~プロローグ~

私は気が付いた・・・・前から七夕の織姫は瀬織姫では?

という考えを示している方も散見しましたが、どうしてそれが、正しい考えなのか?


はっきりと論じている物が有りませんでしたが。


たかちほが、誰にでも解り易く解説して行きたいと思います。

まず一つ言えるのは・・・・

七夕のお話しは、あの様な形になったのは、いつからでしょうか?

実はそこに答えが有ったのです。


そして何故北極星が大事と思われて居るのか、はっきりと書かれているのものが数少ないと思えたので、最初にそれを述べて行きたいと思います。


何と言うのか・・・・時代と共に宗教って形を変えてしまいますよね?


現代の常識をあてはめてしまうので皆迷子になるのです。

私自身もそうでした。

なのでそんな体験から、きちんとあらゆる背景を調べてからまとめていくと色々な物の謎が解かれて行くのです。


飛鳥氏等の本を読むと北極星信仰とオリオン座は良く出て来るのですが、星に関する専門書では無い為、肝心の

「どうしてそうなのか?」という部分が私は掴み取れませんでした。


まず言えるのは、今の仏教はあらゆるものが混ざってるという事は抗いがたい事実で有ると思います(結局その他の宗教もそうかもしれません)


この北極星の信仰とは・・・・道教における

『星辰信仰、特に北極星・北斗七星に対する信仰』

までにさかのぼります。

  妙見(ミョウケン)信仰とは、一般には仏教でいう北辰妙見菩薩(ホクシンミョウケンボサツ)に対する信仰をいうが、その原姿は、
 道教では、北天にあって動かない北極星(北辰ともいう)を宇宙の全てを支配する最高神・天帝(太一神ともいう)として崇め、その傍らで天帝の乗り物ともされる北斗七星は、天帝からの委託を受けて人々の行状を監視し、その生死禍福を支配するとされた。


そこから、北辰・北斗に祈れば百邪を除き、災厄を免れ、福がもたらされ、長生きできるとの信仰が生まれ、その半面、悪行があれば寿命が縮められ、死後も地獄の責め苦から免れないともされた。

 この北辰・北斗を神格化したのが『鎮宅霊符神』(チンタクレイフシン)で、それが仏教に入って『北辰妙見菩薩』と変じ、神道では『天御中主神』(アメノミナカヌシ)と習合したという。


上の赤い部分凄く重要です。

内容が少し難しいので。この部分だけでも覚えて頂くと、凄く良く理解できると思います。


つまり・・・

道教では北辰・北斗(北極星)を神格化し『鎮宅霊符神』に

→仏教では『北辰妙見菩薩』と変じ

→神道では『天御中主神』(アメノミナカヌシ)と習合。


『鎮宅霊符神』=『北辰妙見菩薩』=『天御中主神』

という事です。


道教では、天にあって動かない北極星(北辰ともいう)を宇宙の全てを支配する最高神・天帝(太一神ともいう)として崇め、その傍らで天帝の乗り物ともされる北斗七星


この記述で解ります。そうです宇宙のスノ神。ヤハウェだと感じませんか?太陽神ラーです。

だからこそ、神道でも、北極星は大事にされたのだとこれで理解出来ますね(*^^)v


そして彼は船(北斗七星)に乗ってやってきます。

まさに天空船。




因みに天の船は実在します。

エジプトの太陽船の図に似てます。



ベランダに降りて来た兎兄です。





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