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以前にも似たような記事を書いた。(資本主義の終焉
、成長をあきらめる
)
イギリスの2012年、第4四半期のGDPは前期比で0.3%マイナスとなり速報の0.2%マイナスから下方修正された。
イギリス経済は引き続き苦しい状況で先進国の中でもパフォーマンスはかなり悪い。
イギリスでも当然いろんな議論が起こっているようだし、保守党連立政権の緊縮財政が原因だ!と糾弾する人もいれば、規制の多さや高い税金が経済成長が回復しない原因だと百家争鳴の議論が行われているようである。
まあ、僕の立場からすれば。。。そりゃ、税金を安くして規制をドンドン緩和して行き過ぎた社会保障制度を叩き潰さないと多分経済はよくならないと思っている。でも、それはおいていおいて。。。
これもいつも言うことだけど、じゃあそういった改革をすればイギリス(あるいは他の先進国も)の経済は本当にかつてのような高成長を遂げることができるのだろうか?
いつも紹介するStumbling and Mumblingからチャートをひとつ紹介する。(Capitalists on strike
より)
このグラフは非金融機関の利益に対する投資の割合だ。
2008年のリーマンショックの前から投資額は趨勢的に減り続けているのがわかる。
一部では需要が足りないから不況なのだ!と叫ぶ人も多いが、それはおそらく間違いである。重要な点は(いつも言うように)投資機会の喪失にあることがこのグラフを見ても分かるだろう。
先進国の大停滞の時代なのか。それとも資本主義の終焉なのか?今後10年20年はそれを見極めるために暗い時代になる可能性も高そうだ。
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