4月11日撮影 自宅近くにて
低気圧が日本付近を速い速度で通過していくため、雨雲は東へ、広く日本列島に雨を降らせるとの予報です。
九州では明日朝から局地的に激しく降る恐れがあるとのこと
地震で地盤が緩んでいる地域では土砂災害の危険が予想されます。
どうか安全な場所で、ご無事でありますように
今日は旧暦3月14日、二十四節気の第6番目「穀雨」(こくう)です。
太陽が黄経30度を通過した時、この日から立夏までの期間をさし、清明から15日後にあたります。
この時期の雨は暖かい春の雨で、田畑は潤い種をまくには相応しい恵みの雨となります。
穀物の成長を助ける雨という意味で「穀雨」なのです。
「春雨降りて百穀を生化すればなり」(『暦便覧』より)
※第5番目は清明
でした。
郷里の庭で
自宅で3日過ごして郷里へ通う日々が長く続いている
新幹線の車窓から眺める町並みや田畑、遠い山並みの色合い
忙しなく行き来しながら確実に流れていく時の速さ、季節の移ろいを見過ごさぬようにと思う
桜の季節が足早に去り
郷里の庭にも春の花々が咲き始める
父の作った囲いの中で冬を越した雪笹や稚児百合も静かに花をひらく
母屋の庭に青木の花が蝦茶色の小花を咲かせ、実をつけた枝もある
雨の中で、蕾だったツルニチニチソウの花がひらいた
日当たりのよい場所のツツジが一番最初の花をさかせ、その近くに姫りんごのピンクの蕾が覗いている
ヒマラヤユキノシタ、スノーフレークも今を盛りと庭を飾る
母屋の庭から
ゆっくりと暮れてゆく
父の病院から戻り、母屋の庭から見上げる朧月
やわらかく優しい月の光
春の宵をひとり佇む
4月19日撮影 仙台駅にて 桜(写真左下)
広瀬通りの銀杏並木は新緑を迎えている
地下鉄乗り場の公園に植えられたツツジが朝陽を受けて咲きだしていた
父に会ってから自宅へ戻る
郷里の庭に白く輝く雪柳
ひと住まぬ家の庭に咲き誇る
※「穀雨2015」
もご覧いただければ幸いです。
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