毎日読んでいる倉橋竜哉さんのメルマガ「天才のヒント」。
先日、何気なく読んでいたら
その中にさりげなく
私のブログにリンクが貼られてるじゃありませんか・・・
オシリの話じゃなくて
「婚活」の話だったんですが、
「会員費」と「成婚料」について
何がどう違うか分かりやすく
書かれていました。
肛門科と結婚相談所。
一見、全く何の関係も脈絡も無いように思われますが、
実は意外な共通点があったんです！
それは
会員数が多い結婚相談所が、
必ずしも良い相談所とは
限らないってことなんです。
これを肛門科に当てはめると
患者数が多い肛門科が
必ずしも良い肛門科とは限らない
となります
結婚相談所に入会する人は
何を目的にしているか？
それは
ステキな相手と結婚することですよね？（多分・・・）
相談所の会員になりたくて
入会する人っていないと思うんです
自分にとってステキな相手を見つけて
紹介してくれるのが相談所。
ステキかどうかの基準は
人によって違うはず。
一人一人のニーズやウォンツを
詳細に把握し、
データや経験、長年培った勘で
この人！！
と思う人を紹介する。
マッチングがうまくいけば成婚となる
そこでビジネスなので
お金の話になります。
入会金としてお金を払う
年会費として毎年お金を払う
成婚料としてお金を払う
という主に３つのパターンがあるそうです。
どれか一つという所もあるでしょうし
３つともという所もあるかもしれません。
じゃあ
この中でどれが会員にとって得か？
を考えてみましょう。
ゴールは結婚ですから
結婚できればお金に糸目は付けない
という人もいるでしょう。
でも
出来れば
出来るだけ安くゴールしたいもの
となれば・・・
入会してすぐにステキな相手と巡り会え結婚に至る
のが一番安くつきます。
成婚料がいくらかによりますが
入会金と年会費って
結構な額がするようですから
年会費のみで成婚料は無料
というと
すごくお得な感じがするのですが
結婚相談所の立場になって
よーく考えてみると
いつまでも結婚できずに
ずーっと年会費を払い続けてくれる
永遠に結婚せずに
会員でいてくれる人が多ければ多いほど
相談所は儲かります
そして
会員数がどんどん増えていきます。
だって
結婚する＝会員でなくなる
わけだから
相談所にとったら
会員数が多いことは宣伝にもなるし
数の効果で集客にもなります。
だけど
よーく考えてみたら
それだけ
結婚できない人が多い
成婚率が低い
とも言えますね
倉橋さんは
この話を聞いた時に
真っ先に
私のこの記事が浮かんだそうです↓（笑）
えげつないタイトルと
ぶった切りの内容なので
賛否両論あると思いますし
批判もあるでしょう。
読んでイヤな思いをされた人もおられると思います。
でも
これは私が言ったんじゃなくて
患者さんのナマの言葉です。
しかも何人も・・・
行列に並んでいる人の心に
疑問符を投げかけ、
少しでも自分のオシリや体に目を向けて、
専門の先生にかかってほしい
そんな思いで書きました。
業界は違えど
肛門科と結婚相談所は、
構図としては共通点があって
おもしろいと思いました。
肛門科ってね
内科と違って
治ったら治療が終了し
もう患者さんじゃ無くなるんです。
いつまでも毎週、毎月、
通うところじゃない。
治ったら終わり。
だから
言葉は悪いけど
治らずに
ダラダラずっと通ってくれる人を
たくさん作って患者さんにする方が
儲かる仕組みがあります。
一見、混んでいる所が
腕が良いとは限らない。
隅越幸男先生が生前に
「保険診療っておかしいよね。
だってさ
腕の良い熟練の肛門科医が
一発で治すよりも
駆け出しの医者が
何度も手術して治す方が
儲かるなんてさ。
だからね
肛門科の治療はマルメがいいね。
この痔
完治までいくらです
ってする方が
患者にとっても医者にとっても
いいよね。」
って。
まさに「成婚料」の考え方です。
完全に治るまで〇〇円
の方が、
過剰診断・過剰医療の
防止につながるかもしれません。
大阪肛門科診療所は自由診療なので
そうありたいと思い
手術代は
「完治するまでの料金」としています。
何か手直しをしたり
経過が悪くてやり直しの手術をしても
追加で手術代は頂かないルールです。
どっちがいいか
それは人によって違うでしょう。
だから
結婚相談所も肛門科も
あなたが決める。
高くても
あなたにとって価値があると思えるなら
それでいいと思うんです。
正解は誰も与えてくれません。
誰も教えてくれません。
だって
正解は一人一人違うから。
あなたにとっての正解に巡り会え
あなたが幸せなら
それでいいと思うんです
結婚相談所の話が
またまたオシリの話になってしまい
申し訳ありません
私の外来にたくさんいる
30〜40代の美人ステキ女子に
早くステキな人に巡り会って
結婚して欲しいという思いを込めて
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