■ゆるやかな関係性７ 成長型社会の終焉
「成長型社会」はもう終わりました。「成熟型社会」になった、ということです。
「成熟型社会」は、価値が爆発的に多様化した社会です。
ボクが子供の頃、日本中みんなが同じモノを求めていたし、同じ生活を求めていた。
具体的にいうと、歌謡曲のシングルレコードが１００万枚売れたら、それは日本中誰もが知っている楽曲でした。
でも、今は違います。１００万枚以上売れた楽曲でも、知らない曲が多い。
多様化しているからです。
１００万枚以上売れた
グーグルのＣＥＯが先日言っていたことが印象的でした。
「２００３年に１年間で生み出された情報量が、現代では２日間で生み出されている」
情報量が膨大になったってことです。
ボクたちが選ぶことができる情報量が、ものすごく増えた。
それは、消費者の選択肢がとても多いということ。
選ばれるのが大変な時代になった。
ただでさえ、選ばれるのが大変なのに、もう普通じゃ選ばれなくなってきているってことです。
だから、継続的にゆるやかにつながっていることが大切になってきます。
「ゆるやかな関係性」です。
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