前回は→その2            最初から→その1




 素敵なお宝の御紹介前に・・・。


以外の二つの岩の御神体について御紹介して行きたいと思います。


そのほかの岩とは・・・・?


空海が降ろした三つの隕石・・・・・。


その呪術が行われた場所は実在するのです(*^^)v



【八丁三所伝説より】

獅子窟寺とその周辺 境内説明板より
 

  この寺は普見山獅子窟寺といい真言宗高野山に属する。


開基は役小角と伝えられ本尊薬師如来は弘仁期の榧材の一木造りで国宝である。

  聖武天皇の勅願を受けた僧行基(688-749)が堂塔を建て金剛般若窟といった。その後に空海もこの山で修行した。

~以上が引用です~
 



そして、平安時代(810年~824年)に、空海(弘法大師)がここで修行していた際に・・・・


「呪文を唱えると空から星が降ってきて、交野市内の3か所(妙見山と光林寺、星の森)にそれが落ちた」


と言う風に伝えられているのです・・・・。


これらの地は八丁三所と言われて居ます。

①妙見山については前に詳細を述べました→こちら

②光林寺の隕石の御神体


現在も境内には空から降ってきたといわれる
影向石(ようごうせき)が祀られています。

※影向石とは神仏が降臨する岩座で、仏教の用語


③星の森


と・・・・。この様に同時に落ちて来た隕石は三つあり、そしてそれぞれ御神体として祀られて居るのです。


そして上記の様に八丁三所

解説します。


空海が、獅子窟寺の宝窟に入り秘法を唱えると、七曜の星(北斗七星)がこの地の南西方面に降り、等距離の三ヶ所に分れたと言われている。八丁三所と云う。八丁は900m


※つまり、この内容からわかる事は一辺900mの正三角形が描かれると言う事です!


三つはつまり・・・・どういう事なのか・・・・?


勘の鋭い方はお解りかと思います。


そうです!その三つのセットって造化三神であると感じませんか?



そうです・・・船に乗ってきた北極星(天之御中主)がなら・・・・三位一体で一緒に来る者は・・・・・

①天之御中主(あめのみなかぬしのかみ)

②神高御産巣日神(たかみむすびのかみ)

③神産巣日神(かみむすびのかみ


私は七夕の謎が解けなくなっているのはわざとだと思います。

だって解けてしまったら本当に大事な物が何か分かるからですよ


空海が居た頃の平安時代には既に宮廷の行事とされているし、物語も今の話しと同じ様な感じになっていました。


しかし・・・空海が景教徒(これは高野山の僧侶の方も文献を出している位です)で有ったなら・・・・


表の神道の方のセオリツヒメが織り姫で、だからその石は織石

(妙見山の御神体の岩石の名前です)だというのだと空海が設定すると思いますか?


答えはノーでしょう。だって古神道なら多神教ではなく、唯一絶対神の信仰で有る事は誰が見ても明らかな事だと思います。


だから七夕というのは表向きで実は『七』という数字に深い意味をかぶせて居ると感じます。

これは彼からの暗号だと思います。


その事はカッバーラで見ても六は人間。七は神様を現しますという事にも繋がっている気がします。


さて、いよいよ次はお宝のお話しです。


これを見れば古代からどれほど北斗七星が大切に思われて居たかがわかります。


そんなお宝とは何でしょうか・・・?




続きは→その4