助成金と補助金って何が違うの?
こんばんは。社会保険労務士の神野です。
社労士が担当する業務の一つに「助成金の申請」というものがあります。
助成金は、簡単にいうと「国からもらえるお金」で、返済しなくていいお金です。
実は、起業時にもらえる助成金、というのもあるんです。
「資金準備」の代表選手と言えば、「融資を受けること」があげられますが、そのわき役として、助成金というものを頭の片隅に置いておかれるといいかもしれません。
そもそも、「助成金」というのは、条件をクリアすればもらえるお金です。
たまに、コンペを勝ちぬいた企業がもらえます!というようなものもありますが、これは一般的に「補助金」と言われています。
条件が該当したからと言ってもらえるわけではなく、応募者の中から、さらに厳選されるものです。
それと比較して、助成金は条件をクリアし、きちんと申請した企業は、もれなくもらえるお金なのです。
(もちろん、書類の不備や、期日に間に合わなかった、などもちろんもらえない場合もありますが)
ですから、自社が「該当するかも?!」と思った時は、申請しないと損だということです。
ただし、一つだけやっかいな問題があります。
それが、「色んな助成金がありすぎて分からない」ということ。
知らないうちに「申請してたらもらえたのに、もう手遅れ」なんてこともあります。
ですので、どんな助成金があるのか、少しでもいいので頭の片隅に置いておいて頂くだけで、全然違うと思います。
というわけで、次回以降、具体的な助成金の内容をご紹介していきます!
では、また来週!