立夏、端午の節句 2016.5.5 | emaの気ままにブログ

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心がふんわりほんわか穏やかに一日を送れたら…
さて、何をしてすごしましょうか

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5月5日撮影

朝から快晴となり、日中の最高気温は30℃になりました。今年初めての真夏日となりました。
外を歩いている間は照り付ける太陽が熱くて眩しくて、徐々に疲労感がでてまいりました。
皆様はどんな一日をお過ごしになったのでしょうか?


今日は旧暦3月29日、二十四節気の第7番目「立夏」(りっか)です。
太陽が黄経45度を通過する時から暦の上では夏になります。
ちょうど今日のように日中の気温が高くなると、夏の到来を感じることができますが、若葉が輝いて爽やかな風が流れて、装いが薄物になっていても、まだ本格的な夏の暑さではないのです。
気候の変化、気温の変化が激しいので、健康管理に気をつけてお過ごしくださいませ。

「夏の立つがゆへ也」(『暦便覧』より)

本州では桜が散り、北海道で桜の満開を迎えている所もありますね。
夏の気配が立ち、夏めいてくる頃という意味です。
「夏立つ」「夏来る」ともいわれ、立秋の前日までを夏としています。
※第6番目は穀雨 でした。



5月5日「こどもの日」は、端午の節句です。
「端」は初めを表し、「午」はその音が「五」に通じることから、「端午」とは5月初めの5のつく日という意味になります。5がふたつ重なるので「重五」、中国から伝わった五節句のひとつで「菖蒲の節句」とも呼ばれています。日本では、平安朝以来、天皇に菖蒲を献上し、臣下は薬玉(くすだま)を賜って邪気を祓う行事でした。次第に男子の武運長久を祈る武士の節句へと変化し、男子の節句として初節句にはそれぞれが祝い、屋外に鯉のぼり屋内には武者人形、鎧や兜を飾ります。供える菓子は柏餅や粽(ちまき)で、これは戦国時代の携行食の伝統ともいえると思います。

鎧かぶとに供え飾られることが多い「花菖蒲」は、「勝負」や「尚武」にかけています。
菖蒲湯に入って邪気を祓う「ショウブ」は薬草とされていました。
わが家も、端午の日に「湯菖蒲」の葉、茎を湯に浮かべて入浴します。

湯菖蒲の根元が淡いピンク色、高貴な香りが漂う

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湯菖蒲 

無事に成人した三人の息子たち
郷里の父母が孫のために贈ってくれた兜飾りを
今年も飾る
息子たち孫たちと端午の節句を過ごす

粽は和菓子やさんで
柏餅も大好きなみそあんとこしあんを供える

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こちらもご覧いただければ幸いです。
「端午の節句 柏餅」
「湯菖蒲と花菖蒲」  

「立夏2015」

ペタしてね

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「ペタの再会を…」というメッセージをいただきました。皆様のところへ伺えず、いただいたコメントのお返事も滞っております。お許しください。