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as is

小さな私が出会った、日々の出来事について。

また、右肺が破れちゃった・・・。


9日(木)の夜、お風呂に浸かっていたら、
胸骨辺りから、


・・・ブホッ!ゴボッ!!


って、音がした。

もう、ビックリ!


『とうとう、胸でオナラをするようになったのか!!』って。

しかも、体外にガスを排出することもなく、
なんて、環境に優しい身体でしょう。


・・・ま、そんなことはあるはずもなく、
驚きの余韻が消えた頃から、胸痛が。。。orz

ヨロヨロとお風呂から這い出て、
そこから2時間程、じっと耐えることになりました。


息を吸うと、痛い。
うつむくと、苦しい。
横になっても、しんどい。
寝返りを打つと、その度に痛い。
かといって、起き上がっても痛い。


「じっとしとれ。」
神様が、そう言ってるとしか思えない。

だから、言いつけを守りました。


そしたら、
いつの間にか寝てた…。ぐぅぐぅ


目が覚めたら、痛みが引いていた。


『やった、ミラクル!チョキ

と、思ったものの、
起き上がったら、胸骨付近に違和感。

ゲップが、出そうで出ない・・・みたいな。


「あ~、それは、気胸の患者さんの典型的な症状だね」
いつかの、アディ先生の声が蘇る。


この2ヶ月、ほとんど気胸の症状がなかったので、
『もう、治ったんじゃないかしらん?』
と希望を抱きながら過ごした分、なかなか病院に行く気がしない。


しかし、日増しに体調が右肩下がりになってきたので、
14日(火)にクリニックに行きました。
やっぱり、気胸になっていた。

む、、無念じゃ。ダウン

幸いにも、程度は軽かったので、今月も様子見です。


湿気を含んだ重い空気と、低気圧の影響か(?)
なかなか、調子が戻らない。


眠っても、眠っても、疲れが取れない。
スタミナがない。
時々、息が苦しい。
肩こりがハンパねぇ。
そして、おムネが痛い。
右上腕が痺れる。


そして、手のひらにはガングリー。
ガングリーよ…、お前もか。


順調に成長したガングリーは、
最近、自己主張をするようになりました。

控えめなキミとなら、上手くやっていけそうだと思ったのに。
すっかり、変わっちゃって。。。


気胸も、ガングリーも、
この際、纏めて面倒を見てやるので、大人しくしておくれ。

・・・お願いだから。

手のひらに、居候さんが棲みつきました。
右の薬指の付け根、関節の上にお住まいです。


自己主張をあまりしない、控えめな性格。
その上、ちんまりとしている(BB弾くらいの大きさ)ので、
存在になかなか気付かなかった。


10日ほど前から、硬いものを握ると違和感はあったけれど、
はっきり異常を感じたのは2日前のこと。


会社の階段を上っているとき、手すりを握ったら、
違和感のある部分が、ほんのり痛い。
「・・・!?」
階段で立ち止まり、薬指の付け根付近に触れると、
あっさりと、硬いしこりを発見。

「まあ、大したこともなかろうもん。。。」
と、一旦は無視を決め込んだ。 シラー



私は、ほぼ一日中、PCを使って仕事をしている。
残念なことに、しこりはマウス操作の度に気になる存在となった。
だんだんと、石川啄木よろしく、“ぢつと手を見る”時間が増ていった。


ちょうど、潰瘍性大腸炎の薬が残り少なくなってきたところだったので、
エリート先生(総合診療科も経験)に、ついでに診てもらうことにした。


「今すぐに何かしなくても、大丈夫だと思いますよ」
しこりに軽く触れたり、ゴリゴリ押したりした後、先生は言った。
痛みが強くなったり、大きくなったりしたら整形外科へ行ったほうがいいけれど、
しばらく様子見で問題ない、と先生は微笑んだ。


エリート先生の診察は、とても丁寧なので、
先生に「大丈夫」と言ってもらえると、気持ちも落着く。


エリート先生は診断を下さなかったけれど、
気になるのでネットで調べてみたら…、


ガングリオン


っていう腫瘤みたい。



「何ですか、そのモンスターみたいな名前は?」
職場で隣席の、キティ嬢は怪訝そうな顔をした。
確かに、めちゃくちゃ強そうな感じよね。

世界征服企んだりするらしいよ?



私の手のひらの、名前のわりに地味な居候さんにニックネームを付けてみた。
ガングー、グリオ、リオン、…などの候補の中から、
“ガングリー”に決定。


ニックネームを付けると、妙に親しみを感じてしまう訳ですが、
ガングリーには、できるだけ早く、お引取り頂くようお願いしているところ。
しかし、ヤツはシャイで寡黙なので返事をしません。


そして、やっぱり今日も、
ついつい、手を見てしまうのでした。


ガングリー、

悪いけど、早めに撤収してね。(・ε・)

随分と間が空きましたが、この話( )の続きです。



鎮痛剤(ロキソプロフェン)なんぞ、焼け石に水みたいなもので、
ちっとも効きやしねぇ。


肋間神経痛は、ほぼ最高の痛みをキープ。
横隔膜が上下する度に、いっそう痛みが増すので、

呼吸はどうしても浅くなり、回数も減る。


それまでに体験してきた肋間神経痛は、

激痛でも10分もあれば回復していたので、まだ我慢できた。

今回ばかりは、いつになったら痛みが治まるのか想像もできない。


痛みのあまり、自分で起き上がることも、寝返りを打つことも難しい。
胸腔ドレナージ開始後、わずか1時間で筋金入りの病人になってしまった。


「息が苦しい…です」
と訴えると、看護師さんは慌ててパルスオキシメーターを取り出した。

酸素飽和度を測ってもらう。
「97%だから、大丈夫だわ」
看護師さんは、問題ないという顔をした。
酸素飽和度(SpO2)は、90台後半であればOKらしい。


救急車の中では、100%(※)だったのに。。。
何で処置後の方が痛いし、苦しいんだ。。。
『病院=行けば楽になるところ』と思い込んでいた私は、
この状況に納得できるまで、しばらく時間が必要だった。



※酸素飽和度(SpO2)=100%がいいと言う訳ではありません。
 過呼吸など、何らかの異常で100%になることがあります。
 
 ちなみに、私は平常でSpO2=100%であることが多いです。
 どうやら珍しいようで、何度か困惑する場面に出くわすことに。

 

 出会って間もない頃のアディ先生は、酸素飽和度を測定中に

 「この器械壊れてる!ヾ(。`Д´。)ノ」とプローブを投げたことがありました…Σ(・ω・ノ)ノ!
 別の病院では看護師さん達が、

 「これ、壊れてるみたいねぇ…」と、パルスオキシメーターを持ったまま裏へ消えて行きました…( ̄□ ̄;)!!


 あの器械たちの、その後が心配。。 (・_・;)