神秘学徒は一定の期間、自分とは正反対の思想に耳を傾け、自分の内部の一切の賛成、特に一切の否定的判断を完全に沈黙させる行を自分に課す。一切の合理的な判断を沈黙させるだけでなく、拒否や反感または参道の気持ちをも沈黙させることが大切である。特に最新の注意を払って観察せねばならないのは、意識の表面に現れてこない、魂の奥底にひそむ感情の動きである。

 

 

 

 

いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

ルドルフ・シュタイナー著

高橋巌訳

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