ラジャスタン旅行7(ウダイプールで乗馬・外乗) | 女医の国際精神保健

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情報もオススメもかなり頼りにしているLonely Planet。

 

 

 

その中にあったKrishna Ranch情報。

http://www.krishnaranch.com/

メールで問い合わせてみると、9時頃にホテル送迎で、その後3時間程度のトレッキングで村を回り、昼食をとって、またホテルへ送迎して、一人2700ルピーとのこと。

(曜日などもあり両替がうまくいかなかったので、事前に相談して支払いの一部はドルで受け取っていただけました)

「初心者でも大丈夫なら行ってみたい!」と言ってくれた友人ちゃんと一緒に申し込みました。

外乗は日本ではなかなかできないから、私🎶るんるん🎵。

 

送迎を受けて、乗馬クラブ兼コテージに到着すると、馬(全部で40頭くらい。繁殖もしているとのことで美しき種馬もいれば、珍しい双子の仔馬もいました。)や犬(子犬育て中!)や牛(親子)やいろんな家畜がいます。

みてるだけで楽しい。

鞍は鞍でしたが、それ以外の馬具も道具もなんだか手作りっぽい感じ。

馬は「首輪」と「足輪」みたいのがあったりなかったりで繋がれながら馬装。

馬は快適なのかしら?と心配になる側面と、こんな気軽な感じでいけちゃうんだって安心する側面が入り乱れる心持ち。

 

(写真は別の場所ですが、牧場の馬たちもこんな感じでマラワリ種)

 

乗ったことあるか?と確認されながら、ヘルメットを被ります。

牧場長は「どうぞ乗ってください」と一人一人乗せつつ、さりげに確認しているようなしてないような。

「蹴らないでね」と一言言われて、敏感な馬なのかしら?とやはり知らない馬だし、知らない土地だしちょっと不安に思いつつ、その内様子が分かるかしら?と考える。

このあたりは小さい時には感じなかった不安感よね。。。障害飛んでいても「落ちたら嫌だな」ってこの数年は考えちゃうけど、昔はそんなこと全く頭に浮かばなかったもの。

不安は馬に伝わるから、「私がボスよ」といつも毅然としていないといけないんだけど。

そんな中、特に馬の特性の説明とか、馬場で試し乗りとかもないまま、出発。

一応様子を見ていたのか、牧場主の指示で、友人ちゃんにのみ伴走がついて、私の伴走の人は牧場に残りました。

 

牧場を出ると、インドの道路だから、大きなものを運んでいる人、爆音の車やバイク、牛の集団などなどとすれ違ったり一緒になったりしますが、馬たちはちっとも驚かない!

いろんなところで外乗行っていますが、これは初めての体験!

爆音で動くものに全く驚きもしない馬たち。

あからさまに外人の私たちに子供達が大きな声で挨拶したり走って寄って来たりすると、さすがにちょっとたじろぐ馬ちゃん。

でも、牧場の存在は知られているのかな?子供達は好奇心キラキラだけど、静かにやり過ごしてくれている様子がちらほら見受けられる。

 

私のお馬ちゃんは時折早足や駆け足になったりする。

これはちょっと楽しいけど緊張の瞬間でもあります。

早足なら早足で乗っていればいいけど、自分が指示していない動きをされるとやはり困る。

しかも、私の知る減速の合図がどうも効かない。。。「蹴らないで」って言われちゃったのも頭に残っている。。。脚が怖くて使えない。。。。とりあえず、牧場長の馬のお尻に向かって走ると、気配に気づいた牧場長が何かヒンズー語で「止まれ」「静かに」的な一言を言うと、馬は静まります。

体の合図ではなくて言葉が合図なの??

これは効果があるのと、あとはちょっとくらい走っても大丈夫ということが分かったので、この図式で3時間を過ごしました。

 

牧場の人がバイクで先回りして何かを確認してくれている様子。

牛の集団とかいると馬が慌てるし通れないしなので、追い払っといてくれているんだって。

色々新鮮。

日本とかで応援がつくとしたら、ボロ(馬糞)の回収とか乗り代わりの人とかだけど。

写真も色々撮ってもらえました。

 

畑を通れば、ほうれん草や香辛料やマンゴーを育てているのを教えてくれます。

山が見えれば、それぞれの逸話を教えてくれます。

畑の間にもヒンズー教の神様が祀られていて、その見学をしたり、灌漑用水をどう引いているかを見たり。

所々、馬を降りて、村の中を歩き、一般的な家の間取りを見せてもらいます。

土間で牛を飼っていたり、壁の素材が土の家やコンクリの家など多彩だったり、結婚式の際の壁の絵を教えてもらったり。

インドのロードトリップをしていて気になっていたもの、見落としていたものなど説明で繋がっていきます。

牛を何頭も買っている農家は裕福そうでした。畑を耕すにしろ、牛乳を売るにしろ、いい収入のようです。

 

チャイ休憩をしたり、牧場に戻ってからの昼食なども美味しかった☆

 

10日間の遠乗りコースもあって、ウダイプールからプシュカーまで行ったりするそうです。

 

馬でトレッキングも楽しかったし、村についても学べて、良いツアーでした。

オススメ!