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それは・・・馬頭観音です
花が新しいです。大切にされてそうな雰囲気ですね(^ω^)ニコニコ

ここは、農業地帯で馬も作業に使用して居たという事で馬頭観音が大事にされて来たのでしょう。

馬頭観音は、馬と付くだけに家畜の健康とか安全を守る神様でもありますからね。



馬頭観音のあらまし ウィキペディアより引用

馬頭観音梵名ハヤグリーヴァ )は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。

観音菩薩の変化身(へんげしん)の1つであり、いわゆる「六観音」の一尊にも数えられている。柔和相と憤怒相の二つの相をもち、日本では柔和相の姿はあまり知られておらず作例も少ない。


 そのため、観音としては珍しい忿怒の姿をとるとも言われ、通例として憤怒相の姿に対しても観音と呼ぶことが多いが、密教では、憤怒相の姿を区別して馬頭明王とも呼び、『大妙金剛経』(大正蔵:№965)に説かれる「八大明王」の一尊にも数える。


ウィキペディアより引用

何故かボストン美術館に有ります

仏教はインドからという事で・・・・インド仏教での神話で関連のあるものを引用します。


【元来馬頭観音とは何か?】

日本で馬頭観音と言われている梵名のハヤグリーヴァは「馬の首」の意である。

 これはヒンドゥー教では最高神ヴィシュヌの異名でもあり、馬頭観音の成立におけるその影響が指摘されている


 つまり・・・・馬頭観音=ヴィシュヌという事・・・・

ここまでわかるともっと面白くなります(´∀`*)この世は破壊と創世を繰り返すのですが・・・・

例えば、丁度現在の世が終わる時に、全ての生物が滅び去った後、再び世界が創造されるまでの間、ヴィシュヌ(馬頭観音)はアナンタの上で眠り続けるとされる。


アナンタはこの世が始まる以前、宇宙が混沌の海だった時に、ヴィシュヌがアナンタを船の替わりにして、その上に寝ていたという。


ウィキペディアより

また、アナンタ(九頭龍)はヴィシュヌ(馬頭観音)の使いとされる。


アナンタって何?

その名は「無限」を意味する。やはり千の頭をもつといわれる。シェーシャと同一視され、したがってヴァースキ(Vaski 和修吉)とも同一である。

で・・・このヴァースキが九頭龍に相対します


 つまり・・・・・・和修吉=九頭龍って事

馬頭観音は九頭龍を伴っているって事です。



おまけ♥
点から光が山に降りてきて・・・・・

赤い明王様のお顔が薄らと・・・・・



次回は、インドの神話をもう少し深く掘り下げますね。

新しい発見がありました・・・・・



続きは→その9