随分と間が空きましたが、この話(★ )の続きです。
鎮痛剤(ロキソプロフェン)なんぞ、焼け石に水みたいなもので、
ちっとも効きやしねぇ。
肋間神経痛は、ほぼ最高の痛みをキープ。
横隔膜が上下する度に、いっそう痛みが増すので、
呼吸はどうしても浅くなり、回数も減る。
それまでに体験してきた肋間神経痛は、
激痛でも10分もあれば回復していたので、まだ我慢できた。
今回ばかりは、いつになったら痛みが治まるのか想像もできない。
痛みのあまり、自分で起き上がることも、寝返りを打つことも難しい。
胸腔ドレナージ開始後、わずか1時間で筋金入りの病人になってしまった。
「息が苦しい…です」
と訴えると、看護師さんは慌ててパルスオキシメーターを取り出した。
酸素飽和度を測ってもらう。
「97%だから、大丈夫だわ」
看護師さんは、問題ないという顔をした。
酸素飽和度(SpO2)は、90台後半であればOKらしい。
救急車の中では、100%(※)だったのに。。。
何で処置後の方が痛いし、苦しいんだ。。。
『病院=行けば楽になるところ』と思い込んでいた私は、
この状況に納得できるまで、しばらく時間が必要だった。
※酸素飽和度(SpO2)=100%がいいと言う訳ではありません。
過呼吸など、何らかの異常で100%になることがあります。
ちなみに、私は平常でSpO2=100%であることが多いです。
どうやら珍しいようで、何度か困惑する場面に出くわすことに。
出会って間もない頃のアディ先生は、酸素飽和度を測定中に
「この器械壊れてる!ヾ(。`Д´。)ノ」とプローブを投げたことがありました…Σ(・ω・ノ)ノ!
別の病院では看護師さん達が、
「これ、壊れてるみたいねぇ…」と、パルスオキシメーターを持ったまま裏へ消えて行きました…( ̄□ ̄;)!!
あの器械たちの、その後が心配。。 (・_・;)