(8) 痛みとの戦い-その1- | as is

as is

小さな私が出会った、日々の出来事について。

随分と間が空きましたが、この話( )の続きです。



鎮痛剤(ロキソプロフェン)なんぞ、焼け石に水みたいなもので、
ちっとも効きやしねぇ。


肋間神経痛は、ほぼ最高の痛みをキープ。
横隔膜が上下する度に、いっそう痛みが増すので、

呼吸はどうしても浅くなり、回数も減る。


それまでに体験してきた肋間神経痛は、

激痛でも10分もあれば回復していたので、まだ我慢できた。

今回ばかりは、いつになったら痛みが治まるのか想像もできない。


痛みのあまり、自分で起き上がることも、寝返りを打つことも難しい。
胸腔ドレナージ開始後、わずか1時間で筋金入りの病人になってしまった。


「息が苦しい…です」
と訴えると、看護師さんは慌ててパルスオキシメーターを取り出した。

酸素飽和度を測ってもらう。
「97%だから、大丈夫だわ」
看護師さんは、問題ないという顔をした。
酸素飽和度(SpO2)は、90台後半であればOKらしい。


救急車の中では、100%(※)だったのに。。。
何で処置後の方が痛いし、苦しいんだ。。。
『病院=行けば楽になるところ』と思い込んでいた私は、
この状況に納得できるまで、しばらく時間が必要だった。



※酸素飽和度(SpO2)=100%がいいと言う訳ではありません。
 過呼吸など、何らかの異常で100%になることがあります。
 
 ちなみに、私は平常でSpO2=100%であることが多いです。
 どうやら珍しいようで、何度か困惑する場面に出くわすことに。

 

 出会って間もない頃のアディ先生は、酸素飽和度を測定中に

 「この器械壊れてる!ヾ(。`Д´。)ノ」とプローブを投げたことがありました…Σ(・ω・ノ)ノ!
 別の病院では看護師さん達が、

 「これ、壊れてるみたいねぇ…」と、パルスオキシメーターを持ったまま裏へ消えて行きました…( ̄□ ̄;)!!


 あの器械たちの、その後が心配。。 (・_・;)