっくり。


今年は、まあいろいろと心の中の葛藤があって、夏フェスにはいかないんです。って、意欲がなかっただけです、すみません~。


まあ、メンツがあまし。。。ってのが大きいですね。


ということで、レビューブログをそろそろ再開させますね。


その前に。


見つけてしまいました。パクリジャケ。


BONNIE PINK
Every Single Day -Complete BONNIE PINK (1995-2006)-

コレと


Funkadelic
FREE YOUR MIND AND YOUR ASS WILL FOLLOW

コレ。


単なる偶然の一致かなぁ。

ボニーピンクとファンカデリックって共通点ないよなぁ。


よく見るとこのファンカデリックのジャケは怖いな。。。

昔、「塩化ビニール地獄」でチバユウスケがジャケ批評してたけど、なんだっけなぁ・・・。

ちなみにこのジャケ、見開きにすると女の人の全体像が出てきます。しかも裸体(裏面)の。

ああ、そうそう。それでチバが「飛んでるみたいでしょ?」とか言ってとばしていたんだ。


でもまあ

HMVとかタワレコで、こういう発見が「ハッ!」とできるようになってきたということは、音楽の感覚が戻ってきた!ということに違いない。

そろそろ本業復帰します。


よろしく!




marlena


たまには、毛色の違うソウルでも。


FREE SOULシリーズは結構好きです。

アル・クーパー、アル・グリーン、トッド・ラングレン、ダニー・ハサウエィ

彼らもこのシリーズを通して聴き倒しました。


マリーナ・ショウといえば、

「FEEL LIKE MAKIN' LOVE」がもっとも有名ですが、

こちらのアルバムにももちろん収録されています。

ただ、通常バージョンとちょっと違う雰囲気ですが。


ジャジーでノリノリながらもころころリズムの変わる

「Street Walkin' Woman」が、なんともカッコイイ。


カウント・ベイシー・オーケストラの

専属歌手だったとか、解説読んで初めて知りました。

ジャズ・シンガーとしては、それほど名を馳せていないのが不思議。

新譜を出せば騒がれる世界のお化けバンドのひとつなので、あえてこのブログで語る必要もないかと思うのですが、まあ、好きなバンドなので好きなようにさせてくださいませ。


2002年リリースの「By the way」以来、実に4年ぶりのアルバム。たまりたまっていたのかはわかりませんが、2枚組みで放出してくれました。青い「「JUPITER」と、赤い「MARS」。

ダサいジャケを開くとこの2枚とともに目に入ってくるのは、アメフトのヘルメットをかぶったメンバーなんだけど、これって、

WHOの「ODDS & SODS」のまるパクリですね。

ミッシェルも「chicken zombies」のアナログジャケでやってたけど。

まあ、そういう遊び心がいいのです。


ということで、中身について。


なにせ2枚組の長丁場なので、最初は疲れます。

それだけ一気に放出したんだから、1曲1曲の濃度が薄くて、全体としてはいいんだけど曲そのものはどれもあまり心に残らないな・・・というのが第一印象。


しかし、

聴けば聴くほど、

「ああ、いいな」

と思って、口ずさんでいる自分がいるのでした。


前作よりずーっといいです。


ジョン・フルシアンテのギターが、

それはもうさまざまな顔を見せ、飽きることなく進んでいくんですよ。

そう、ギターにだけ注目してみると、そういう面白さが発見できるのです。


どうやらジョンとベースのフリーが不仲だったとか。その辺をうま~く、プロデューサーのリック・ルービンが操り、うまいこと仕上げたようです。


ところで、このタイトル名。

完全なるレッチリオリジナルの新語。

どういういきさつから生まれたのか、アンソニーはこう語る。


「38曲も歌詞を書くとなると、言葉が不足する世界に行き着くわけでさ。俺にも、その言葉がどこから来るのかというのはわからないんだよ。」

(「ミュージックマガジン」5月号インタビューより抜粋)


みんな苦しんでいるわけだ。

天から降臨を待っているのね・・・。