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前回出来て来た伝説の民である沃民(ようみん、よくみん)について掘り下げる面白い事が・・・・・

 

【もう一度沃民(ようみん、よくみん)についての詳細を振り返ってみましょう】

沃民(ようみん、よくみん)中国に伝わる伝説上の人種の事です。古代中国では西方に位置する国に棲んでいたとされる。

古代中国の地理書『山海経』の海外西経によると、沃民国は白民国の南、女子国の北にあり、沃民人は人間の姿をしているが鳳凰(ほうおう)の卵や甘露をつねに飲食しており、欲しいと思う食物は住んでいる土地で思うままに入手することが出来たという。

『山海経』の大荒西経によると、沃民らの住んでいる沃野には豊富な資源とあらゆる獣が存在するという。

~以上~

 

ピンポイントの場所を示すであろう白民国の南、女子国の北にありという記述については資料が探せなかったので、わかりませんが、古代中国では西方に位置する国とありますので、大体の場所はわかります。

前回の地図ですと・・・・・

わかりやすく黄色くしてみました

この場所です、この場所という所にまず注目して下さい

そして、上の沃民の事が書かれている『山海経』を見ていきます。

山海経』(せんがいきょう、山海經、拼音: Shān Hăi Jīng)は、中国の地理書。中国古代の戦国時代から秦朝・漢代(前4世紀 - 3世紀頃)にかけて徐々に付加執筆されて成立したものと考えられており、最古の地理書(地誌)とされる。

『山海経』は今日的な地理書ではなく、古代中国人の伝説的地理認識を示すものであり、「奇書」扱いされている。編者は禹およびその治水を助けた伯益であると序などにに仮託されているが、実際は多数の著者の手によるものと考えられる。内容のほとんどは各地の動物、植物、鉱物などの産物を記すが、その中には空想的なものや妖怪、神々の記述も多く含まれ、そこに古い時代の中国各地の神話が伝えられていると考えられている。そのため、後世失われたものの多い中国神話の重要な基礎資料となっている。

もともとは絵地図に解説文の組み合わせで構成されており『山海図経』と呼ばれていたが、古い時代に既に絵地図も失われてしまっており現存もしていない。そのため、現在残されている画像は『山海経』本文にある文章から逆算された後世の想像によるものであり、伝来する系統によって全く違う画像となっているものも存在している。

~以上~

 

●『山海経』は今日的な地理書ではなく、古代中国人の伝説的地理認識を示すものであり、「奇書」扱いされている。

●内容のほとんどは各地の動物、植物、鉱物などの産物を記すが、その中には空想的なものや妖怪、神々の記述も多く含まれ、そこに古い時代の中国各地の神話が伝えられていると考えられている。

 

しかし・・・・

もともとは絵地図に解説文の組み合わせで構成されており『山海図経』と呼ばれていたが、古い時代に既に絵地図も失われてしまっており現存もしていない。

つまり完璧に読めないという訳・・・・その地図を見もしないで奇書扱い・・・・

 

奇書、そして地理について書いてある本という事で何か思い出すものは有りませんか?

そうです!籠神社のホツマツタヱです!

そこに書いてあります・・・・大陸は全て一つだったと・・・・・

都市伝説が好きな方は、パンゲア、ムー大陸伝説と言った方がわかりやすいのではないかしら?確かに全部は本当ではないかもしれませんが・・・・・大陸は地続きという事実は、科学的に考えてもまともな事なんですよ。

【科学的な分析を載せます】

①一つは、大陸プレートの地殻進行方向を、逆に動かすと・・・・大きな一つの大陸になる事がわかっているという事と・・・・

あとは、私が前に書きました。

②ムカシトンボ→詳細はこちら

③キフネダイオウ→詳細はこちら

~以上~

以上、三つから考えてもその可能性が高いです。その道の専門家の発言ですから、信ぴょう性が高いと思います。

それを内容全て貶めるような奇妙な本とする事自体が間違えていると思います。この部分のこれは間違っているけど、これは合っていると言うのが正しいかと思いますが、内容前否定は、「何かを隠したいからでは」と、たかちほなら勘ぐりますね。皆様はどう思われますか?

