極上生徒会「恋せよ女の子」
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【このコンテンツは批評目的による「極上生徒会」の音楽からの引用が含まれています。音楽の著作権は著作権者に帰するものです。また、個人的耳コピのため音楽的には間違った解釈である可能性もありますが、故意に著作権者の音楽の価値を低めようとするものではありません。著作権者主体者の権利、音楽の美学を侵害した場合このページに限り、いかなる修正・削除要請にも応じますので、ご教授ください】 今週最終回となってしまう、アニメ「極上生徒会」より、田村ゆかり歌う主題歌「恋する女の子」を研究。キーはFメジャー、4/4拍子。 【I-1】
シンセサイザーのみのイントロ部分。コード進行は Ⅰ-♭Ⅶ7-Ⅵm7-Ⅳ-Ⅴ7 バッハのプレリュード(参照 )を思わせるアルペジオプレイがよい。 【I-2】
エレクトリック・ギターが「テレレテレレテレ♪」とパンク・ロック風カッティング(参照 )。スリーコードで、 Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ7 これが【A】パートの基本形態となる。 【A】
【I-2】と同パターンで4回繰り返し。最後だけトニックのまま終わる。これは来る【B】パートでキーFマイナーへの同主調転調が行われるためだ。 【B-1】
キーFマイナーとなって、1~7小節は ♭Ⅵ-♭Ⅲ-Ⅴ7-Ⅰm サブドミナントマイナー→トニックマイナー→ドミナント→トニックマイナーという進行。8小節は Ⅰm-♭Ⅶ7-♭Ⅵ-Ⅴ7 の「かっぱの歌」 と同じパターンだ。 【B-2】
【B-1】と4~9小節が異なり、ドミナントのままフラメンコ進行(参照 )で♭Ⅵをはさむだけ。これは【C】パートで再度同主調転調してキーFメジャーに戻るためだ。 【C】
サビ。1~8小節は Ⅰ-Ⅴ7-Ⅵm7-Ⅴ7-Ⅰ で前半はパッヘルベルのカノン と同じだが、すぐトニックに戻って、9~14小節、 Ⅳ-Ⅲm7-Ⅵm7-Ⅳ-Ⅴ7-Ⅰ Ⅳから短二度下降ののち完全四度上昇を繰り返すパターン(参照 )(注:Ⅱm7はⅣに代理されている、またⅣ-Ⅴ7部分を2回繰り返している)で終止。 軽妙な間とテンポが素敵な作品だったのに。 ■関連リンク:公式ページ ■関連記事:バッハのプレリュード 空耳ケーキ ぱにぽにだっしゅ!「ガールッピ」 ☆音楽解析の続編は『コチラ』 にて! |