昨日の記事 では、ガーデン・センターではクリスマスの準備が着々と進められている様子をお伝えいたしました。
以前から私のブログをご訪問くださっている皆さまは、英国のガーデン・センターではクリスマス・グッズが冬のメインの商品になることを覚えていらっしゃるかもしれませんが、初めてお越しの方は
「ガーデン・センターにクリスマス・グッズ?」
と思われるかもしれませんね。
実は、こちら英国のガーデン・センターでは、百貨店よりもはるかに多くのクリスマス・グッズを扱っているので、このシーズンになりますと、人々はガーデンセンターへ足繁く通い、自宅をクリスマス色に変える準備をするのです。
「英国のカントリー・サイドを知りたければ、
ガーデン・センター抜きには語れない」
ということで、下には英国のガーデン・センターに関する記事のリンクを並べておきました。日本のガーデン・センターとは規模も内容も大違いの英国のガーデン・センターがどんなところか、ご存じない方は下のそれぞれの記事をご覧下さいね。
上は、夏のガーデンセンター、そして下は秋のガーデン・センター、アンティークの家具まで扱っている英国ならではのガーデン・センターをお楽しみください。
そしてこちらは、ガーデン・センターといいましても、バラ専門のナーサリー、かの有名なデイヴィッド・オースティン氏のバラ園にお邪魔いたしました。そちらの様子はこの下からお願いいたします
さて、それでは今日の本題に入ってまいりましょう。
今日のタイトルは「ゴシックなクリスマス」ですね。
3年ほど前より、ここ英国ではクリスマスグッズにも「黒」を用いたものが入ってきています。
まずは、まっ黒なクリスマスツリーです。
ふつうは日本と同じように、緑の木が使われているんですが、こちらはすべてが「黒」です。
でもそれだけでは、ありませんよ。
クリスマスツリーに飾るオーナメントもすべて黒です。
そして、プレゼントやテーブル・ウェアも「黒」を基調としたもののコーナーがありますね。
「大人っぽい」
または
「落ち着いた」
という言い方もできると思いますが、
それにしても
どうです、この暗さ!(笑)
まだ続きます。
この際、お部屋のインテリアも「黒」でまとめましょう。
こちらは「ローラ・アシュレイ」のシャンデリアです。「ローラ・アシュレイ」をご存じないかもしれない男性読者諸氏のために書いておきますが、ローラ・アシュレイと言えば、女性は華やかなフラワー・プリントやパステル・カラーなどをイメージするのです。
ふつうのローラ・アシュレイの製品とは下のようなものです。黒が続いた後、明るい色を見るとほっとしませんか?
私がベッド・ルームで使っているローラ・アシュレイのシャンデリアについて、6月12日のブログ に書きましたが、比べてみてください。スタイルはローラ・アシュレイを保っているものの、かなり雰囲気が違うことがわかっていただけると思います。
ちなみにローラ・アシュレイで統一した部屋はこんな感じです。
たぶん、上の写真をご覧になった読者の方から、
「これはMiaさんのお家ですか」
または、いきなり
「素敵なところにお住まいですね~」
というコメントが出ることを想定いたしまして、先に答えを申し上げておきますが、答えは残念ながら
「No」
です。
こちらは、英国はウェールズにあるローラ・アシュレイのご主人のバーナード・アシュレイ卿が開いたカントリー・ハウス・ホテルで「ランゴイド・ホール(Llangoed Hall)」のお部屋です。
さて、話をクリスマスに戻しましょう。
ゴシックなクリスマス・グッズも発売当初は珍しさから注目を集めましたが、最近はやはり昔ながらのクリスマスツリーの方が人気があります。
英国では、上の写真のように(これは英国ではありませんが)、本当の木にオーナメントやライトをつける「本物」が屋外でもお部屋の中でもいちばんの人気ですね。
雪国で「ホワイト・クリスマス」もいいですよね。
「ゴシック」は私の好みではありませんが、こんなピンクのツリーまでいってしまうのもちょっと‥‥。本当に色んなクリスマス・ツリーがありますね。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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近々、素敵なクリスマス・グッズを専門に扱っていらっしゃるお店をご紹介したいと思います。乞うご期待!
ローラ・アシュレイのカップ
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