シュタイナー幼児教育者の入間カイさんの講演録から。

自分の体験から、実感をこめて、深く共感します。

 

 

 

自分自身が、自分が好きなことや、人生の目標としていることを内面で肯定できていれば、社会のなかのいろいろな場面で妥協したり、相手に合わせたりすることもできると思います。それは、自分自身がしっかりあるからです。だから、個人の意志を大切にすることは、自分勝手な人間をつくるのではなく、むしろ他者のことばにも耳を傾け、他者の意志を理解できる寛容な人間を育てることにつながると思っています。

 

 

 

 

「親の仕事、教師の仕事」

入間カイ、竹下哲生 著