なかなか良かったです
結成して１２年になろうとするお笑いコンビ
房総スイマーズの甲本と田中。
もうじき３０になるのに全く売れる気配がない。
ネタ以外で互いに向き合う事をしなくなっていたのだが、
甲本は思いをぶつけ合おうと交換日記を持ちかけてくる。
最初は渋る田中だったが、次第に日記に思いを
書き始めるのだった。
そんな中、房総スイマーズはテレビ局主催の大掛かりなお
笑いコンテストに出る事になる。
田中は日記に書かれた内容からネタを書き、
房総スイマーズは順調に勝ち上がっていく。
最終決戦出場を目前にした時、甲本が緊張のあまり
言葉に詰まり、二人は敗退してしまう。
夢をあきらめてでも守りたいものができた甲本は
田中に解散を申し入れる。
旅番組のロケで一年海外に行っていた甲本が
帰国すると、田中は他の人物とコンビを組み、
大ブレイクしていた。
それから１７年後・・
毎日忙しくしている田中をある少女が訪ねてくる。
「私は甲本の娘です。」
甲本はその後妻と小さな居酒屋を経営し、
娘を育てていたのだ。
父の持ち物から日記を見つけ、最後の日記を
田中に見せたくて訪ねて来たのだった・・
田中と甲本の二人を演じた伊藤淳史君と小出恵介君。
これがとてもはまってました
売れないお笑いコンビの日常がリアルに描かれていて、
監督がウッチャンなだけにさすがだなと思いました。
甲本に引っ張られてお笑いを始めた田中君。
その事に恩を感じて、二人で売れたいと頑張って
いたんですよねぇ・・
でも、世間の評価は田中君が上で、
甲本君は嫉妬と苛立ちに苦しんだり。
二人で作り上げたコントで勝ち上がって行く時
すごくきらきらしていて、見ているだけで嬉しかったです
自分と一緒にいる事で田中君の足を引っ張っている、
この事実を認めることはものすごく辛かっただろうなぁ
思ったんですけど、たくさんの甲本君がいるんだろうなって。
色んな事情で夢をあきらめていく、ね・・
房総スイマーズが出ていたショーパブ
ですが、
何と売れない頃のウッチャンナンチャンが
実際に出ていたお店だったそうです
日記の文字も二人が書いてるんだそうで、
コントもすごく頑張っていましたよ
最後の結末がねぇ、安易というか、ありきたりというか、
もう少しひねりが欲しい気がしましたけどね。
田中君は売れて大ブレイクしたけど、
でもそこにはすごく葛藤もあり、苦しみもあり、
でも二人は互いを思い合っていた訳です。
解散する時、最後のコントを満開の桜の下で演じます。
それが夢のように綺麗ですばらしかったですよ。
とてもまじめな作りで、良い作品だと思いました。
宣伝の時、房総スイマーズは
本当にお笑いの舞台に立ったんだそうです
最初は大騒ぎだったけど、
ネタをやったら右肩下がりで悲惨な状況になったとか
お笑いって難しいんだなと思った瞬間でしたね。
紙ナプキンを運び込んだお嬢です
何かドヤ顔してますよねぇ
ジェーン さんちのテンちゃんが行方不明です
http://ameblo.jp/kilakila-bunbun/entry-11500532834.html
早く見つかりますように・・
毛皮反対の絵本です、読んで下さい
http://moru.art-studio.cc/art/book.htm
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