 

そして・・・・

「その中には空想的なものや妖怪、神々の記述も多く含まれ」と有りますが・・・

後世に伝わる色々な物語の原型になったものも多いとの事なので、どこかで見かけたものも多いです。その奇妙奇天烈な世界が新鮮ですので是非ご覧下さい

 

例えばわかりやすいものとしては・・・・

●九尾の狐(きゅうびのきつね)

稲荷神との習合があり、それによって同一視もされる。

万単位の年月を生きた古狐が派生したものだともいわれ、妖狐の最終形態の存在であるとされる

●天狗

これは資料としての絵は有りませんでしが、まぁ皆様ご存じですよね。

●応竜(おうりゅう)

竜の一種とされる。中国神話では、帝王である黄帝に直属していた竜。4本足で蝙蝠ないし鷹のような翼があり、足には3本の指がある。天地を行き来することができる。また、水を蓄えて雨を降らせる能力がある

●西王母

結構前に記事にしました。これは七夕伝説の前身と言われています。

 

~そして知られざる奇妙奇天烈な物語の登場人物達~

貫匈人(カンキョウジン)

貫匈人(かんきょうじん)は中国に伝わる伝説上の人種である。穿胸穿匈(せんきょう)とも呼ばれる。古代中国では南方の「盛海」の東に位置する国に棲んでいたとされる。

古代中国の地理書『山海経』の海外南経によると、貫匈国は三苗国・交脛国の東、不死国の西にあり、貫匈人は人間の姿をしているが、その胸に大きな穴があいていたという。また『異域志』によると位の高い者はその胸の穴に竹や木の棒を通し、それを二人が担がせて(駕籠のように)移動するとされる

 

燭陰(しゅくいん)

北海の鍾山(しょうざん)という山のふもとに住む神で、人間状の顔と赤い蛇のような体を持ち、体長が千里におよぶ。

目を開けば昼となり、目を閉じれば夜となる。吹けば冬となり、呼べば夏となる。飲まず食わず息せず、息すれば風となるという。

中国の神話学者・何新は、燭陰の住むという鐘山を大地の最北極と論証し、北極圏以北の夏と冬の昼夜の交代、またはオーロラが神格化されたものが燭陰だとしている。また中国の考古学者・徐明龍は燭陰を、中国神話の神である祝融と同一のものとし、太陽神、火神もあると述べている。

 

開明獣

『山海経』の「海内西経」に記述のある神獣。

天帝の下界の都である崑崙の丘にある九つの門を守っている。その姿は大きな体で虎に似て、九つある首は全て人間の顔だという

 

窮奇(キュウキ)

物あるいは霊獣の一つ。四凶の一つとされる。

中国最古の地理書『山海経』では、「西山経」四の巻で、ハリネズミの毛が生えた牛で、邽山(けいざん)という山に住み、犬のような鳴き声をあげ、人間を食べるものと説明しているが、「海内北経」では人食いの翼をもったトラで、人間を頭から食べると説明している。五帝の1人である少昊の不肖の息子の霊が邽山に留まってこの怪物になったともいう

 

讙(カン)

西方にある翼望(よくぼう)山に棲むといわれている。姿は狸のようで、輝く隻眼を持ち、尾は三つだとされる。いろいろな声で鳴くことが出来、ほかの生物の鳴き声を真似することも出来るという。この讙を食べると黄疸に効果があるともされる。

夔(キ)

『山海経』第十四「大荒東経」によれば、夔は東海の流波山頂上にいる動物である。その姿は牛のようだが角はなく、脚は一つしかない。体色は蒼である。水に出入りすると必ず風雨をともない、光は日月のように強く、声は雷のようである。黄帝は夔を捕らえてその皮から太鼓をつくった。この太鼓を雷獣の骨で叩くと、その音は五百里にまで響き渡ったという

他にも絵の資料は有りませんでしが、以下の名前の妖怪が上がっています。

祝融(シュクユウ)中国神話の火の神。

饕餮(トウテツ)中国神話の怪物。体は牛か羊で、曲がった角、虎の牙、人の爪、人の顔などを持つ。

禺彊(グウキョウ)

句芒(クボウ)

蓐収(ジョクシュウ)

竦斯(ショウシ)

白鵼孟極(モウキョク)

~以上~

 

どうですか?メルヘンで面白かったでしょ?

しかしです・・・・・大事な物を忘れているんです・・・・

もっと重要じゃないかと思うもの・・・・・・

それが何だと思いますか?皆様はその事を知ったら・・・・・・絶対

はっ!(;・д・)っとする事を保証します☆-(ゝω・)v

 

それでは続きは次回にWwwwwwww焦らしのサドっ子タカチホより♡

 

 

続きは→その14


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