ホテル・ニューハンプシャー | 映画を観よう

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ホテル・ニューハンプシャー [DVD]/ジョディ・フォスター,ロブ・ロウ,セス・グリーン
¥3,990
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アメリカ 1984年

ジョディー・フォスター、ロブ・ロウ、ナスターシャ・キンスキー、ボー・ブリッジェス、リサ・ベインズ、ジェニファー・ダンダス、セス・グリーン、ウォーリー・アスペル、ジョエリー・リチャードソン


監督・脚本:トム・リチャードソン 『トム・ジョーンズの華麗な冒険』

原作:ジョン・アーヴィング


【ストーリー】

高校の教師をしているウィン・ベリー(ボー・ブリッジェス)の夢は、熊のいるホテルを経営すること。それは妻メアリー(リサ・ベインズ)と出逢ったメイン州アーバスノットのホテルの思い出だった。今は5人の子ども達にも恵まれ幸せに暮らしていたが、もっと家族と一緒の時間を増やしたいと、メアリーの母校だった女子高跡を買い取ってホテル・ニューハンプシャーを始める。長男フランク(ボール・マクレーン)は同性愛者、長女フラニー(ジョディ・フォスター)は美しくて頭も良いしっかりもの、次男のジョン(ロブ・ロウ)はそんな姉を熱愛、次女リリー(ジェニー・ダンダス)は成長の止まった文学少女、そして三男エッグ(セス・グリーン)は耳が不自由だった。だが、5人の子ども達はこのホテルで成長していく。だが、フラニーに降りかかる不幸な出来事、古い友人の誘いでウィーンで新しいホテルの経営、妻と三男の事故、テロ事件に巻き込まれ父が失明、次女の自殺・・・さまざまな困難に出会いながらも、ベリー家の人々は強く逞しく生きていくのだった・・・。



素晴らしいほどの豪華キャスト

有名な作品ですが

今まで観たことがありませんでした(汗)



物語は、ベリー家に起きるさまざまな出来事

祖父、母親、父親、兄弟、姉妹・・

いろんな形で家族が助け合い

強く逞しく乗り越えていくお話


同性愛者の兄、近親相姦の姉弟

引きこもり(?)で熊のキグルミをきている女

憧れていたのにレイプする男


登場人物もへんだけど

それぞれの出来事はどれも深刻

それなのに

どれも深刻に暗く描かれていないせいで

観終わって、不思議な爽やかさを感じてしまいます


そこはもう少し動揺するでしょ・・?

もっと怒らないと!!と

観ているこちらが肩透かしを食らうほどに

あっさりと次のステップに移っていく彼らの姿は

笑えたり、泣けたり・・・切なかったり



“Life is fairy tale・・・”

人生はお伽噺!


小さいリリーが言う台詞!

そう、深刻に考えても考えなくても

時は止まってくれない

それならば、前向きに進んだほうがいい


これは若い頃に観ていたらどうだっただろう・・

妙な作品だなぁ~と思ったかもしれない(汗)

この年齢で観ることができて良かった♪

そんな作品でした!!




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