ひまわりと子犬の7日間 | 花鳥風月文々草紙

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独身女と愛しの文鳥との平和でのほほんとした日々と、料理や好きな手芸や音楽と言った趣味のブログです。

映画レビューが溜まっておりますあせる花鳥風月文々草紙

堺雅人さん、いつ観ても素晴らしいですグー


もう細かい事は言いますまい。


保健所に収容された一頭の野良犬。

人に対して激しい敵意をむき出す野良犬に、

もう一度人を信頼する事を思い出させた一人の

職員さんとのお話です。


職員さんは考えます。


この犬はどんな生き方をして来たんだろうかと・・


子犬に対して強い母性を示すと言う事は、

おそらく自分が母犬に愛されたと言う事。


畑の周辺にいた、という事は、

農家に飼われていたのではないか。

激しい敵意を示すのは、強い信頼の裏返しなんじゃないか、と。


信じていた人間に追われ、いじめられたから。


飢え、ぎりぎりの暮らしの中、授かった子犬達。

死に物狂いで守ろうとする姿に、

職員さんはどうにかして助けたいと思います。
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 保健所の上司は、危険な野良犬なんだから殺処分、

 と言い張ります。

 マスコミに知られ、生かす事に反対する声も出てしまいます。


 職員さんは保健所に泊り込んで向き合います。


 そして 「ひまわり」 と名付けます。

 日陰で暮らして来たけど、これからはお日様の下で

 暮らせるように、との願いから。


 実際のひまわりは、持ち込まれた小さな子犬を受け入れ、

 我が子と同じようにお乳を与え世話したそうです。

 そう言う部分も出して欲しかったなぁと思いました。


 保健所の上司は、成績と予算の使い方ばかりを

 うるさく言い続け、情け容赦なく殺処分しろと言います。


 手を下さなくてはならない職員さんは


 「どんな風に死んでいくのか知っているんですか!?

 と詰め寄ります・・
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ドリームボックスと呼ばれる殺処分用の箱の中で、

犬と猫達はのた打ち回って死んで行きます・・

その事実を見ようともしない上司に怒りを覚えました。


殺処分は、減らす努力をしさえすれば減らせると思います。


それにはこの事実を世間に広め、

捨てると言う事がどういう事なのかを知らせるべきです。

作品の中で、年を取って手が掛かるから、と言う理由で

保健所に持ち込む飼い主がいました。

長年家族であったはずなのに、愛した存在だったのに、

捨ててしまう飼い主です。


犬と暮らす本当の醍醐味は、

彼等が老いた時に味わえると思っています。

長い時間の積み重ねが強い絆を生むからです。


とても丁寧な作りの作品で、この作品がヒットすると言う事は

日本もまだ捨てたものじゃない、そんな安心感がありました。


オードリーの若林君がなかなか良い味を出していて、

これからも活躍して欲しいですねぇニコニコ


ひまわりですが、職員さんに引き取られ平穏な暮らしを

得て、幸せに暮らします。


ですが、去年、命を終え旅立ったとの事。

この子は大きな使命を持って生まれたんだろうな・・


できるだけたくさんの人に観て欲しい、そんな作品でした。



久しぶりにモスバーガーに寄ってみました音譜

マスタードチキンバーガーです、美味しかったですよ~にひひ





ジェーン さんちのテンちゃんが行方不明ですビックリマーク

http://ameblo.jp/kilakila-bunbun/entry-11500532834.html


早く見つかりますように・・


 毛皮反対の絵本です、読んで下さい
http://moru.art-studio.cc/art/book.htm




 



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