今の子は年長児であれば数唱は100くらいまで、できますね。
できなかったら今日からお風呂でやってください。100数えたら上がろうねって。
おしまいに「おまけのおまけの汽車ポッポ~、ポーっとなったら上がりましょう!」をやると喜びます。
10から小さくなる逆唱もやっておくと、ひき算の感覚に結びつきます。
数唱に慣れていないと「59の次は?」に答えられません。
点つなぎで数字を順につないで図形を描く遊びでもOK
様々なものを実物で数える経験を積ませましょう。
1つずつだけでなく、2つとび(2-4-6-8-10)と5つとび(5-10-15-20)もやっておきます。
次に数の意味には二通りあることを知っておきましょう。
ボリューム=集まりの大きさを表す数と、順序=何番目かを表す数とがあるということ。
小学校1年生の算数でも必ず出てきます。
足し算に進むには5の分解と合成が解るといいです。
繰り上がりのある足し算では5と5で10を作って、端数を合わせたものが答えというように考えます。
だから5の固まりが意識できると良いのです。
7+8=(5+2)+(5+3)=(5+5)+(2+3)=10+5=15
これをイメージで操作します。
今の算数はタイルを使った5と10の固まりで考える教え方が主流なので、次は10の分解と合成です。
10を作れる2数の組み合わせを実物でやっておきましょう。
おはじきやビー玉など何でも構いません。
1+9
2+8
3+7
4+6
5+5
逆も同様ですね。
後は文章題でつまずかないように、実物を使いながら、足し算の意味が解るような遊びをしましょう。
合わせて、みんなで、足すと、加えると、一緒にしたら
などの言葉が足し算を表すことが体験で分かっておくと後々楽です。
引き算は学校では少し先になりますが、実物教育でなら幼児にも十分理解できます。
違いは、残りは、足りない、余るなど言葉といっしょに理解できるといいですね。
小学校1年生の学習を見ていて、こうしたことができていたらずいぶん楽だと思います。(羊)
https://ameblo.jp/e-cosodate/entry-10804213751.html
(国語編)