ハーフトゥークリップの回し方 | ちょっとそこまで☆増刊号

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ちょっとそこまで☆増刊号-トゥークリップの回し方
矢印のベクトルは、あくまで力を入れるときのイメージ。実際はもっと細かく変化してくるはずだが詳細は不明。接線方向に力を加えるのが無駄がないはずだが…
去年の9月に、ペダルにハーフトゥークリップをつけてから4か月。年が明けてから一歩前進でSPDペダル&シューズを使うことになった。

4か月お世話になったトゥークリップは、もう使わないわけではない。自転車の用途によっては期間限定で交換するだろうし、ダホンでも輪行以外は普通に使える。ママチャリに乗ることがあれば、それにも使うつもりだ。要するに、自転車と名のつくものであれば、平ペダルと組み合わせる最低限の装備として今後もずっと使う。それくらいいいものだということだ。

以前にも書いたが、ストラップ無しのハーフトゥークリップは、安くて気軽に使えて立ちゴケの心配もない。平ペダルに比べて効率もアップするし、コストパフォーマンス最高だ。もちろん本格的なビンディングと競合するようなものではない。用途に応じて棲み分け、使い分けするのがふさわしい。

SPDに移行するにあたって、自分なりにやってきたハーフトゥークリップの回し方についてまとめておくことにする。

平ペダルでもフラットペダルでも、呼び名はどちらでもいいが、子供の頃から慣れ親しんだ自転車のペダルはこれだ。「踏む」という言葉どおり、力が加わるのはペダルを踏み降ろす時。図でいうと下、青の矢印になる。時計で3時付近。

トゥークリップを付けると、ペダルから足がずれない。反対側の足の重さが邪魔にならないように抜重しても、浮き上がることがない。ただし、元々滑りにくいペダルであることが条件。ツルツルのペダルでは、クリップだけではとても押さえきれない。

トゥークリップでの回し方だが、イメージとして図上、赤い矢印のようになる。
大切なのは、12時付近で前方に、6時付近で後方に足を動かすことだ。3時付近で踏むことは放っておいてもやっているので、あまり考えなくていい。足の裏を意識して前と後に摺り足するように。これがポイント。

9時付近では力を入れて引くことは出来ない。ストラップ付なら引き足もできるが、それはまた別の話。
ちょっとそこまで☆増刊号-ハーフトゥークリップとSPD
プレシジョンスポーツ純正ペダルとハーフクリップ。シマノのクリッカーペダルは、けっこう大きくて重い

ここまでの説明を掛け声で表現すると、クリップ無し平ペダルは、
「右! 左! 」と行進するように踏む。

それに対してクリップ付きは、「みぎーぃひだりーぃ」
と左右わずかに重なりつつ連続して力を加える。

小さい「ぃ」のところは、最後の引き足寸前まで粘って回すイメージだ。ヒルクライムや向かい風でハアハアいってしんどいときに、これを思い出してぐーるぐーると回すと、少しだけ予備パワーが入る感じになる。「ぐいっ、ぐいっ」でなく、「ぐーるぐーる」だ。わっかるかな~、わっかんねーだろーな~(古)

さて、これを書いているうちにシューズカバーが届いたので、クリッカー初装備で今から武庫川に出撃する。どうか立ちゴケしませんように。

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