必要なのは覚悟
経営者の思いと情熱を放送でカタチにする
顧客をファンに変える番組製作の指南役
"ファン増殖放送コンサルタント"
ラジオパーソナリティのTURKEYです
ラジオ番組のエンディングトーク
たまにこんなコメントを聴くことがある
グダグタな内容ですんません
謙遜なんでしょうかね
トークの稚拙さを詫びておられる
でもね
これってリスナーさんに失礼ですよ
例えば
ラーメンを食べに行って勘定の時
店のスタッフはこんなこと言う?
「グダグタなラーメンですんません」
聞いたことないでしょ?
でもおんなじことでしょ?
グダグタならお客様には提供しない
ていうか絶対に提供してはいけない
勘定で払った代金を返して欲しくもなる
「そんなラーメン食わすなよ!」
でも
お金は払ってないからいいんじゃね?
そう思う人もいらっしゃるでしょう
いやいやいやいや!
ある意味お金より大事なもの
お金は取り戻せる可能性が十分にある
けど絶対に取り戻せないものがある
時間
ラジオ番組はリスナーさんと時間を共有
つまりリスナーさんの時間を頂いてる
この認識が喋り手にあまりにも薄い
だからこそ過剰な謙遜になるのかな
そもそも
グダグタになってしまうような状態
そんな状態でマイクの前に座らないこと
しっかりと入念な準備をすべきです
時間という対価を頂いて番組をする
この認識をしっかりと持って下さい
こんなエンディングもよく聞きます
2人の掛け合いトークで多いパターン
A「今日の番組、どうでしたか?」
B「いやぁ、楽しかったですね」
A「本当に楽しかったですよね」
B「言いたいこと言えたんで満足です」
おかしくね?
これをまたラーメン店で例えるよ
A「今日の営業、どうでしたか?」
B「いやぁ、楽しかったですね」
A「本当に楽しかったですよね」
B「自分のラーメン作れたんで満足です」
これを勘定時に目の前でやり取りされる
今支払った代金
あなたたちの自己満足のための費用?
顧客の反応や声なんかは度外視
「お金、返してくれません?」
言いたくなりますよね?
営業時間を過ごした印象など
顧客にとっては全く無関係
それよりももっと気遣って欲しいこと
「おいしかったでしょうか?」
これはよく聞きますよね?
これがラジオではどんなコメントか
「お楽しみ頂けましたか?」
リスナーさんの反応は返ってこない
けどリスナーさんを気遣う優しさ
目配り気配り心配り
この配慮は持って当然のこと
言いたいことを言って終わる
伝えたいことを伝えて終わる
趣味でやるなら勝手にやって下さい
一人だけの自己満足なら何も言いません
セミナー講師でもホンマに多い
「伝えたいことを伝えるだけです」
「伝えたいことは全部伝えたので満足」
あなたの発表会ではない!!
セミナーのゴールはそこじゃないから
そんなことを言うのなら
受講者全員に受講料を返しもらいたい
厳しいようだが間違いではない
セミナーも
ラーメンも
ラジオも
過剰な謙遜
そして自己満足
顧客を裏切ってますから
覚悟が足らんのです
出来不出来ではなくて
「よくなって欲しい!」
「幸せになって欲しい!」
向き合う人としっかり向き合う
助けを求める人を確実に救ってあげる
必要なのは…
覚悟と責任です