さて、仕事の契約満了日を控え、有給消化月間になりました。
3年間と、久しぶりに長い勤務で、最後のほうはどんどん人が減らされて3倍の仕事量になりましたが、なんとか無事に終了することが出来ました。
しんどかった。
法定で定められた日数は休んでいたけれど、それでも有給がたくさん残っていたので、全部消化したいと頼みましたが、派遣先の上司からも派遣会社からも、
契約終了日まで勤務してくれ、としつこく粘られましてね。。。。
「そんなに隙間に働いてもらいたかったら、直雇用にすればいいやろ、アホか!!」
と、長姉に励ましてもらって、有給取得を貫く強さを発揮できましたε-(´∀`*)
私の上司は、私の年齢的にも直雇用はしたくなかったんでしょうね。
4月から組織変更もあるし、所属部署がどうなるのかも不明。
この3年間、私は業務管理という謎の部署で勤務してたんですよ。
私の変人ぶりは有名だったんですが、そんな私をレアキャラと好意的に受け止めて、信頼してくれた派遣先企業の担当営業マンたちとは良好な関係が築けました。
最終出社日は花束やたくさんのお餞別を頂いて、涙を堪えるのが精一杯。
有給に入る直前、営業部の女性陣が声をあげてくれたんですよ。
「業管で隙間さんを継続してくれないなら、うちの部署に来てもらって!」
それで、突然、営業部長から私の個人携帯に電話がかかってきましてね。
「隙間さーん、うちの部で働いてもいいって気持ち、ある?」
即答は出来ませんでした。
鬱をかかえて、ろくに家事もできない自分が、別部署で仕事が出来るかどうか自信がなく、精神科の主治医に相談することに。
「隙間さんの鬱の原因は仕事ではありません。多くの人は仕事が原因で鬱になって休職するんですが、隙間さんは仕事が出来て、しかも他部署から来て欲しいと言われるぐらい仕事を頑張ってこられた。仕事を継続されることは問題ないと思います。」
主治医の意見はもっともかもしれない。
私の鬱の原因は家庭(家族)にあり、だからこそ、家庭に関わることが出来なくなってしまった。
家事しかり、町内会やPTA関係しかり・・・
私なりに考えて、部長に返事しました。
「今と同じ条件であれば、喜んでお仕事の依頼を引き受けます。」
今と同じ、テレワークメインの仕事であれば、実家の留守番が出来る。
家業のために退職を考えていた姉は公務員の仕事が継続出来る。
私と違って、姉の退職は勿体なさ過ぎるから、絶対に続けて欲しかった。
「よっしゃ、わかった。あとは任せて!」
部長はいつも通り頼りがいのある声で、そう返事してくれました。
有給消化後、4月から新部署での仕事がスタートすることになりそうです。
これまで私の上司だった人や同じ部署だった人はどんな反応をするだろう?
きっと苦虫を噛み潰したような気持ちになるに違いない。
ごめんね
若い時代と違い、ここ10年は派遣の仕事が決まっても、初日の挨拶が辛かった。
----- こんなババァでごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
ひたすら心のなかで謝っていた。
若くて美人な派遣社員を期待していたたろうに、本当にごめん、という気持ちで仕事をしていたけれど、今回は純粋に「私」という人間を求められてスタートラインにつくことが出来る。
期待と不安が入り混じった気持ちで、春を待ちましょう