エロジャケに気をつけろ【連載第17回】 | 牧歌組合~45歳からの海外ミュージシャン生活:世界ツアーに向けて~

エロジャケに気をつけろ【連載第17回】

ジャケにピクン! 音にピクン!

 夏も終わりつつある。

元気で。とりあえず元気で。牧歌組合の味は人間味。Really?


デヴィッド・マシューズ&ザ・スーパー・ラテン・ジャズ・オーケストラ(David Matthews&the Super Latin Jazz Orchestra) / マンボNO.5
 相沢沙世、明治ぷるるんの記事で「マンボとファンクの関係」について多少述べたが、このアルバムも1つの逆の例。デヴィッド・マシューズは1970~73年のあいだ、ジェイムス・ブラウンのバックバンドで、ピアニスト兼アレンジャーとして活動。その後独立しソロ作品を1974年発表。マンハッタン・ジャズ・クインテットなどで現代ジャズをリードする存在となる。そんな彼が、マンボに取り組んだのがこの作品。全てがゴキゲン。

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大西ユカリと新世界/ 七曲入
 大阪人らしい、物凄くファンキーかつ、ソウルフルかつ、メランコリックかつ、情緒的かつ、懐古的かつ、オモロイ音楽を作りつづける大西ユカリ。昭和歌謡や、昔の和田アキ子が好きな人なら絶対ハマる。ただし、このアルバムには15曲入っている。大西ユカリと新世界は、永井豪トリビュートアルバムにも参加する予定(9月リリース)。

■関連リンク:大西ユカリ公式ページ

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V.A/Festival Express (2pc) (Ws Sub Ac3 Dol Dts)
 ザ・バンド、ジャニス・ジョップリン、グレイトフル・デッド、フライング・ブリトー・ブラザーズ、バディ・ガイ、シー・トレイン、トム・ラッシュ…。1970年カナダでのフェスティバルの貴重な映像群。残念ながら(僕の大好きな)グラム・パーソンズ(Gram Parsons)はいないが、フライング・ブリトーズの映像「Lazy Days」には滅茶苦茶感動。バディ・ガイとリック・ダンコ(Dick Danko、ザ・バンド)が共演する「Baby Here I Come」にも涙。ジャニス・ジョップリン(Janis Joplin)の「Me and Bobby McGee」にも涙。アメリカン・ロックの真髄だ。

ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears) / Boys
 先週採り上げた「24」ジャック・バウアーの娘、エリシャ・カスバードがアダルト・ヴィデオ女優役で出演する映画、

「ガール・ネクスト・ドア」の卒業記念パーティシーンでかかっていた曲が、N.E.R.D.の「ラップダンス(Lapdance)」。そんなN.E.R.D.のファレル・ウィリアムスが、ブリトニーと共演したシングル。

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V.A./ スーパー・ベスト・トランス・プレゼンツ・ビキニ・トランス  
 エイベックすらしいオムニバス。S.T.F.フィーチャリング・ショーン&キム、オーバーヘッド・チャンピオン、サイバーX・フィーチャリング・ショーン、スプリング・ブレイクなどなど。あのオゾンの「恋のマイアヒ」も含んでます。
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