- ジェネオン エンタテインメント
- クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち デラックス版
フランス 2004年
ジャン・レノ、ブノワ・マジメル、クリストファー・リー、カミーユ・ナッタ、ジョニー・アリディ
監督:オリビエ・ダアン 『いつか、きっと』
脚本:リュック・ベッソン 『レオン』
【ストーリー】
フランス・ロレーヌ地方の由緒ある修道院。新しく来た修道士が13という番号の部屋に入ったが、壁に掲げられたキリスト像から血が流れ出すという奇怪な事件が起こる。さっそくパリから派遣されたニーマンス警視(ジャン・レノ)が捜査を開始、特殊な装置で壁を映し出すと、そこには壁に埋め込まれた死体があった。
死体は十字架のキリストと同じ体勢がとられ、その横には不思議な紋章のような印が残されていた。被害者の身元を確認し、調べていくと、次々に死体を発見・・・そこにはやはり不思議な紋章のような印があった。
同じ頃、若手刑事レダ(ブノワ・マジメル)は麻薬捜査中に、突然飛び出してきた男をはねてしまい、彼を病院へと運ぶ。彼は姿形、着ているものまでキリストに似ており、意味不明な言葉をつぶやくだけだった・・・。しかし、病院になぞの修道士が現れ、事件は深まっていく・・・。
フランスでベストセラーのミステリー小説を映画化した
「クリムゾン・リバー」の続編ですが、こちらはリュック・ベッソンの脚本
怖いもの系が苦手なので、普段は観ないはずなんですが
この作品、前作を観ていたので、さほど怖くないだろうと予想
それでも、死体やら血が出てくるのが苦手な主人がパスなので
録画しておきました!!(先週の日曜日にTV放映してましたネ)
さて、多少怖い感はありながらも、一人で夜中に観ました~~~
あれ?あれ???う~~~ん・・・
バチカンの財宝を狙った異国人が
宝狙いをうまく隠すために、黙示録をかたどって連続殺人を犯した・・
なにも、わざわざ黙示録にしなくたってぇ~~~!
いや、職業も名前も12徒と同じ人が亡くなっていくのは
凄いと思いました!!よく探せたなぁ~~とか(苦笑)
意外に普通にいるのでしょうねぇ~、トマとかユダとか・・
せっかく、こういう謎めいた事件にするのなら
もっと修道士たちが絡んでいるとかでも良かったのに・・
ホラーは苦手ですが、サスペンスものは好きなんです!
だから、クリストファー・リーが登場したあたりから
うーーーん、、結局そういうことだよね・・と
サスペンスとしてはつまらなくなってしまいました
ただ、アクションは凄いですね
あんな修道士の服着てるのに、屋根とかひょいひょい渡るし
あんなに走ってるのに疲れないのかぁ??とか
そのへんの謎は、大戦の置き土産(?)的理由でよくわかりましたが
それを、ひそかにポケットに入れた主役二人が
いつ使うんだろう??とワクワクしておりましたけれど
そーいう使い方がありましたね・・・って(苦笑)
でもって、黒幕の最後があっけない・・
あまりにもあっけなさすぎ~~(苦)
神の言葉が書かれている書と共に沈んでいくというのは良かったけど
せっかくクリストファー・リーなんですから、もう少し・・と思いました
前作ではヴァンサン・カッセルだったジャン・レノの相棒が
今回はブノワ・マジメル
この方『ピアニスト』で年上のピアニストに恋をする青年でした
すぐにわかったけれど、アクションもいけるのね!!
宗教の専門家として登場したマリー役のカミーユ・ナッタ
マリアという名前で危ない目にあうのか??と思ったけれど
黙示録には関係ありませんでした(汗)
フランスの女優さん、モデルみたいですらっとしてて綺麗です!!
ラスト近くの無線でジャン・レノたちを呼ぶときのアップの瞳が
すごーく綺麗でした!!
キリスト教徒ではない私には
いまいちズシリとこなかったけれど、きっと観る人によっては
かなりセンセーショナルな作品なんでしょうね!
鍵と仕掛けのところはよく考えられているなぁ~と思いました!